朝ドラ・エールで音の妊娠はありえない?無責任なのかの考察と感想も

エール

6月4日(木)第49回の放送では、古山音が妊娠したことを知った古山裕一が大喜び。音はそんな裕一の様子を見て、嬉しそうではありますが自身が演じる椿姫について考えているのか少し複雑そうな様子です。

この放送を見て、たとえ妊娠しても夢を叶えるために椿姫を演じたい音に対して、視聴者には賛否両論様々な感じ方があったようです。

そこで今回は、朝ドラ・エールで音の妊娠はありえない?椿姫の舞台を前に無責任なのかの考察と感想をまとめていきます!

朝ドラ・エールで音の妊娠がわかったきっかけは?

音の妊娠の可能性は、前日の第48回の放送で喫茶店バンブーで音がヴィオレッタ役を務める椿姫について、新聞を見ながら会話をしている裕一と音のシーンで、音が体調が悪そうな表情を浮かべながら胃のあたりを触っていたところで「ひょとして!」と感じた方も多かったのではないでしょうか?

その直後にカウンター越しに振り返り心配そうに音を見つめる喫茶店バンブーの店主である梶取恵(仲里依紗)は、何かに気づいた様子です。

恵が音に「最近、なんだか調子悪そうだけど・・・」と聞くと、

音は「なんか、ムカムカするんですよね」と答えました。

月のものがきているか恵に質問されると、考えた音はそこでようやく月のものがきていないことに気がつきました。

月のものとは、月経を表す隠語で月に1度毎月くるものという理由から昔はこのような呼び方をしていたようです。

朝ドラ・エールの時代である昭和初期にはまだ現代のような妊娠検査薬はなかったので、毎月きていた月経がこなくなることで当時の女性は自身が妊娠したことに気がつくことが多かったんですね。

それにしても、音の体調の変化から妊娠に気がついた恵の観察眼は素晴らしいです!

音はなぜこのタイミングで妊娠したのか?

せっかく椿姫のヴィオレッタ役を掴み取って夢に向かって道を歩み始めた音が、なぜこのタイミングで妊娠してしまったのか・・・。

手放しでは喜べないと感じた方も多かったのではないでしょうか。

しかし、音がこのタイミングで妊娠してしまったのには昭和初期という時代が大きく影響していると考えられます。

避妊具というものは明治時代から存在していたようですが、現代のような避妊具が確立し性病予防としても重宝されるようになったのは昭和後期なのだそうです。

朝ドラ・エールの時代である昭和初期には、まだ現代のような避妊具は一般的には使われ始めたばかりで、認知度は低かったのではないかと考えられます。

そのため、多くの家庭では避妊具以外での避妊をしていたのかもしれませんが、失敗する確率は避妊具に比べて高かったのではないでしょうか。

裕一と音のように愛する夫婦の間に赤ちゃんができることは当然のことだとは思いますが、とはいえこの大切なタイミングで妊娠することは望んでいなかったでしょうから、それならばなぜ・・・という否定的な考え方があるのも頷けます。

音の妊娠は無責任なのか考察

音は出産後に子育てをしながら在学中の東京帝国音楽学校に通学し続けることはできないためいずれ退学しなければならないが、歌手になる道を諦めたくない気持ちもあり記念公園の椿姫を成し遂げ成功させたいと裕一に語ります。

音楽学校での椿姫の稽古の終わりに、音は先生や共演者に自身が妊娠したことと椿姫の舞台には出ることを伝えますが、周囲は困惑していました。

確かに妊婦さんを舞台に上がらせることに不安を感じるのもわかりますし、体調など音自身を心配する周囲の気持ちもわかります。

それに、音自身も舞台に上がることに対して自分の気持ちだけでなく周囲のことも含めてもっと考えることはできたのではないでしょうか。

妊娠しながら音楽学校を続けることはできるのか。
今妊娠したら椿姫の舞台はどうなってしまうのか。

大抵の大人であれば、どうなるかある程度は予想できたことだと思います。

実際に音は、朝ドラ・エールで妊娠したことを裕一に話した序盤のシーンや音楽学校で椿姫の稽古をしているシーンでは、たいしたつわりの症状もなく元気そうですが、ストーリーが進むにつれてつわりが悪化してきたことにより、椿姫の練習を2週間も休むことになってしまいました。

音の妊娠はおめでたいことではありますが、その妊娠という個人的な都合で椿姫の練習にも参加できず、先生や共演者に結果的に迷惑をかけたことを考えると、このタイミングに妊娠したことを無責任だと感じた方もいたのではないかと思います。

音が妊娠を理由に椿姫を自ら降板していた方が、同じく無責任ではありますが世間の反応は優しかったかもしれません。

しかし始めて妊娠した音が、今後つわりが酷くなり椿姫の稽古ができないほどに悪化すると想像することができなかったのではないかとも考えられます。

今回のストーリーに私は、妊娠によって人生が左右される女性が社会進出することの難しさや夢を追いかけ叶えることの難しさも考えさせられたように感じました。

音の妊婦に関するみんなの感想

歌手になるという夢に向かって歩き出し、椿姫のヴィオレッタ役を掴み取ったにもかかわらずこの大事な時期に妊娠した音。

たとえ妊娠しても夢を叶えるために椿姫を演じたい音に対して、視聴者には賛否両論様々な感想がありました。

椿姫の舞台のこと以前に、せっかくお母さんが行かせてくれた音楽学校を退学すること対して不義理だという意見もありました。

たしかに頑張って娘3人を育て上げ、音楽学校に行かせてくれたお母さんには申し訳ない気持ちになりますね。

音の無計画で自己中心的なキャラクター、そのうえ椿姫のヴィオレッタ役降板と、そもそもヒロインとして受け入れられない方もいるようです。

出産をする女性にはよくある話で妊娠した音の気持ちは理解できるものの、古山夫婦の計画性のなさを感じてしまう方は多かったのかもしれません。

このタイミングでの妊娠に「なんで今?」と思うのであれば、妊娠するようなことをすべきではなかったという意見は理解できますね。

妊娠にタイミングはない、選んでもすぐに妊娠できる人ばかりではない。私の周りでも多くの人がこのような悩みを抱えています。

エールの時代(昭和初期)や背景を考えると、やはり避妊は難しかったのかもしれませんね。

妊娠しているのに舞台に出ると言った音に対して、勝手すぎるという厳しい意見もありました。

このタイミングでの妊娠は音にとって「なんで今?」と思うものだったかもしれませんが、ベストなタイミングでの妊娠とはいつなのか・・・難しいですね。

椿姫の舞台が終わってからであれば、音自身も妊娠をもっと喜ぶことができたかもしれません。

その点では計画性がないという意見があるのもわかる気がします。

まとめ

6月4日(水)第49回の放送では、音に対しての否定的な意見が多くこの物語について考えさせられました。

私自身も妊娠した経験があり音の辛さや気持ちが理解できる一方で、なんでこのタイミングに妊娠したのかと否定的な意見も理解できます。

妊娠・出産は女性にとって人生を左右することですから、計画が重要なことはごもっともです。

しかし、エールの時代背景なども考えた上で観ていくと女性の社会進出の難しさも考えさせられますし、もう少し優しい気持ちで音や裕一を応援することもできるのかなと考えながらこの記事をかきました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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