メイドインアビス上昇負荷の正体とは?対策や白笛は受けないのか解説

メイドインアビス

アビスに挑む探窟家の誰もが恐れているのが「上昇負荷」(じょうしょうふか)と呼ばれる謎の症状です。

アビスの地上にあるオースでは上昇負荷を「アビスの呪い」と呼ぶことが一般化していますが、その上昇負荷の正体とは一体何なのでしょうか?

この記事では、『メイドインアビス』の上昇負荷の正体とは何なのか、対策や白笛は受けないのかについても解説していきます!

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【メイドインアビス】上昇負荷(アビスの呪い)とは?

まずは『メイドインアビス』の上昇負荷(アビスの呪い)について解説していきます!

上昇負荷はアビスを上昇する時に生じる症状

上昇負荷とは、アビス下層からの上昇や地上への帰還の際に生じる症状のことをいいます。

上昇負荷が起こる原因の詳細は不明で、まるで深く入り込んだものを還さないようにしている様から上昇負荷のことを「アビスの呪い」と呼ぶのが一般化しているのです。

アビスを10m程度上昇すると上昇負荷の症状は現れるため、緩やかな上昇や階段での上昇でも上昇負荷の症状は出現します。

受ける上昇負荷はアビスの階層ごとに異なることと深層からの上昇ほど現れる症状も強くなることはわかっており、深界一層程度であれば探窟家見習いの赤笛でも探窟は可能で命にかかわるような危険はありません。

また上昇負荷はあくまでもアビスを上昇する際に生じる症状であるため、アビスを下降する際には何の症状も起こらないのです。

上昇負荷の階層別の異なる症状一覧

上昇負荷はで生じる症状は、アビスの階層ごとに異なり深層ほど重くなります。

階層ごとの上昇負荷症状
深界一層一層から地上へ出る時の負荷軽いめまいと吐き気
深界二層二層から一層へ上昇した時の負荷重い吐き気、頭痛、末端のしびれ
深界三層三層から二層へ上昇した時の負荷平衡感覚の以上、幻覚、幻聴
深界四層四層から三層へ上昇した時の負荷全身に激痛、穴という穴から流血
深界五層五層から四層へ上昇した時の負荷全感覚の喪失、意識混濁、自傷行為
深界六層六層から五層へ上昇した時の負荷人間性の喪失もしくは死
深界七層七層から六層へ上昇した時の負荷確実な死

例えば深界四層の中でも深界三層に近い位置と深界五層に近い位置とでは、上昇負荷で生じる症状は同じでもその重症度は異なってきます。

そのため探窟家は、自分が今いる位置とその階層で受ける上昇負荷の症状を常に把握していなければそれが命取りになってしまうのです。

上昇負荷の限界について

上昇負荷の限界は、深界五層までです。

深界六層の上昇負荷は「人間性の喪失もしくは死」であるため、深界六層よりも深い層から帰還をすることは致死的な上昇負荷により帰還が実質不可能とされています。

人間性の喪失とは人格を失い人間の姿も失って「成れ果て」となることで、1度成れ果てになった人間は元の姿に戻ることはできません。

そのため深界六層に降りて戻る際に待ち受けているのは成れ果てになることか死亡のどちからであるため、どちらにしても地上へ帰還することはできないのです。

【メイドインアビス】上昇負荷の正体をネタバレ

ここからは、『メイドインアビス』の上昇負荷の正体を解説していきます!

上昇負荷の正体は力場

上昇負荷の正体は力場です。

正確には力場を突き抜ける時に起こる症状だといえます。

力場はふわふわで何重にも重なったベールのようなもので、上昇して突き抜けた際にだけ上昇負荷と呼ばれる症状が起こりますが、通常の人間はそのベールのようなものを見ることも触れることもできません。

