朝ドラ・エールで古山裕一(窪田正孝)のもとに住み込みで弟子入りした田ノ上五郎(岡部大)と、小説の執筆活動のために裕一のもとで暮らすことになった古山音(二階堂ふみ)の妹の関内梅(森七菜)。
梅と五郎の同居が9月14日(月)第66回の放送から始まったところでダークホースとして9月15日(火)第67回の放送で梅の前に登場したのが佐藤久志(山崎育三郎)ということで、梅、五郎、久志の今後の恋の行方が気になったという方も多かったのではないでしょうか。
そこで今回は、朝ドラ・エールで梅と五郎と久志の恋の行方はどうなるのか、梅の結婚相手の考察や今後のネタバレについてもまとめていきます!
朝ドラ・エールで梅と五郎の関係は?
裕一の家での同居が始まった梅と五郎ですが最初は五郎に対して無関心な梅、一緒に食卓を囲んでいる時も全く興味がない様子です。
梅が裕一の娘である古山華(田中乃愛)におまんじゅうを食べるのは食事の後と言われたでしょうと言い聞かせている時には、横から出てきた五郎がにらめっこで問題を解決し、終いには五郎から対処法までアドバイスされ梅の表情についても子供が怖がると指摘されたことで梅の五郎に対するイラ立ちはマックスに!
そもそも梅は1ヶ月後に2作目を書き終わらなければならないプレッシャーの中で執筆活動が進まずにいたのですが、イライラした気持ちからか五郎の顔を思い出してなかなか執筆活動に取り組めませんでした。
エールの視聴者の中には、これが恋の始まりなのでは?と考えた方も多かったのではないでしょうか。
一方、五郎の方は華に召使いのような扱いを受けお馬さんごっこをしたりと華を楽しませ賑やかに過ごしていましたが、執筆活動が進まない梅はその賑やかさにも苛立ちを隠しきれず、梅と五郎の関係は決して良好とはいえません。
同居する前は年頃である梅と五郎が同居することについて、2人が恋に落ちたらと少々心配していた裕一と音でしたが、2人の険悪なムードに話す機会を作りお互いを知らないと何も始まらない・・・と梅と五郎の歓迎会を計画しますがうまくいかず。
ちなみに、ここまでで五郎が梅に恋心をいだいている様子や描写はありません。
朝ドラ・エールで梅と久志の関係は?
裕一と音が計画した歓迎会が始まった直後から五郎と離れた席に移る梅に対して、どうにか梅と五郎の関係を良くしようとする裕一ですがまったく効果がなく、そんななか登場した久志が初めて会った梅にロックオン!
梅が音の妹だと知っても、久志にとってはお構いなしのようで梅に対して積極的なアピールを開始します。
プリンス久志らしい自己紹介から始まり、デートを誘いながらのウィンク、更にキラキラ連続ウィンク、その後にはバキュンバキュン連続ウィンクと猛アピールしますが、梅にはまったく伝わらず冷めた顔で「目にゴミでも入りました?」と言われる始末。
久志は梅を諦めるかと思いきや、裕一のもとへ行き「梅ちゃん・・・良いよね!」となぜか自分に興味をもたない梅に興味をもった様子でした。
モテる久志にとって梅のような自分に興味を示さない女性は初めてだったのか、そんな梅に恋心を抱いてしまったようです。
その後も久志は梅をデートに誘い、そこで梅が文藝ノ友新人賞を受賞したお祝いにブローチをプレゼントしたり一緒に食事をしたりと積極的にアピールします。
朝ドラ・エールで梅・五郎・久志の恋の行方
三角関係になるかと思われた梅と五郎と久志の3人ですが、きちんとまとまる形になりました。
ここからは、3人の恋の行方についてそれまでの経緯も合せてまとめていきます!
朝ドラ・エールで梅が五郎を好きになる!
