『メイドインアビス』漫画原作11巻の時点でリコたちはアビスの深界六層まで進んでいて、深界六層に降りることは致死的な上昇負荷が約束されることからラストダイブ(絶界行)と呼ばれています。
リコたちはライザの封書に入っていた手紙を頼りに奈落の底を目指してアビスを進んでいるため今後もかなり過酷な冒険が予想されますが、アビスの最下層とは何層のことなのでしょうか?
この記事では、『メイドインアビス』の最下層は何層なのか解説し、奈落の底で待つの手紙についても考察していきます!
【メイドインアビス】アビスの最下層は何層?
ここからは、『メイドインアビス』のアビスの最下層とは何層なのか解説していきます!
アビスの層と名前一覧まとめ
まずはよりわかりやすいように、アビスの層と名前について一覧でまとめていきます。
層 | 名前 | 地上からの深さ |
深界一層 | アビスの淵 | 0~1,350m |
深界二層 | 誘いの森 | 1,350~2,600m |
深界三層 | 大断層 | 2,600~7,000m |
深界四層 | 巨人の盃 | 7,000~12,000m |
深界五層 | なきがらの海 | 12,000~13,000m |
深界六層 | 還らずの都 | 13,000~15,500m |
深界七層 | 最果ての渦 | 15,500~ ? m |
深界極点 | 奈落の底 | 20,000m以上 |
アビスには深界七層までの層が存在し、そのさらに深い地上から20,000m以上の地点にアビスの底「奈落の底」があると言われています。
アビスの最下層は深界極点・奈落の底
アビスの最下層は深界極点で「奈落の底」と言われています。
しかし実際に最下層まで行って地上に戻ってきた探窟家はおらず、アビスの深さ何m地点が奈落の底なのかそこには何があるのかなど詳細な情報は不明です。
そのためアビスの最下層を目指すということは、いつ死亡してもおかしくない状況を意味しています。
アビスの最下層からの帰還は不可能
アビスの最下層からの帰還は不可能です。
それはアビスの呪いといわれている上昇不可と関係していて、深界七層から深層の上昇負荷は「確実な死」とされています。
そもそもアビスの深界六層よりも深い層から帰還をすることは致死的な上昇負荷により帰還が実質不可能とされていて、深界六層に降りることはラストダイブ(絶界行)と呼ばれているうえに行くことを許されているのは探窟家の中でも白笛のみです。
深界六層に降りるには通常、深界五層の前線基地(イドフロント)にある下層に降りるための装置を起動する必要があり、それを起動させることができる唯一道具が白笛であるため、白笛かもしくは下層に降りることを可能とする遺物を所持している者しか深界六層よりも深い層に行くことはできません。
【メイドインアビス】奈落の底で待つの手紙について
ここからは、『メイドインアビス』の「奈落の底で待つ」の手紙について解説していきます!
奈落の底で待つの手紙はライザの封書に入っていた
「奈落の底で待つ」の手紙は、リコの母であるライザからの封書に入っていたものです。
ライザの封書は深界二層の監視基地(シーカーキャンプ)の守り人である白笛のオーゼンが、深界四層のトコシエコウの群生地にあった墓でみつけました。
墓に墓標のように立っていたのがライザが武器として使っていた一級遺物・無尽鎚(ブレイズリーブ)で、その場所でオーゼンはライザの白笛ととも置かれた封書をみつけて探窟家に地上へと持ち帰らせたのです。
奈落の底で待つの手紙はライザが書いたものではない
「奈落の底で待つ」の手紙は、ライザが書いたものではないことが漫画原作2巻14話ですでにわかっています。
それはライザの封書を発見したオーゼンが手紙の字がライザの字ではないと言ったからです。
オーゼンはライザの師匠だった人物ですので、ライザの字や筆跡がどんなものか知っていたのでしょう。
オーゼンは自ら子供騙しは嫌いと言っている程ですので、ライザの字ではないというのは嘘ではないと考えられます。
奈落の底で待つの手紙の謎について
ライザの封書に入っていた手紙を受け取って以来それがライザが書いた手紙だと思っていたリコでしたが、手紙の文字がライザのものではないとわかったことで「奈落の底で待つ」の手紙には多くの謎が残ったままの状態になってしまっています。
ここでは、作中でわかっている「奈落の底で待つ」の手紙の謎についてまとめていきます。
- 手紙はそもそも誰が書いたのか。
- 古い奈落文字だけで書かれている。
- やけに大きく書かれたいびつな筆跡。
- 使われているのは紙ではなく未知の遺物。
奈落文字はネザーグリフとも呼ばれ、現在ではオースの街の公用語として使われている文字です。
もともとはアビス内の遺跡で数万種と存在していた絵文字から、シンプルなものだけを選んで公用語の音(五十音)に当てて使われています。
また花、森、海のような解読された比較的簡素な表意文字は「簡字」として約300年前からオースでも使用されているのだそうです。
そのため「奈落の底で待つ」も本来であれば簡字が部分的に用いられても良いはずなので、古い奈落文字だけで手紙が書かれていることをオーゼンは疑問に感じたものと思われます。
【メイドインアビス】奈落の底で待つの手紙について考察
ここからは、『メイドインアビス』の奈落の底で待つの手紙について考察していきます!
