『メイドインアビス』でかつて決死隊ガンジャのリーダーとして隊員を導いていたワズキャン。
そのワズキャンには未来視や予知のような能力がありましたが、なぜ未来がわかっていたのでしょうか?
この記事では、『メイドインアビス』のワズキャンの能力とは何なのか、なぜ未来視や予知できるのか理由についても解説していきます!
【メイドインアビス】ワズキャンの能力とは?
ここからは、『メイドインアビス』のワズキャンの能力について解説していきます。
ワズキャンの能力は未来視か予知能力?
ワズキャンの能力は未来視か予知能力だと思われます。
しかし作中ではワズキャンの能力については明言されておらず、その能力の詳細については不明です。
ただ少なくともワズキャンには部分的な未来が視えている、もしくは予知できることは確かで、決死隊ガンジャの三賢(さんけん)のひとりであるベラフもワズキャンの能力を認めていました。
ワズキャンの能力は神がかり
ワズキャンの未来視や予知の能力について、ベラフは神がかりと言っていました。
ベラフは当初ワズキャンの能力を「ただの思いこみ」だとたかをくくっていたようですが、ワズキャンの予言が当たるのを何度も目の当たりにするうちに予知能力は本物だと確信したようです。
ワズキャンはもともと明るい性格の友好的な人物であり、かなりノリが軽くひょうきん者にも見えるため普段は言動が軽薄にも感じられますが、ワズキャンの能力が神がかり的なことは決死隊ガンジャでは周知の事実であるため隊員はリーダーとして非常に信頼しています。
ワズキャンの能力は完璧ではない
これまで様々な未来を言い当ててきたワズキャンですが、その未来視の能力は完璧ではありません。
ワズキャンはその能力によって大きな影響がある重要な未来は見抜いてきたものの、黄金郷を目指した決死隊ガンジャの存続にかかわる最後の重要な未来だけは視えていなかったことが物語が進んでいくと明らかとなるのです。
そのことについては「ワズキャンの能力・未来視を解説」の中で後述していきます。
【メイドインアビス】ワズキャンの未来視・予知能力を解説
ここからは、『メイドインアビス』のワズキャンの予知能力について解説していきます!
ヴエコの入団と三賢入りも視えていた
ワズキャンには、ヴエコの入団と三賢(さんけん)入りも視えていたことがベラフの言葉から明らかとなります。
ヴエコは自ら自分の未来を切り開くために行動し、決死隊ガンジャの一員としてともに黄金郷を目指すために訓練に励むなどの準備をしていました。
そのヴエコがそれが屹立する所に黄金郷があると言われる「星の羅針盤」を持って来た時、ワズキャンはヴエコこそが道しるべとなる存在であると運命を感じていたのです。
しかもそもそもワズキャンはヴエコが現れる前日にヴエコの決死隊ガンジャ入団も三賢になることも予言していたのでした。
星の羅針盤についての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!
イルミューイの加入も未来のため?
ワズキャンがイルミューイの決死隊ガンジャ加入を快く承諾したのも、イルミューイが未来のキーパーソンだと予知していたからかもしれません。
作中ではそれが断言できるシーンはありませんでしたが、黄金郷があるといわれる不可侵海域の孤島にあった大穴を進もうとした際に突然姿を現したイルミューイに対して、隊員のひとりが連れて行くことに反対してもワズキャンはまったく反対する様子はありませんでした。
反対どころか道案内役として心強いとまで言い、実際にその直後に崖を登っていた隊員が突然体調に異常をきたした際にもイルミューイの言葉をベラフが訳す形で呪いと呼ばれる上昇負荷の存在を知ることができたのです。
欲望の揺籃をイルミューイに使った理由
アビスの深界六層にある黄金郷へとたどり着いた決死隊ガンジャが次々に水もどきに感染していった際に、感染したイルミューイに欲望の揺籃(よくぼうのようらん)の使用を許可したのもワズキャンにはその先の救われる未来が視えていたからのようです。
欲望の揺籃とは願いを叶えるといわれる遺物で、人間の成体(大人)は雑多で複雑であり願いが単純なものではなく、取り込まれた願いが散ると身体が変異して破壊され最後には死亡してしまうため、使うなら幼体(子供)が適していることを干渉器から教えられていました。
そのためイルミューイであれば欲望の揺籃を使って願いを叶えられる可能性が高かったわけですが、ワズキャンに見えていたのはイルミューイの命が助かる未来ではなかったのです。