梅が文藝ノ友新人賞の受賞式で退場する際に履いていた下駄の鼻緒が切れてしまい転んだ時に、幸文子(森田想)がバカにしたように笑ったのに対し五郎が「笑うな!」と声を荒げたのが梅の気持ちを変えるきっかけになったようです。
五郎は切れてしまった梅の下駄の鼻緒をこっそり直していたりと天然でとても優しい人物であることがわかります。
この五郎の優しさに梅の心も少しずつ変化していったようでしたね。
その後夜に偶然台所で梅と五郎が顔を会わせたシーンでは、初めて梅が五郎に微笑みかけていたことや下駄を直してくれたお礼を伝えたことからも梅の心境の変化がうかがえました。
それから梅は五郎にお茶をいれ鉛筆を削ってもらうことをきっかけに、作曲ができずに裕一に迷惑をかけていると悩む五郎の相談にのったり、梅も自分と幸文子との関係について話したりと2人の関係は急速に接近しているように感じました。
梅は自分について話し「もう文学だけでいいや」と諦めたように言ったことに対して五郎は「本当にそう思ってるんですか?」と真剣な表情で質問し、梅はそれによって自分について考えさせられたようです。
自分について考える梅に突然華が「五郎のことどう思ってるの?」と質問します。
華は五郎が梅の書いた小説を何回も読んでいることを見たことから「五郎は梅のこと好きだよ!間違いなく!」と梅に話しました。
梅は直接五郎からも梅の書いた小説が好きだということ、その小説を読んで感動したこと、梅には小説を書く才能と人を慈しむ心があるから自分を好きになってほしいということを聞かされて、五郎に対して特別な気持ちを抱いたようです。
しかし梅は、このとき抱いた特別な気持ちを五郎に対する恋心だとは気づいていませんでした。
自分の中のこの気持が何なのか知りたい梅は、そのことを久志に相談します。
梅が久志に相談した内容は、
- 自分が変だということ
具体的には、あの人(五郎)のことを想うと
- 胸がぎゅっとなること
- 気になること
- ほっとけないこと
でしたが、そのことを聞いて久志はすぐにその気持が「恋」であることに気付き、梅に教えました。
ここで初めて梅は自分が五郎に恋心を抱いていることを知ることになったのです。
その後、作曲の才能がないことに悩む五郎の相談にのる梅は五郎を励まし、最後に「私、五郎さんのことが好き」と伝えました。
朝ドラ・エールで久志は藤丸と恋仲に?
以前から久志に対して特別な思いを寄せていると思われた藤丸(井上希美)は、久志と梅がデートをしていたことを偶然目撃してしまい、ショックを抑えきれず音に相談していました。
その後も久志が梅とデートしていたことを梅と久志を会わせた裕一のせいにするなど、その感情的な様子から藤丸の久志に対する気持ちは本気なのだと受け取れます。
久志の方は梅に興味をもっていましたが、梅から恋の相談を受けたことで自然と振られるかたちになってしまいました。
しかし、梅との恋に敗れ恋の相談までされたおかげでやっと一番大事なものに気づいた久志。
久志にとって一番大事なものとは、なんと藤丸のことだったのです!
待ち合わせをしていた村野鉄男(中村蒼)が経営するおでん屋に登場した藤丸は、満面の笑顔で久志を見つめます。
「やっと気づいたんだ、何が一番大事かってこと」と言った久志に対して
「嬉しい~~~うふふ♡」と藤丸が言うと2人で闇へ消えていきました。
久志と藤丸がついに恋仲に発展したのではと、こちらの今後も気になりますね!
梅の結婚相手は五郎なのか?今後のネタバレも!
9月17日(木)第69回の放送で、梅から好きだと言われながらも才能がないことに悩み裕一の弟子を辞め家を出ることを決めた五郎を寂しげにみつめる梅。
五郎が去った後にはひとりで涙を流していましたね。
これで梅と五郎の関係は終わってしまったのかと、残念に感じた方もいたことでしょう。
今後のストーリーがどのように進んでいくのかはわかりませんが、最終的には梅は五郎を連れて豊橋の実家へ帰り、五郎は関内馬具店の職人頭岩城のもとで馬具職人の修行に励むことになるのだそうです。
梅と五郎は両思いながらも離れ離れになってしまったといった感じですので、五郎が梅の結婚相手となる可能性は高いのではないでしょうか!
今後の展開がとても気になりますね!
まとめ
梅と五郎と久志の三角関係がどうなるのか気になっていましたが、まさか梅&五郎、久志&藤丸でストーリーが進むとは思いませんでした。
しかし、両思いと思われながらも離れ離れになってしまった梅と五郎の2人が今後どうなるのかについてはとても気になるところですね。
恋というものを知った梅の執筆活動の今後にも注目していきたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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