メイドインアビス成れ果て村の正体はイルミューイ!最後の結末も解説

メイドインアビス

深界六層の還らずの都に到着したリコたちが、盗まれたプルシュカの白笛の匂いを追ってたどり着いたのが成れ果て村(なれはてむら)でした。

成れ果て村は現地の言葉で「イルぶる」と呼ばれ、そこにはたくさんの成れ果てたちが生活していましたが、その正体は元人間の少女イルミューイだったです。

この記事では、『メイドインアビス』の成れ果て村の正体イルミューイについてと、成れ果て村の最後結末も解説していきます!

『メイドインアビス』の詳しい情報はこちら

【メイドインアビス】成れ果て村(イルぶる)とは?

まずは『メイドインアビス』の成れ果て村(イルぶる)について解説していきます!

成れ果て村は深界六層にある

成れ果て村とは、深界六層の還らずの都でリコたちが発見した成れ果てたちが暮らす村です。

成れ果て村は住人から現地の言葉で「イルぶる」と呼ばれ、そこでは独自の言葉と文化が存在していました。

外観は塔のような巨大な建物のようにも生き物の死骸のようにも見える不思議な形をしている成れ果て村ですが、膜で覆われた出入り口によって村人以外は自由に出入りができます。

ただ住人は成れ果て村から出ることはできず、また成れ果ての姫と呼ばれているファプタだけは入ることができません。

成れ果て村の内部には力場が存在していないため深界六層の強い上昇負荷の影響を受けることはなく、住人だけでなくリコやナナチも成れ果て村の内部を自由に散策することが可能です。

成れ果て村の言葉

成れ果て村の言葉は、地上で使われている公用語とは異なります。

そのため人間が理解することはかなり難しいですが、成れ果て村の食堂のおかみさんであるムーギィいわく成れ果て村の言葉の意味は「動きや名前がいくつもくっついたもので多い」のだそうです。

成れ果て村の住人の多くは独自の言語で会話をしますが、人間の人格が残っている一部の成れ果ては公用語が話せる者がいたり、中には意味のわかる言葉を発せない者もいます。

成れ果て村の住人キャラや言葉の意味についての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!

成れ果て村の価値と精算について

成れ果て村は、「価値」という成れ果て村独自の概念によって生活が成り立っています。

価値は瞬間的なものだけでなく大切にしているもの、好きなこと、得意なことなどの価値があるもの全てで目視できないものも含めて様々な価値が存在しているのです。

価値をやりとりすることで物を売買するなどの生活が成り立っているため、成れ果て村では価値が非常に重要です。

基本的な価値のやりとりは自分の持つ価値と釣り合いが取れる場合に成立するため、自分の持つ価値を上回る他人の価値を傷つけたり破壊したり奪ったりした場合には「精算」によって差異分の価値をまさに精算されてしまいます。

精算では自分にとって価値があるとして貯めていたもの、隠していたものなどを対価が釣り合うまで奪われて、それでも足りない場合には身体を奪われて価値に変えられてしまい、価値に変えられたものは永遠に失われてしまうのです。

衝撃的なまああの精算とその後についての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!

【メイドインアビス】成れ果て村の正体をネタバレ

ここからは、『メイドインアビス』の成れ果て村の正体を解説していきます!

成れ果て村の正体はイルミューイ

成れ果て村の正体は、イルミューイという名前の人間の少女です。

元は人間の少女だったといった方が正しいかもしれません。

イルミューイは巨大な成れ果てと化して自分自身が成れ果て村となり、その村に入った人間たちの成れ果てにして今に至っていたのです。

イルミューイが成れ果て村になった経緯については後述していきます。

イルミューイとは先住民の少女

イルミューイとは、アビスの大穴がある南海ベオルスカの孤島がまだ未開拓だった大昔にその島に住んでいた褐色の肌に銀髪をもつ先住民の少女です。

子供が生めない身体であったために捨てられた悲しい境遇の持ち主で、黄金都市を求めてアビスの大穴があるこの島にたどり着いた決死隊ガンジャの道案内役としてアビスの旅に同行することとなりました。

ガンジャ隊の三賢のひとりであるヴエコとともに過ごす中でヴエコに母性を感じて懐くようになっていきましたが、黄金都市で待ち受けていたのはイルミューイにとって辛く悲しい未来だったのです。

イルミューイが成れ果て村となった経緯

イルミューイが成れ果て村となったのは、イルミューイが水もどきに感染したことがきっかけでした。

水もどきとは水に擬態した謎の生物のことで、煮沸消毒程度では死なないため飲んだ人間が次々と感染して身体を蝕まれていきます。

水もどきに感染したイルミューイの症状が悪化していく中で、願いを叶える卵と呼ばれる遺物「欲望の揺籃」を使うことでイルミューイは一命をとりとめ元気になっていったのです。

イルミューイの願いが何だったのかは不明ですが、イルミューイは次第に身体まで異形の姿へと変貌していき赤ちゃんを生みました。

その赤ちゃんには水もどきの症状を緩和する効果があり、さらに生きたまま鮮度の高い状態で調理して人間が食べるとより高い効果が得られたのです。

ガンジャ隊のリーダーであるワズキャンは、全部で2つの欲望の揺籃をイルミューイに使っていきした。

時間が経つにつれ大きく姿を変えて人としての知性を失っていったイルミューイは、ある日層の中心部へと向かって行き自身が「成れ果て村」と化してガンジャ隊の人間を取り込んで成れ果てにしていったのです。

最終的にはワズキャンが自身に使っていた欲望の揺籃もワズキャンが成れ果てた際に成れ果て村に回収されたため、イルミューイは全部で3つの欲望の揺籃の力を得たことになります。

イルミューイが欲望の揺籃にした願いについての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!

