メイドインアビス星の羅針盤とは?伏線や再登場についても考察

メイドインアビス

『メイドインアビス』の漫画原作1巻で一番最初にリコとともに登場したのが「星の羅針盤」(ほしのらしんばん)でした。

もともとは探窟見習いだったリコが発見してちょろまかした謎の遺物として登場した星の羅針盤ですが、物語が進んでいくとリコ以外の人物が過去に持っていたことが明らかとなり、星の羅針盤の伏線や再登場についても気になっている方は多いのではないでしょうか?

この記事では、『メイドインアビス』の星の羅針盤についてネタバレで解説し、伏線や再登場についても考察していきます!

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【メイドインアビス】星の羅針盤とは?

ここからは、『メイドインアビス』の星の羅針盤について詳しく解説していきます!

星の羅針盤の基本情報

星の羅針盤とは、透明のガラスのような球体の遺物です。

透明のガラスのような球体の外側にはぐるりと輪がありますが、この輪は球体とは接続されておらず浮いた状態になっているように見えます。

内側には上下と四方に突起のある物体が入っていますが、こちらも球体とは接続しておらず球体の中に浮いているかのような状態になっているという謎の遺物で、振っても回しても針の方角は微動だにしません。

星の羅針盤はリコが見習い探窟家として探窟をしていた際にアビスの深界一層で発見しましたが、ちょろまかして鑑定していないため遺物としての等級は不明ですが、深界一層で発見した遺物にはほとんど価値が無いため四級遺物と推定されています。

星の羅針盤の効果

星の羅針盤の効果は、漫画原作11巻まででは不明です。

ただこれまでに作中では、何度か星の羅針盤の効果や役割の考察、可能性について描かれていますのでそれについてまとめていきます。

  • 坂の角度が正確にわかる道具
  • 空の果てを指し示す不思議なコンパス
  • アビスの奈落の果てを指している
  • 羅針盤が屹立するところに黄金郷がある

作中では星の羅針盤の効果や指し示している場所はどこかなどの詳細な情報は明かにされていません。

そのため上記でまとめたもののいずれかに正解があるのか、それともどれも間違っているのかもわからないままとなっています。

星の羅針盤を過去に持っていた人物

星の羅針盤を過去に持っていた人物として登場したのは、決死隊ガンジャのヴエコ(ヴエロエルコ)です。

もともとは海の沖合で煙が出た船に乗っていたアビスを目指したらしき男性が所持していた物でしたが、ヴエコの里親・ジュロイモーがそれを発見し男性が死亡したことで持ち帰ったという経緯がありました。

その後経緯は不明ですがジュロイモーからヴエコへと星の羅針盤は渡り、ヴエコが決死隊ガンジャの一員となってからはその羅針盤が指し示す黄金郷を目指して旅を続けていたのです。

作中では実際に星の羅針盤が屹立した場所には黄金郷があるであろう孤島が存在していて、孤島の先住民が羅針盤と引き換えに手助けをすることを提案してきたことがきっかけで、ヴエコから先住民たちの手に渡りました。

その後、先住民に渡った星の羅針盤がどのようになったのかは作中では明らかになっていません。

星の羅針盤をリコがアビスで発見

リコが星の羅針盤を見つけたのはアビスの深界一層です。

リコは赤笛の探窟家見習いで赤笛が潜れるのはアビスの深界一層である深度450メートルまで、作中でリコが潜っていたのは深度150メートルだったため、星の羅針盤は深度150メートルの区画で発見したと考えられます。

その後リコはレグと共に星の羅針盤を持ってアビスの冒険へと出発しました。

【メイドインアビス】星の羅針盤の現在について解説

ここからは、『メイドインアビス』の星の羅針盤の現在についてネタバレで解説していきます!

