『メイドインアビス』のベラフは元はとてもイケメンな人間でしたが、深界六層の黄金郷へたどり着いた後に成れ果てへと姿を変えてしまっています。
成れ果て村で成れ果ての姿で登場したベラフには人間の時のようなイケメンさは感じられませんが、最後は死亡してしまうのでしょうか?
この記事では、『メイドインアビス』のベラフは最後死亡するのか、ナナチとのラストについても解説していきます!
【メイドインアビス】ベラフとは?
まずは『メイドインアビス』のベラフというキャラクターについて解説していきます!
ベラフの基本情報
ベラフとは、成れ果て村の三賢(さんけん)のひとりの成れ果てです。
目だけの仮面をつけたようなのっぺりとした顔に竜のような細長い身体が特徴で、目のような部分からはストローのような器官を出すことができます。
かわいい生き物が好きなようで、自宅にはちいさなかわいいピギムゥという成れ果てかは不明な小さな生き物と暮らしていました。
人間だった頃のベラフはイケメン
人間だった頃のベラフは、とにかくイケメンでした。
自信家で信念を持って行動しているため立ち振舞は堂々としていて非常に器が大きく優しい性格の人物で、決死隊ガンジャの三賢のひとりとして頼りになる存在だったのです。
決死隊ガンジャでは言語の通訳や解読を担当していたこともあってか、人に寄り添い話を聞くことが得意で他人を思いやる心を持っていました。
ベラフが成れ果てになった経緯
ベラフが成れ果てになったのは、姿を変えたイルミューイの中へ入ったことがきっかけでした。
イルミューイとは決死隊ガンジャとともに黄金郷への道案内役として同行していた原住民の少女で、水もどきの感染から命を守るために使った願いを叶える卵と呼ばれる遺物「欲望の揺籃」によって異形の姿へと変貌し赤ちゃんを生むようになっていったのです。
その赤ちゃんには水もどきの症状を緩和させる効果があることをワズキャンは見抜き、ベラフを含む決死隊ガンジャのメンバー全員にイルミューイの赤ちゃんを材料に作った料理を振る舞いました。
しかしベラフはイルミューイが生んだ赤ちゃんを食べるという行為が倫理に反していて、本来はしてはいけない、するべきではないことだと理解していたものの、その美味しさに抗うことができずにいたのです。
葛藤に苦しんだベラフはその罪悪感から精神を病み自傷行為をするまでに狂っていき、イルミューイに信念を失った自分を食べることで罰してほしいと望んで自ら成れ果てになったのでした。
『メイドインアビス』の三賢ベラフの過去と成れ果てになった経緯についての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!
ベラフはミーティを持っていた
ベラフはなぜかミーティを持っていました。
ミーティとはナナチの親友で大切な宝物だった成れ果てのことですが、ミーティは魂を解放するためにレグの火葬砲で殺したため本来この世界に存在するはずがなかったのです。
成れ果て村の住人からベラフの元にミーティがいるという話を聞いたナナチがベラフのもとを訪れると、ミーティは傷のないキレイな状態で壺に入れらたかわいい姿で存在していました。
この壺ミーティはベラフ自身の724本の手足のすべてと体長の5割、感覚器の一部を永久に失うことを対価に、成れ果て村が産んだミーティの複製でありミーティの魂までも複製している完全な複製だったのです。
不死の能力をもつミーティがベラフから中身を吸われる喫ミーティされているのを目の当たりにしたナナチは、あまりにもかわいそうなミーティの姿に耐えられずに自分自身という価値をベラフに売ってミーティを手に入れます。
それによりベラフは喫ミーティはできなくなったものの、ナナチとミーティの両方を事実上手に入れることとなったのです。
ベラフが喫ミーティをしていた壺ミーティについての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!
【メイドインアビス】ベラフは最後死亡する?
ここからは、『メイドインアビス』でベラフは最後死亡するのかについて解説していきます!