ワズキャンのクズでやばい正体については、こちら↓の記事をご覧ください!

【メイドインアビス】成れ果て村の最後と結末

ここからは、『メイドインアビス』の成れ果て村の最後とその後について解説していきます!

成れ果て村はファプタに狙われていた

ファプタは、イルミューイが成れ果て村の外に生み落とした最後の娘でした。

そのためファプタにとって兄弟たちを食べ、母を村と化した成れ果て村の住人達は憎むべき存在だったのです。

イルミューイの憎しみの感情を強く受け継いで誕生したファプタの目的は成れ果て村を破壊して村人たちを根絶やしにし母を解放することでしたが、ファプタは成れ果て村の中に入ることができないためにその目的を達成できずにいました。

成れ果て村にファプタが入った方法とは?

そこでファプタはレグの火葬砲で成れ果て村の壁に穴を開けて侵入することを考えついたのです。

レグは忘れてしまっていましたがファプタとレグは過去に出会っていて、その時に成れ果て村の壁に穴を開けることをレグに依頼していました。

しかしその時のレグには火葬砲を使えるだけのエネルギーの余裕がなく、アビスの穴を登って自分の目的を達成した後にまたファプタの元へと戻ってきてファプタに手を貸すことと、ともに冒険の旅に出ることを約束していたのです。

ファプタと交わした約束については忘れてしまっていたレグでしたが、レグがファプタの腕を持って成れ果て村に入った際に暴れだし精算の黒いドロドロと同化したジュロイモーを倒すために火葬砲をつかってしまいます。

それによって結果的に成れ果て村の壁に穴を開けファプタの侵入を許してしまうこととなったのです。

成れ果て村はファプタに破壊されない

成れ果て村はファプタに破壊されません。

成れ果て村に侵入し村人たちを襲って、村そのものを破壊しようとするファプタを止めるために戦いを挑んだレグはファプタに返り討ちにされてしまいました。

しかしそこに現れたベラフは、ファプタに母イルミューイが幸せに過ごしていたときの記憶を匂いにのせてファプタに体感させたのです。

イルミューイには幸せだった瞬間があったことを知ったファプタは、葛藤の中で苦しみ涙を流します。

そこに原生生物たちが現れて、今度は原生生物たちが成れ果て村の住人たちを襲い始めたのです。

ファプタの正体についての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!

成れ果て村は最後原生生物との戦いで崩壊

成れ果て村は最後原生生物によって破壊されてしまいます。

これまでイルミューイによって守られ原生生物の侵入も許すことがなかった成れ果て村でしたが、壁に風穴が空けられたことで成れ果て村は原生生物たちの都合の良い餌場となってしまったのです。

自身も襲われて傷を負い自分の存在する理由を原生生物に奪われることに激怒したファプタは、自らを捧げるかのように集まってきた村人たちを取り込み肉体を復活させて原生生物と戦いました。

そして原生生物を倒したものの、成れ果て村は崩壊して同時に住人たちもみんな消滅してしまったのです。

成れ果て村の結末はヴエコとの別れ

成れ果て村の結末は、ヴエコとの別れで締めくくられます。

戦いが終わり目的だった成れ果て村の破壊と母イルミューイの解放を達成したファプタは、最後に息絶えようとするヴエコからファプタが知らない母のことを教えてもらいました。

これまで母には憎しみしかないと思っていたファプタでしたが、ヴエコだけは最後の最後まで母の側にいてくれたことを知って安堵します。

そのままヴエコが死亡すると、ファプタは彼女との別れに涙を流してヴエコのお墓を作りました。

そんなファプタにレグは一緒にアビスの冒険に同行してくれないかと聞きますが、ファプタは「考えておくそす」と言ったのです。

ヴエコがラスト死亡する経緯についての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!

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まとめ

この記事では、『メイドインアビス』の成れ果て村の正体イルミューイについてと、成れ果て村の最後結末も解説してきました。

  • 成れ果て村(イルぶる)とは深界六層の還らずの都にある成れ果てが暮らす村。
  • 成れ果て村の言葉は地上で使われている公用語とは異なる。
  • 成れ果て村には「価値」という概念があり、価値の釣り合いが取れない場合には「精算」によって対価が釣り合うまで奪われる。
  • 成れ果て村の正体はイルミューイという名前の人間の少女。
  • イルミューイは2つの「欲望の揺籃」を使った後に自分自身が成れ果て村になった。
  • 成れ果て村は村の破壊と母イルミューイの解放を目的とするファプタに狙われていたが、最終的に成れ果て村を崩壊させたのは原生生物。
  • 成れ果て村の結末はヴエコとの別れ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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