メイドインアビスのヴエコの正体とは?やばい過去や囚われた経緯も

メイドインアビス

『メイドインアビス』でかつて決死隊ガンジャの一員だったヴエコ。

そのヴエコはなぜかドグープに幽閉されていましたが、ヴエコの正体とは一体何者なのでしょうか?

この記事では、『メイドインアビス』のヴエコの正体とは何者なのかを解説し、やばい過去や囚われた経緯についてもまとめていきます!

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【メイドインアビス】ヴエコの正体をネタバレ

ここからは、『メイドインアビス』のヴエコの正体を解説していきます!

ヴエコの正体は人間の女性

ヴエコの正体は人間の女性です。

成れ果て村にいる住人は全員成れ果てですが、ヴエコはその成れ果て村で唯一の人間でした。

しかしヴエコが幽閉されたのはおよそ150年も前であったため、ヴエコ自身も自分が人間の姿を保てていることを知らずにいたのです。

(アビスの深層では地上と時間の流れが異なると言われていて、深層での150年は地上での数百年や数千年である可能性もあります。)

これまでヴエコは成れ果て村の住人と接触することもなく食事をすることもなくその場所で生き続けていたことから、成れ果てではないものの普通の人間とは少し異なりますね。

ヴエコがいたドグープとは?

ヴエコがいたドグープ(目の奥)とは、成れ果て村の住人が誰も立ち入らない領域です。

ドグープは成れ果て村の端にある生贄の穴のさらに奥にある穴で、成れ果て村の住人は本能的に奥へ進むことができないため何があるのか知る者はいませんでした。

住人の間では成れ果て村の秘密が眠っていると噂されていましたが、そこには成れ果て村の村人には知られることなくある人物によって150年前からヴエコが幽閉されていたのです。

ドグープは成れ果て村の正体であるイルミューイの頭の中に位置し、イルミューイと1番深く繋がっていられる場所でもありました。

ヴエコがドグープでしていたこと

ヴエコがドグープでしていたことは、イルミューイから送られてくる信号を通して成れ果て村の様子を見ることです。

ヴエコはその場所から動くことも意識的に信号を送ることもできなかったため、イルミューイから送られてくる信号だけがヴエコが成れ果て村の様子を知る唯一の方法でした。

そのため、ヴエコはドグープに幽閉されてから決死隊ガンジャの皆が成れ果てになったことも、イルミューイに使用した2つ目の欲望の揺籃からファプタというイルミューイの最後の子供が生まれたことも知っていたのです。

またドグープには、かつてイルミューイから生まれた子供たちと生まれるはずだった子供たちの魂が形となった存在がいました。

ヴエコはイルミューイが名前を呼ぶことも叶わなかった子供たちに名前を付けて、子守唄を歌いながらそこに居続けていたのでした。

【メイドインアビス】ヴエコのやばい過去について

ここからは、『メイドインアビス』のヴエコのやばい過去について解説していきます!

ヴエコとジュロイモーのやばい過去

ヴエコはもともと孤児でした。

身寄りのないヴエコを引き取ったのがジュロイモーという名前の男性で、ヴエコにはジュロイモーに虐待を受けながら過ごしたやばい過去があったのです。

そのジュロイモーの経歴で唯一の自慢が、過去に漁で沖合に行った時に発見した破損した船で唯一生き残っていた男性から「星の羅針盤」を託されたという話でした。

星の羅針盤が屹立する所にある大穴には黄金郷が存在しているが行けなかったという話を男性から聞いたジュロイモーは、黄金郷を目指すことを自分が託されたのだといいながらも一切行動にはうつしませんでした。

それに引き替えヴエコは、自分が星の羅針盤の屹立する先へ向かうために訓練を積み重ねて念入りに準備をしてきたのです。

ヴエコが決死隊ガンジャと黄金郷へ

星の羅針盤を持っていたヴエコに決死隊ガンジャのリーダーであるワズキャンは、ヴエコこそが決死隊ガンジャの道しるべであると運命を感じて入隊させました。

ヴエコは望郷を目指して旅を続ける決死隊ガンジャの三賢(さんけん)と呼ばれる中心的存在のひとりとなり、羅針盤の屹立する先にあるという黄金郷を目指すこととなったのです。

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ヴエコは決死隊ガンジャの三賢でお世話係

決死隊ガンジャの三賢としてのヴエコの役割は、体調の優れない隊員の看病をすることです。

ヴエコは船旅の途中で発熱した船員が出ると呼ばれてすぐに駆けつけたり、黄金郷にたどり着いた後に隊員が水もどきに感染して次々に倒れていった時も中心になって隊員のお世話係をしてしました。

決死隊ガンジャのメンバーのひとりであるパッコヤンからも頼られている様子で、ヴエコ自身もその役割を果たすために必死に行動している姿が見て取れます。

ヴエコの「お世話係」についてはイルミューイが「たくさんの人と交尾した匂いがする」と言ったことと関連付けて、男性隊員の別の意味のお世話をしていたと考察されているものもありました。

実際にはそういった描写は作中には描かれていないため、個人的にはヴエコが里親であるジュロイモーに売春行為を強要されていた可能性の方が高いのではないかと考えていて、それによってヴエコは子供が生めない身体になってしまったのではないでしょうか。

しかし作中ではヴエコの会話中の「お世話」が強調されていることから、描かれていなくてもヴエコが決死隊ガンジャ男性隊員の別の意味のお世話係をしていたのだとしたら、かなり作品の中の闇が深いように感じてしまいますね。

巻漫画原作7巻・49話では、白笛を使ったことと溜まった疲労によって倒れたリコをヴエコが看病するシーンがあり、ヴエコが「自分こういうの得意だから・・・」と言っていることからもヴエコが決死隊ガンジャで体調の優れない隊員のお世話をしていたことがわかります。