欲望の揺籃をイルミューイに使用することを決めた直後のワズキャンが、「あの子は必ず我々の救いになる」と言ったのが決死隊ガンジャが助かるという重要な未来を予知していることを示唆していました。
欲望の揺籃を使用したことで変貌したイルミューイが生んだ赤ちゃんには水もどき症状を緩和させる効果があり、イルミューイの赤ちゃんを食べることで決死隊ガンジャは救われることとなったのでした。
ワズキャンが目指していたのは成れ果て村だった
ワズキャンが目指していた望郷について、ワズキャンは成れ果て村が目的地であることを未来視していたようです。
望郷は黄金郷であると思っていましたが、ワズキャンはイルミューイが変化してなった成れ果て村こそどんな黄金よりも価値のある我々の故郷だと言っていました。
もともとワズキャンが目指していた場所は成れ果て村で、ワズキャンにはイルミューイが成れ果て村になることも決死隊ガンジャが成れ果てになることも予知していたのだと思われます。
ファプタ誕生は予知できていなかった
これまでワズキャンは重要な未来はすべて予知していたように感じられましたが、唯一視えていなかったのがファプタが誕生することでした。
ファプタは成れ果て村完成後に、イルミューイに使用されていた2つ目の欲望の揺籃からイルミューイの全ての恨みを受け継いで生まれた最後の子供です。
これまでに数々の未来を予言してきたワズキャンでしたが、自ら「これは・・・見えなかったなぁ」と言っていることからこのことだけは全く予知できていなかったようでした。
【メイドインアビス】ワズキャンはなぜ未来視・予知できるのか
ここからは、『メイドインアビス』のワズキャンはなぜ未来視や予知ができるのかについて理由や能力に付いても考察していきます!
なぜ未来視や予知ができるのか理由は不明
ワズキャンがなぜ未来視や予知ができるのか理由は不明で、作中では明らかになっていません。
ワズキャンが体感している未来視とも思える能力の真理について言葉にする方法を誰も持っていないとベラフが言っていることから、未来が視えるや予知できるというよりも感覚的に察知する直感のようなものなのかもしれません。
もしくは第六感のような理屈で説明はつかないが、観察力や洞察力が鋭く物事の本質をつかむ心の働きに優れたワズキャンだからこそ感じる何かがあったとも考えられます。
ワズキャンの能力について考察
ワズキャンの能力は未来視や予知のような能力があるのと同時に、言葉にしたことを現実にする具現化能力があるとも考えられます。
ワズキャンが自信をもった様子で「僕が信じることは当たる」と言っていたことから、言葉にしたことを現実にしたり引き寄せることを可能にしているのではないでしょうか。
また言葉巧みに間接的に人を操作することで、ワズキャンが見た未来が現実になっていっているようなところも感じ取れます。
ワズキャンが直感的に未来を予知していたことは間違いないでしょうが、自信や行動力がワズキャンの言葉を現実へと変えていったのでしょうね。
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まとめ
この記事では、『メイドインアビス』のワズキャンの能力とは何なのか、なぜ未来視や予知できるのか理由についても解説してきました。
- ワズキャンの能力は未来視か予知能力だと思われるが、詳細については作中では明かされていない。
- ワズキャンの能力はベラフいわく神がかりであり本物。
- ワズキャンの能力は完璧ではなくファプタの誕生は予知できていなかった。
- ワズキャンにはヴエコの決死隊ガンジャ入団と三賢入りも視えていた。
- イルミューイの決死隊ガンジャ加入も未来のために快く承諾したと思われる。
- イルミューイに欲望の揺籃の使用を許可したのもワズキャンにはその先の救われる未来が視えていたから。
- ワズキャンは成れ果て村が目的地であることを未来視していたようだ。
- ワズキャンがなぜ未来視や予知ができるのか理由は不明で、感覚的に察知する直感のようなものなのかもしれない。
- ワズキャンには言葉にしたことを現実にする具現化能力があるとも考えられる。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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