『メイドインアビス』のナナチは成れ果てですが、そもそもナナチが受けるはずのアビスの呪いはミーティに押し付けたはずですよね。
それにもかかわらずナナチにうさぎの耳がはえて成れ果てになったということは、すくなからずアビスの呪いを受けてしまったということなのでしょうか?
この記事では、『メイドインアビス』のナナチはなぜ呪いを受けた考察し、理由とうさぎ耳がはえた経緯についても解説していきます!
【メイドインアビス】ナナチにうさぎ耳がはえた経緯
3巻お待たせしててすみません
— つくしあきひと (@tukushiA) April 4, 2015
んなぁ pic.twitter.com/repE0PrZmj
ここからは、『メイドインアビス』でナナチがアビスの呪いでうさぎ耳がはえた経緯について解説していきます!
ナナチとミーティは人体実験を受けた
ナナチとミーティは、ボンドルドによって人体実験を受けました。
その実験とは、イドフロント(前線基地)内の実験室で2人の孤児を同時に深界六層へと下ろし、その後上昇させ故意に上昇負荷を受けさせて片方の受けるアビスの呪いをもう片方の子供に押し付けるという非人道的なものだったのです。
深界六層の上昇負荷は「人間性の喪失もしくは死」であるため、ボンドルドは深界六層に行っても無事に深界五層へと戻る方法を実験で得ようとしていました。
ナナチはミーティに呪いを押し付けた
ナナチはボンドルドが行った人体実験で、自分が受けるはずのアビスの呪いをミーティに押し付けることとなります。
ナナチが呪いを押し付ける側、ミーティを呪いを押し付けられる側としてボンドルドは実験を開始しました。
ナナチとミーティは親友という間柄になっていて、ボンドルドはその関係性を利用してアビスの呪いの押し付けだけでなく「祝福」も得ようとしていたのです。
ミーティは人格を失い成れ果てになった
いいか、落ち着いて聞けよ。
— 屑屋の久六【委託】お師さまとボク3【してます】 (@ximu_shilang) June 30, 2022
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ミーティはナナチの分のアビスの呪いを押し付けられて、人格を失い成れ果てになってしまいます。
降ろされた深界六層から深界五層へ向けて上昇しアビスの呪いを受け始めると、ミーティは全身から出血した後に肉体は崩れていきました。
そのままミーティの人間性は失われ、意思の疎通さえもできない成れ果てへと変貌してしまったのです。
ナナチはうさぎ耳が生えて獣人化
一方ナナチの方は、うさぎ耳が生えて獣人化してしまいます。
ナナチが受けるはずのアビスの呪いはミーティに押し付けたはずなのに、ナナチはなぜアビスの呪いを受けて成れ果てになってしまったのでしょうか?
ナナチがなぜアビスの呪いを受けてしまったのかについては、この後で考察していきます。
【メイドインアビス】ナナチはなぜ呪いを受けたか考察
ここからは、『メイドインアビス』のナナチはなぜアビスの呪いを受けたのか考察していきます!
深界六層のアビスの呪いについて
深界六層のアビスの呪い、いわゆる上昇負荷は「人間性の喪失もしくは死」です。
人間性の喪失とは人間が「成れ果て」となることを意味し、どちらにしても深界六層より深層へ降下した際の上昇負荷は致死的なものとなるため帰還は実質不可能とされています。
そのため深界六層へ降下することは「絶界行(ラストダイブ)」と呼ばれていて、基本的には白笛だけが行くことはできずラストダイブをした者は死亡扱いとされてしまうのです。
ナナチの呪いはミーティに押し付けたのでは?
ナナチの呪いはミーティに押し付けたはずですが、ナナチが成れ果てになったのは深界六層のアビスの呪いを受けたからなのではないかと考えた方もいたのではないでしょうか?
ナナチは元は人間でしたが、深界六層から五層へと上昇する間にうさぎ耳が生えただけではなく全身にはもこもこの毛と尻尾まで生えています。
これがアビスの呪いでなければ一体何なのでしょうか?
【メイドインアビス】ナナチが受けたのは呪いか祝福か?
おつくんの作例でもやってるけど、ナナチは上まぶたの影を眼球に落とすとナナチっぽくなるんだhttps://t.co/tIL1ZBFP3W pic.twitter.com/jswbwCwCGJ
— つくしあきひと (@tukushiA) June 8, 2017
ここからは、『メイドインアビス』のナナチが受けたのは呪いか祝福かについて解説していきます!
ナナチが受けたのは呪いではなく祝福
ナナチが受けたのはアビスの呪いではなく「祝福」と呼ばれるものでした。
祝福とは深界六層の強い上昇負荷に隠れて得られる能力のことを意味していて、何らかの方法で深界六層の呪いを回避して祝福を得ることに成功すると新たな能力やアビスに適応できる肉体の獲得ができるようです。
それについてボンドルドは、アビスが人に授けるのは呪いだけでなく祝福も授ける事があると語っていました。
ナナチはうさぎ耳がはえて獣人化しましたが、人格を維持した状態であるためミーティのような完璧な人間性の喪失をしてはいません。
これはナナチが受けるはずだったアビスの呪いの「人間性の喪失」という部分をミーティが肩代わりしたためで、祝福のみがナナチに与えられて今の姿に変化したと考えられます。
ナナチが呪いではなく祝福を受けた理由
ナナチが呪いではなく祝福を受けた理由は、ミーティと強い絆で結ばれていたからです。
祝福を得る条件には、アビスの呪いを押し付ける側と押し付けられる側の間に強い絆がある必要がありました。
ナナチとミーティの関係には祝福を得るために必要な条件が整っていたため、呪いを押し付ける側だったナナチが祝福を得ることとなったのです。
ナナチが祝福で得た能力
ナナチは祝福を受けて、力場を見る能力を得ています。
力場とはアビスの中に存在していて、ふわふわで何重にも重なったベールのようなものですが見ることも触れることもできません。
しかし息をしただけで流れができて、アビスを上昇してベールを突き抜けた時にアビスの呪いが発動します。
この力場が普通の人間には見ることができないアビスの呪いの正体で、ナナチは力場を見る能力によって力場の薄いところを選びアビスの呪いを避けることができるようになったのです。
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まとめ
この記事では、『メイドインアビス』のナナチはなぜ呪いを受けた考察し、理由とうさぎ耳がはえた経緯についても解説してきました。
- ナナチとミーティはボンドルドの人体実験を受けてナナチの受けるアビスの呪いをミーティに押し付けた。
- ミーティは人格を失った成れ果てとなったがナナチは人格をたもったままうさぎ耳がはえて獣人化した。
- ナナチの呪いはミーティに押し付けたのに獣人化した理由は呪いではなく祝福を得たからだと考えられる。
- ナナチが呪いではなく祝福を受けた理由は、ミーティと強い絆で結ばれていたから。
- ナナチは祝福を受けて力場を見る能力を得た。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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