呼び込みで成れ果て村(イルぶる)に入ってきたオオガスミと戦うために出現した三賢(さんけん)のジュロイモー。
もともと三賢はワズキャン、ベラフ、ヴエロエルコだったはずですが、なぜジュロイモーが三賢になったのでしょうか?
この記事では、『メイドインアビス』のジュロイモーがなぜ三賢なのか、正体や価値についても解説していきます!
【メイドインアビス】ジュロイモーとは?
なんと頼もしい。やはりジュロイモーさんは特別ですね。私が白笛になったら共に夜明けを見にいきましょう(薄力粉とミキサー買います)。 pic.twitter.com/IYIDYt3G1o
— みけた (@take_miketa) April 19, 2020
まずは『メイドインアビス』のジュロイモーについて解説していきます!
ジュロイモー登場の経緯
ジュロイモーの登場は漫画原作7巻・46話で、成れ果て村を守るために登場しました。
成れ果て村で暮らす住人たちは成れ果て村から出ることができないため、村の価値の総量を増やして豊かにするために「呼び込み」と呼ばれる狩りを行います。
リコたちが成れ果て村に訪れていた際の呼び込みで成れ果て村に呼び込まれたのはオオガスミ(リコが命名)という凶暴な生き物で、過去にも成れ果て村に来てたくさんの村人を食べて精算を受けたにもかかわらず逃げ延びていたのです。
しかも今回は以前よりも大きく成長しており、たくさんの村人を狙ったオオガスミが市場に向かおうとしたところで三賢のジュロイモーが登場し行く手を阻んだのでした。
ジュロイモーとは三賢のひとり
ジュロイモーとは現在の三賢のひとりです。
三賢とは成れ果て村を作った3人の人物を指していて、決死隊ガンジャのメンバーだったワズキャン、ベラフ、ヴエコ(ヴエロエルコ)という名前の人間でした。
しかしジュロイモーは本来の三賢メンバーではないにもかかわらず、なぜか三賢のひとりとして成れ果て村で知られた存在になっています。
ジュロイモーの価値は激しい営み
ジュロイモーの価値は激しい営みです。
成れ果て村の住人は何かしらの「価値」をもっており、その価値を対価にものの売買などを行い生活をしています。
成れ果て村の住人のひとりであるマジカジャいわく、ジュロイモーは獲物が強そうだと勝手に出てきて戦うのだそうです。
ジュロイモーの価値である激しい営みとは激しい仕事や働きのことを意味しているようで、成れ果て村の守護者ともいえるジュロイモーにとっては相手が強ければ強いほど価値があるということなのでしょうね。
ジュロイモーの能力について
ジュロイモーの能力は、業物を創り出すことです。
業物はジュロイモーの口の下にある穴のような部分から作り出されるベトベトの棒のようなもので、ジュロイモーは業物を刀剣のように使って敵を攻撃します。
マジカジャが久しぶりに見ると言っていたことから、敵がよほど強い場合でなければジュロイモーは業物を披露しなくてもほとんどの場合は勝てていたということなのかもしれません。
業物の由来については作中では明かされていませんが、きっと刀剣のランクである業物元ネタなのではないでしょうか。
【メイドインアビス】ジュロイモーの正体をネタバレ
ここからは、『メイドインアビス』ジュロイモーの正体を解説していきます!
ジュロイモーの正体は元人間ではない
ジュロイモー
— ☕ (@Joshinco25) August 10, 2020
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ジュロイモーの正体は元人間ではありません。
他の三賢は成れ果てとなった元人間ですが、ジュロイモーだけは成れ果て村で作られた特別な存在です。
成れ果て村の住人のような成れ果てではなく、むしろ成れ果て村の一部でありジュロイモーの行動は村の意思であるとワズキャンが説明していました。
ジュロイモーはヴエコの記憶からできた
ジュロイモーはヴエコの記憶をもとに、成れ果て村の正体であるイルミューイがイルミューイにとって特別な存在だったヴエコから受けた信号で作ったのです。
ヴエコはリコが発見した時には、成れ果て村の住人たちが近づかないドグープ(目の奥)と呼ばれる場所で幽閉されていましたが、そこでイルミューイから送られてくる信号を通して成れ果て村の様子をずっと見ていたのです。
ヴエコは信号を意識的に送りイルミューイと意思の疎通ができるわけではありませんでしたが、ワズキャンはイルミューイがヴエコが塞ぎ込んだ寂しさからジュロイモーを作ったと話していました。
しかし実際のところジュロイモーが作られた本当の理由についてはわかっておらず、しかもジュロイモーは過去にヴエコを拾い奴隷のような酷い扱いをしていたクズな男性と同じ名前だったのです。
ヴエコが塞ぎ込んだ寂しさというのは、イルミューイを元に成れ果て村を創るというワズキャンの計画に賛成できずに自殺しようとしたヴエコに対してイルミューイが寂しさを感じていたということかと思いますが、イルミューイの特別な存在だったヴエコが最も嫌悪するジュロイモーに似た存在をイルミューイが本当に作るか疑問に感じます。
ジュロイモーがなぜ三賢になったのか?
ジュロイモーがなぜ三賢になったのか、その理由はジュロイモー自身が三賢を名乗ったからです。
ジュロイモーは突然成れ果て村に現れて自らを三賢だと名乗り、それ以来成れ果て村に危険が及ぶと村の守護者として敵を抹殺しに出てくるようになったのでした。
成れ果て村の住人とは異なる存在であるジュロイモーは、特別なヴエコ由来であり村の一部でもあるため「精算」の影響も受けることなく価値を他者から奪うことも可能なまさに特別な存在なのです。
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まとめ
この記事では、『メイドインアビス』のジュロイモーがなぜ三賢なのか、正体や価値についても解説してきました。
- ジュロイモーは成れ果て村を守るために登場。
- ジュロイモーとは三賢のひとりとして成れ果て村の住人たちにも知られた存在。
- ジュロイモーの価値は「激しい営み」で激しい仕事や働きのことを意味していると思われる。
- ジュロイモーの能力は業物を創り出すことで刀剣のように使って敵を攻撃する。
- ジュロイモーの正体は元人間でなく成れ果て村で作られた存在で成れ果て村の一部でもある。
- ジュロイモーはヴエコの記憶をもとにヴエコから受けた信号でイルミューイが作った。
- ジュロイモーは自らを三賢だと名乗り三賢となった。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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