ヴエコとイルミューイの出会い

ヴエコとイルミューイの出会いは、黄金郷があるといわれる不可侵海域の孤島にたどり着いた決死隊ガンジャが大穴へ侵入しようとした時でした。

ガンジャ隊は孤島の先住民から黄金都市「ショウロウ(還らずの都)」の存在を聞き大穴を進もうとしていた時に突然姿を現したのがイルミューイで、イルミューイが子供が生めない身体であることが理由で捨てられたことを知ったヴエコは自分の境遇と近いものをイルミューイ感じます。

すると三賢のひとりであるワズキャンは、正式にイルミューイを道案内としてガンジャ隊に加入させることを決め同行させることにしたのです。

イルミューイはガンジャ隊でヴエコとともに過ごす中で、ヴエコに母性を感じて懐くようになっていきますが、その後にイルミューイに待っていたのは水もどきという水に酷似した謎の生物によって身体を蝕まれていくという恐ろしい未来でした。

ヴエコがイルミューイに欲望の揺籃を使用

水もどきが原因で発症したイルミューイを助けるために、ヴエコは願いを叶える遺物「欲望の揺籃」(よくぼうのようらん)をイルミューイに使うことをワズキャンに提案しました。

水もどきが原因で発症したガンジャ隊の隊員はどんどん増えていき身体も変異し始めて、このままでは発症したイルミューイが死亡してしまうことは明らかだったのです。

水だと思って飲んでいた水もどきは煮沸消毒程度では死なず、かといって生きるために必要な水を得られる安全な水場もなく治療するための解決策も方法もないため、欲望の揺籃を使うことはイルミューイを救うための最後の手段でした。

しかし欲望の揺籃を使ったイルミューイは元気になったものの、異形の姿へと変貌し赤ちゃんを生むようになっていったのです。

【メイドインアビス】ヴエコがドグープに囚われた経緯

ここからは、『メイドインアビス』でヴエコがドグープに囚われた経緯について解説していきます!

ヴエコがイルミューイの赤ちゃんを食べる

ついに水もどきの症状が発症したヴエコでしたが、イルミューイの赤ちゃんを食べることで症状が緩和しました。

ワズキャンはヴエコが発症して寝ている間にイルミューイの赤ちゃんに水もどきの症状を緩和させる効果があることを見抜いて、決死隊ガンジャのメンバー全員にイルミューイの赤ちゃんを材料に作った料理を振る舞っていたのです。

イルミューイの赤ちゃんを食べたヴエコは水もどきの症状から回復していきましたが、ヴエコはイルミューイから大切な赤ちゃんを取り上げて見殺しにするという行為と自分に生きる場所をくれた決死隊ガンジャを止められない自分との間で葛藤していました。

ヴエコは自殺しようとする

葛藤に苦しんだヴエコは自殺をはかります。

時間の経過とともにイルミューイ自身も大きく姿を変えていき、生まれる赤ちゃんも大きくなっていきました。

ガンジャ隊は生きるためにイルミューイの赤ちゃんを奪い続け、その地獄のような生活に慣れた頃イルミューイは赤ちゃんを奪われても叫ぶことをやめていたのです。

その後イルミューイは層の中心部へと向かって行き、人としての知性を失いながらも「成れ果て村」と化そうとしたその時、ヴエコは自分だけの温かい闇だったイルミューイを誰の手にも渡さないために飛び降り自殺をはかります。

ヴエコが死ぬことは繋がりが強いイルミューイを悲しませ弱らせて、最後には死んでしまうかもしれないということをヴエコ自信も考えてはいました。

しかしイルミューイが成れ果て村になることがイルミューイの望んだことだったとは思えないことと、この全てがワズキャンの計画だった可能性があることからヴエコはイルミューイを解放するために自ら死ぬことを選んだのです。

ヴエコはワズキャンに囚われる

自殺をはかったヴエコでしたが、ギリギリのところでワズキャンに足をつかまれてそのまま意識を失ってしまいました。

ヴエコが意識を取り戻すと、全裸の状態ですでにドグープに幽閉されていたのです。

ワズキャンに囚われたヴエコは、イルミューイの頭の中であるドグープで成れ果て村をずっと見守ることとなったのでした。

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まとめ

この記事では、『メイドインアビス』のヴエコの正体とは何者なのかを解説し、やばい過去や囚われた経緯についてもまとめてきました。

  • ヴエコの正体は人間の女性で成れ果てではない。
  • ヴエコが居た場所ドグープ(目の奥)とはイルミューイの頭の中に位置している。
  • ヴエコはドグープでイルミューイから送られてくる信号を通して成れ果て村の様子を見ていた。
  • ヴエコはもともと孤児で里親のジュロイモーに虐待を受けていたやばい過去があった。
  • ヴエコが決死隊ガンジャに入隊したのはワズキャンがヴエコは道しるべであると運命を感じたから。
  • 三賢としてのヴエコの役割は体調の優れない隊員の看病をすること。
  • ヴエコとイルミューイは決死隊ガンジャが大穴へ侵入しようとした時に出会った。
  • ヴエコは水もどき症状を発症したイルミューイを救うために欲望の揺籃を使用した。
  • 欲望の揺籃によってイルミューイは赤ちゃんを生むようになり、ヴエコを含む決死隊ガンジャはそれを食べることで水もどき症状が治った。
  • ヴエコはイルミューイから大切な赤ちゃんを取り上げて見殺しにする行為を続けることの葛藤に苦しみ自殺をはかる。
  • 自殺はワズキャンによって阻まれてドグープに囚われてしまった。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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