ベラフの死亡シーンは10巻・56話
ベラフの死亡シーンは、漫画原作10巻・56話で描かれています。
このベラフの死亡シーンには、本来のベラフらしい誠実さと優しさに溢れている感動のシーンでもありました。
ベラフの最後は悲しい死ではなく、ファプタとイルミューイを想って死亡するというものだったのです。
ベラフは最後消滅して死亡する
ベラフの最後は消滅して死亡します。
ファプタによって成れ果て村が破壊され崩壊しようとするその時、ベラフはファプタに自分の記憶を届けるために自らの身体を煙に変えて匂いでファプタに記憶を渡しました。
それによりベラフは死亡することとなりましたが、こうすることはベラフが望んだことであり成れ果て村となったミーティの願いでもあったと思われます。
ベラフが死亡するラストの経緯についての詳細は後述していきます。
【メイドインアビス】ベラフとナナチとのラストを解説
ここからは、『メイドインアビス』のベラフとナナチとのラストを解説していきます!
ベラフはラストに記憶を取り戻す
成れ果てとなり人間だった頃の記憶を失っていたベラフでしたが、ファプタが成れ果て村へ侵入したことがきっかけで記憶を取り戻しました。
ファプタの目的は成れ果て村を滅ぼすことと母であるイルミューイの解放であり、ファプタが成れ果て村に帰還したことにイルミューイが反応すると同時にベラフに過去の記憶が戻ってきたのです。
この記憶はベラフが成れ果てとなる際に罪を償うために捧げた記憶であり、記憶を失うことはベラフの意思でもありました。
しかし、イルミューイがこのタイミングでベラフに記憶を戻したのには理由があったのです。
ベラフは記憶をナナチに渡す
ベラフは戻った記憶をナナチに渡しました。
記憶は匂いとしてナナチに渡され、その記憶が込められた匂いをかいだナナチはベラフの過去をまるで自分が経験したかのように追体験することとなり、それは体感だけではなく感情までも自分のことのように感じてしまうものだったのです。
ベラフにとって人間だった時の記憶が価値であり、ベラフがその価値をナナチに渡したのは自分とは違うナナチたちが好きだから記憶をナナチに託したかったからという理由からでした。
この時点でベラフは取り戻した過去の記憶から、自分がファプタのもとへ行かなければならないと感じていたのです。
ベラフはファプタに記憶を渡すと消滅
ベラフはラストにナナチとともにファプタの元へと向かいます。
ベラフはイルミューイが自分に記憶を戻した理由について、ファプタにその記憶を見てほしいと願っていると感じていたのです。
ベラフがファプタのもとへと向かった目的はファプタに記憶を渡すためで、ベラフは自らの肉体の全てを匂いの煙に変えてファプタへとぶつかっていきました。
ベラフの記憶にはファプタが知っているイルミューイの辛い過去の他に、イルミューイが人間だった頃に決死隊ガンジャと過ごした楽しい時間の記憶もありファプタは困惑します。
母であるイルミューイの子供たちを食べ成れ果て村と化した決死隊ガンジャを含む成れ果て村の住人達は憎むべき存在以外の何者でもないと思っていたファプタにとって、イルミューイが決死隊ガンジャの一員として楽しく過ごした記憶を知ることは自分の目的を揺るがすほどの意味があったのです。
ベラフはイルミューイの過去の全てをファプタに知ってもらうことで、ファプタ自身の価値をファプタが決められることを願って最後は消滅して死亡してしまいました。
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まとめ
この記事では、『メイドインアビス』のベラフは最後死亡するのか、ナナチとのラストについても解説してきました。
- ベラフは最後消滅して死亡する。
- ベラフの死亡シーンは漫画原作10巻・56話。
- ベラフはラストに人間だった頃の記憶を取り戻す。
- ベラフはその記憶をナナチに託した。
- ベラフはファプタにイルミューイの楽しかった記憶も全て渡すと消滅して死亡した。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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