そのベールのようなものには息をしただけで流れができ、感情にも影響を受けて変化することが作中のナナチの説明によって明らかとなっています。

力場が見えるのはナナチと原生生物

漫画原作10巻までで力場が見えるのはナナチとアビスの原生生物のみです。

ナナチには力場を見る能力があり、それによって危険な生物や場所を察知することが可能なため、リコたちがアビスの深層を旅するのに非常に役立ちます。

またナナチ以外にはアビスの原生生物にも力場が見えるものがいて、特に深層の原生生物になるほど力場を察知する能力が高くなるようです。

力場を察知できる原生生物は、人間の感情からの力場の変化を察知してまるで予知能力かのように相手の動きを先読みして行動してきます。

ナナチの力場を見る能力は祝福

ナナチに力場を見る能力があるのは祝福を得たからです。

祝福とは深界六層の強い上昇負荷に隠れて得られる能力のことを意味していて、何らかの方法で深界六層の呪いを回避して祝福を得ることに成功すると新たな能力やアビスに適応できる肉体の獲得ができるとされています。

ナナチは人間だった過去に、強い絆で結ばれていたミーティという名前の少女と共に深界六層の上昇負荷を押し付ける人体実験を受けた際に、ミーティに自分の呪いを押し付けることで祝福として力場を見る能力と現在の姿を得たのです。

ナナチの能力や祝福に関する詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!

【メイドインアビス】上昇負荷の対策や白笛は受けないか解説

ここからは、『メイドインアビス』で上昇負荷の対策や白笛は受けないかについて解説していきます!

上昇負荷の対策方法はない

基本的には上昇負荷の対策方法はありません。

前述していますが、訓練や慣れによって多少は症状を緩和することは可能ですが完全に上昇負荷を避けるということは不可能です。

ただアビスは大穴に近いほど力場が多く、大穴から離れて端へ行くほど力場が少ないということがわかっているため力場が少ない場所を選ぶことで上昇負荷の軽減はできるかもしれませんが、人間には力場を目視できないため現実的ではありませんね。

探窟家には習いの「赤笛」、一人前の「蒼笛」、師範代の「月笛」、達人の「黒笛」、英雄の「白笛」というランクが存在していて、ランクが上の探窟家ほど上昇負荷に耐えれれる肉体と精神力を持っているものと考えられます。

そのため笛のランクごとに潜れるアビスの深度は異なり、深度制限がないのは白笛のみです。

上昇負荷の対策にカートリッジを作った

上昇負荷の対策に作られたのがカートリッジです。

カートリッジとは深界六層のアビスの呪いを肩代わりさせることができる装置で、生きた人間を数日間の生存に必要な部位以外取り除いて箱詰めした物というとてつもなく非人道的なアイテムであることがわかっています。

このカートリッジを作った人物は、白笛の黎明卿(れいめいきょう)・ボンドルドです。

ボンドルドはユアワースの生成を研究する中で同じ原料を用いてアビスの呪いを肩代わりする方法があることに気づき、孤児たちを使って呪いを2人の人間のうちの片方に押し付ける上昇負荷実験を行うことでカートリッジを完成させていました。

このカートリッジを使ってボンドルドは自分が受けるはずの上昇負荷をカートリッジに肩代わりさせて、何度か深界六層の成れ果て村へも行っていたことが明らかとなっています。

上昇負荷は白笛も受ける

前述した内容からもわかるように、白笛も上昇負荷は受けます。

伝説級と呼ばれている白笛でさえも上昇負荷の回避は不可能であるため、ボンドルドはカートリッジを作って使用していたわけですね。

深界六層の上昇不可である人間性の喪失もしくは死は白笛でも避けることはできないため、深界六層に降りることはラストダイブ(絶界行)と呼ばれています。

深界六層よりも深い層へ行くことを許されているのは、探窟家の中でも白笛のみで本来は許可が必要です。

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まとめ

この記事では、『メイドインアビス』の上昇負荷の正体とは何なのか、対策や白笛は受けないのかについても解説してきました。

  • 上昇負荷(アビスの呪い)とはアビスを上昇する時に生じる症状のこと。
  • 上昇負荷は階層ごとに症状が異なり深層ほど重くなる。
  • 上昇負荷の限界は深界五層までで深界六層よりも下層に行くことは人間性の喪失もしくは死を意味している。
  • 上昇負荷の正体は力場で何重にも重なったベールのようなもの。
  • 力場が見えるのはナナチとアビスの原生生物のみ。
  • ナナチが力場を見れるのは祝福を得たから。
  • 基本的には上昇負荷の対策方法はない。
  • 上昇負荷の対策に作られたのがカートリッジ。
  • 白笛でも上昇負荷は受ける。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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