『メイドインアビス』のファプタは、初登場で成れ果て村を一方的に攻撃するなどかなり攻撃的な性格が伺えます。
成れ果て村を破壊して村人たちを根絶やしにし母を解放することを目的に生きているファプタですが、その後リコたちの仲間に加わることになるのか気になりますよね。
この記事では、『メイドインアビス』のファプタはその後仲間になるのか、そして最後は死亡するのかについてもネタバレで解説していきます！
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【メイドインアビス】ファプタのその後について
ここからは、『メイドインアビス』ファプタのその後についてネタバレで解説していきます！
ファプタとレグの再会とその後
成れ果て村の外で再会を果たしたファプタとレグでしたが、レグには過去にファプタと出会った時の記憶はありませんでした。
ファプタとレグは過去に
- レグが再びファプタのもとに戻ってくること。
- レグの火葬砲で成れ果て村の壁を破壊すること。
- ファプタが目的を果たしたらずっと一緒にいること。
という3つの約束をしていたため、ファプタはレグが深界六層に戻ってきたら必ず自分を呼ぶと思っていたのです。
しかしファプタの予想に反して過去の記憶をなくしたレグは、ファプタのもとに戻るどころかファプタのことも約束についても覚えていませんでした。
そのためファプタはレグとようやく再会できたわけですが、レグはリコとナナチが待っていることを理由にファプタのもとを去ってしまったのです。
ファプタはレグに自分の身体の一部を捧げる
ファプタのもとにレグは再び現れました。
リコは自分自身をベラフに売ったナナチを取り戻すために、三賢のひとりであるワズキャンからナナチと同等の価値として「価値の化身」であるファプタの一部でも手に入れることができれば、あるいは可能性があると教わっていたのです。
その話をリコから聞いたレグはもう一度ファプタに会う決心をしてその話をファプタにしました。
するとファプタはレグにしか頼めない約束のためならばファプタの全てを捧ぐと言って、右腕1本と右耳を引きちぎってレグに捧げたのです。
ファプタは成れ果て村に侵入し破壊しようとする
レグにとっては不本意ながらも、レグは火葬砲で成れ果て村の壁を破壊して結果的に成れ果て村にファプタの侵入を許してしまいます。
実はワズキャンがファプタの一部を持ってくることを提案したのは、ファプタの身体の一部に反応した三賢のジュロイモーとレグを戦わせてレグに火葬砲を使わせることを狙っていたためだったのです。
ワズキャンにはめられる形でレグは火葬砲を使うこととなり、成れ果て村の壁に穴を開けてしまったことでファプタの侵入を許すこととなってしまいます。
成れ果て村に侵入したファプタは、成れ果て村の住人たちを根絶やしにするために暴れて成れ果て村を破壊しようとしたのです。
ワズキャンがレグに成れ果て村の壁を破壊させようとした目的については、こちら↓の記事をご覧ください！
ファプタはベラフによって母の記憶を体感
成れ果て村を破壊しようとするファプタとそれを止めようとするレグの前に突然現れたのは、ナナチと三賢のベラフでした。
ベラフはファプタの母であるイルミューイが、ベラフの中にあるイルミューイの過去の記憶をファプタに見てほしいと願っていると感じていたのです。
そのためベラフはファプタに記憶を渡すために、自らの肉体の全てを匂いの煙に変えてファプタへとぶつかっていきました。
ベラフの記憶にはファプタが知っているイルミューイの辛い過去の他に、イルミューイが人間だった頃に決死隊ガンジャと過ごした楽しい時間の記憶もありファプタは困惑し、自分が生まれた目的や意味が揺るがされることとなってしまったのです。
【メイドインアビス】ファプタは最後死亡するか解説
ここからは、『メイドインアビス』のファプタは最後死亡するかネタバレで解説していきます！
ファプタは最後死亡しない
ファプタは成れ果て村編の最後まででは死亡せず、漫画原作11巻でも死亡はしていません。
そもそもファプタは、滅びることのない命をもっているため死亡することはないと考えられます。
では、成れ果て村編でのファプタの最後はどのように描かれているのでしょうか？
ファプタが原生生物と戦う
成れ果て村を破壊しようとしていたファプタでしたが、成れ果て村に侵入してきた原生生物と戦うこととなります。
成れ果て村は本来村の「守り」によって原生生物が侵入することはできませんでした。
しかし成れ果て村の壁が破壊されて村の守りがなくなったことで、リュウサザイなどの危険な原生生物までもが侵入できるようになってしまったのです。
原生生物たちは成れ果て村の住人たちを食べようと襲いかかりますが、ファプタにとってそれは本来自分の役目であり存在している理由でもありました。