星の羅針盤はリコが深界一層で紛失

星の羅針盤を持ってアビスの冒険に出発したリコでしたが、深界一層で紛失してしまいます。

そのシーンが描かれているのは漫画原作2巻9話で、アビスの深度約1,000メートルあたりと思われる場所でした。

リコが星の羅針盤の針の向きが変わらないことを確かめようと乱暴に振っていたところ、そのあまりの勢いで手が滑って星の羅針盤は飛んでいき滝に落ちてそのまま落下してしまったのです。

その時当然レグは星の羅針盤を取ろうと手を伸ばしましたが、なぜかレグでも掴むことができませんでした。

星の羅針盤が現在どこにあるかは不明

星の羅針盤が現在どこにあるかは不明です。

リコが紛失して以降、星の羅針盤は漫画原作11巻までで本編では登場していません。

しかし漫画原作8巻48話のヴエコの過去の回想シーンで星の羅針盤が登場したことで、星の羅針盤が作品に大きな影響を与える遺物である可能性が出てきました。

【メイドインアビス】星の羅針盤の伏線と再登場を考察

ここからは、『メイドインアビス』の星の羅針盤の伏線と本編での再登場について考察していきます!

星の羅針盤の伏線について

星の羅針盤の登場シーンはそれほど多くはありませんが、作中で何度か登場したことで伏線なのではないかと感じている方も多いのではないでしょうか?

ここではリコが星の羅針盤を紛失して以降、星の羅針盤の伏線として考えられる点についてまとめていきます。

  • リコが星の羅針盤を飛ばした時になぜかレグが掴めなかったこと
  • 紛失した星の羅針盤がヴエコの過去の回想シーンでも「星の羅針盤」として登場したこと
  • 星の羅針盤と欲望の揺籃の2つの遺物が非常に似ていること

伏線の詳細についてはこの後で解説していきます。

星の羅針盤の伏線を解説

まず最初の、リコが星の羅針盤を飛ばした時になぜかレグが掴めなかったことについては、レグの腕の操縦精度はかなり高いはずなのになぜ掴むことができなかったのか疑問に感じています。

星の羅針盤をリコが紛失したこと自体も伏線かもしれませんが、レグが掴めなかったことも的を外したわけではなくて星の羅針盤がレグを避けたのではないかなど疑っているところです。

次に紛失した星の羅針盤がヴエコの過去の回想シーンでも「星の羅針盤」として同じ遺物が登場したことについてですが、漫画原作1巻1話ではリコが「星の羅針盤」と名付けた遺物だったはずなのになぜか決死隊ガンジャのリーダーであるワズキャンも「星の羅針盤」と言っていました。

なぜ2人が同じように「星の羅針盤」と言っていたのかは漫画原作11巻まででは明かされていませんので、これは何らかの伏線だと考えています。

次に星の羅針盤と欲望の揺籃の2つの遺物が非常に似ていることについてですが、これについてはアニメ化によって欲望の揺籃がとても鮮明に描かれたことで気づいた方も多いのではないでしょうか。

欲望の揺籃が危険な遺物であったことは成れ果て村編で明かされていて、さらに「丸い遺物は願いの形」と表現しているシーンがあることから、私は星の羅針盤にも欲望の揺籃のような影響力の強い効果があることの伏線ではないかと考えています。

星の羅針盤の再登場を考察

星の羅針盤の再登場の可能性は非常に高いと考えています。

その理由は、「星の羅針盤の伏線について」でまとめたような複数の伏線が存在しているためです。

リコが星の羅針盤を紛失して以降に星の羅針盤が作中でまったく登場していなければ、ただリコのおっちょこちょいさを表現するためのシーンだったのかもと思っていたかもしれません。

しかし伏線が存在しているうえに、リコが落としたのは滝で星の羅針盤がそのままアビスの深層まで落ちていってリコがいるところまで偶然ににもたどり着く可能性もゼロではないです。

またヴエコの過去の回想シーンで干渉器が「遺物は無かったところにあったりする」と言っていたことから、何らかの条件で星の羅針盤がリコの前に出現する可能性もあるのではないかと期待しています。

いずれにせよ星の羅針盤が再登場するのが待ち遠しいですね。

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まとめ

この記事では、この記事では、『メイドインアビス』の星の羅針盤についてネタバレで解説し、伏線や再登場についても考察してきました。

  • 星の羅針盤は四級遺物と推定されているがその効果は不明。
  • 星の羅針盤を過去に持っていた人物はヴエコでその後アビス地上の先住民の手に渡った。
  • リコが星の羅針盤を発見したのはアビスの深界一層。
  • リコはアビスの深界一層で星の羅針盤を紛失した。
  • 星の羅針盤紛失以降に本編で星の羅針盤は登場しておらず現在どこにあるかは不明。
  • 星の羅針盤の伏線は存在しているため今後再登場の可能性は非常に高い。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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