奈落の底で待つの手紙を書いた人物は?
私は「奈落の底で待つ」の手紙を書いた人物は子供ではないかと考えています。
古い奈落文字だけで書かれていることややけに大きく書かれたいびつな筆跡だったのは、大人ではなく子供が書いたものだったからではないでしょうか。
子供が書いた文字なのであれば、簡字が使われていなかった理由にも文字がいびつだった理由にも納得がいきます。
子供の正体はアビスに還ったリコの本当の魂が実体化したものかもしれないです。
アビスに還った人間の魂はアビスの底で生まれ変わって暮らしていて、ライザはアビスの底でリコの本当の魂と出会ったのかもしれません。
アビスの底である奈落の底については作中ではまだ何も明らかになっていませんので、色々妄想できますし考えるだけでワクワクしますね!
奈落の底で誰が待っているのか?
奈落の底で待っている人物は、やはりライザではないかと考えています。
ライザはとてもいたずら好きだったということですし、誰かがこの手紙を自分の白笛とともに発見した時に「ライザが書いた手紙だ!」と勘違いしたら面白いと計画していたのかもしれません。
そしてきっとオーゼンがライザの文字ではないと気づくことも想定していたでしょうから、それによって自分に会うためにアビスの底を目指そうとする娘のリコの冒険がさらに面白いものとなるように仕向けたのではないでしょうか。
奈落の底で待つの手紙は途中で切れている?
「奈落の底で待つ」の手紙は途中で切れているのではないかとの考察が見受けられます。
私自身は漫画を読んだ時もアニメを見た時にもそのことには全く気づいていなかったのですが、手紙をよく見てみると「奈落の底で待つ」の「つ」にあたる部分がキレイに切れていることがわかります。
これに気づいた『メイドインアビス』ファンの方は本当にすごいですね!
手紙に使用されている紙は左側は傷んでいるかのようにボロボロに見えますが、オーゼンの力でも破れない特殊な遺物のようですのでそれを切るというのは誰にでもできることではありません。
これがライザが切ったものなのか全く別の人物の仕業なのかは不明ですが、「奈落の底で待つ」の続きが本当は存在していたことが示唆されています。
【参考記事のご紹介】
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まとめ
この記事では、『メイドインアビス』の最下層は何層なのか解説し、奈落の底で待つの手紙についても考察してきました。
- アビスの最下層は深界極点で奈落の底と呼ばれている。
- アビスの最下層からの帰還は「確実な死」の上昇不可があるため不可能。
- 「奈落の底で待つ」の手紙はリコの母であるライザからの封書に入っていたもの。
- 「奈落の底で待つ」の手紙はライザが書いたものではない。
- 「奈落の底で待つ」の手紙の謎は書いた人物を考察する手がかり。
- 手紙を書いた人物は子供でアビスに還ったリコの本当の魂が実体化したものではないか。
- 奈落の底で待っている人物はやはりライザではないか。
- 手紙は途中で切れていて実は続きがあったのかもしれない。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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