そのためファプタは自分の目的を奪おうとする原生生物たちと戦うこととなってしまいます。
ファプタの破壊と原生生物により成れ果て村が消滅
成れ果て村は、最後には消滅してしまいます。
ファプタは原生生物との戦いで死亡してもおかしくないほどに傷つきますが、生き残っていた成れ果て村の住人たちが少しでもファプタの価値の一部になろうと自身の肉体を捧げ、ファプタはその成れ果てたちを取り込んで復活します。
しかしレグに壁を破壊され、ファプタが暴れ回った成れ果て村はすでに崩壊へと向かっていて、これまでの守りがなくなったことで村の中には力場が流れ込んでいました。
レグの協力もありなんとか原生生物たちを退けたものの、ファプタは最後まで自分の役目を果たそうとして成れ果て村は消滅してしまったのです。
成れ果て村消滅後のファプタについて
成れ果て村が消滅したその後、ファプタはヴエコと対面します。
ヴエコは騒動のさなかに力場に触れてしまい深界六層の上昇負荷で成れ果てとなってしまったため、この時すでに話すこともできない状態でした。
しかし声を出さなくても心の声を聞き取ることができるファプタには、ヴエコが伝えようとするイルミューイの話が聞こえていたのです。
ヴエコにとって母であるイルミューイがとても大切な存在であったことを知ったファプタでしたが、これまでイルミューイの記憶からヴエコの存在は継がれていなかったことから、とても大切な存在だったヴエコをイルミューイはファプタに渡したくなかったのだろうと理解したのでした。
ヴエコはイルミューイの話を終えるとそのまま死亡して、ファプタはなぜかヴエコの死がとても悲しく涙を流したのです。
ファプタの能力や性別についての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください！
【メイドインアビス】ファプタはその後仲間になるのか？
ここからは、『メイドインアビス』のファプタは仲間になるかネタバレで解説していきます！
ファプタはその後リコたちの仲間になる
結論からいうと、ファプタはリコたちの仲間になります。
しかし成れ果て村の消滅直後にはファプタは仲間にはなりませんのでした。
ファプタが仲間になる経緯についても解説していきます。
ファプタは成れ果て村消滅後すぐには仲間にならなかった
ファプタは成れ果て村の消滅後、目的を達成したファプタにレグは「僕たちと一緒に来てくれないだろうか」と声をかけましたが、ファプタは「考えておくそす」と返事をしてすぐには仲間になりませんでした。
ファプタは目的だった成れ果て村の破壊と母の解放を果たしたものの、成れ果て村の住人やヴエコとの出会い、ガブールンが失われたことでこれまでに感じたことのなかった様々な感情を抱くようになっていたのです。
見て、触れて、集めるためにこの場所を離れ旅立つことを決めていたファプタでしたが、漫画原作10巻ではファプタは1人で旅立つかたちでラストを迎えます。
ファプタにとって成れ果て村の存在は自分が存在している理由でもあったわけですが、成れ果て村が消滅しファプタ自身の生まれた時からの呪いが解けた瞬間でもあったのです。
ファプタはリコに誘われて打ち解けていく
単独行動をしていたファプタでしたが、リコがご飯に誘うと姿を現しました。
白笛の声も聞くことができるファプタをリコが褒めまくると、ファプタは気を良くして自慢のお尻の匂いをリコに嗅がせてあげたのです。
それからファプタはリコたちと行動をともにするようになり徐々にリコやナナチとも打ち解けていき、リコの料理を食べたことでリコに対する信頼度はさらに上がっていきました。
そしてもともと好奇心旺盛なファプタは、ナナチの持つアビスの様々な知識にも興味を持ち懐いていったのです。
ファプタはリコたちの仲間になるとは一言も言ってはいませんが、こんな感じで自然に仲間に加わりました。
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まとめ
この記事では、『メイドインアビス』のファプタはその後仲間になるのか、そして最後は死亡するのかについてもネタバレで解説してきました。
- ファプタはレグとの再会後、成れ果て村に侵入し成れ果て村の破壊しようとする中でベラフから母イルミューイの記憶を体感する。
- ファプタは成れ果て村を消滅させて母を解放という目的を果たすも最後まで死亡しない。
- ファプタはその後リコたちの仲間になる。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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