6月16日(火)第57回の放送では、昨日に引き続きエールのアナザーストーリーとして、古山音の亡き父である関内安隆(光石研)が自宅へ行き、妻の関内光子(薬師丸ひろ子)と三女の梅(森七菜)に会いました。
安隆と光子が梅のことで話をするシーンで、新人賞をとった幸文子という名前が登場しましたが、実は以前にも名前だけが登場していて今回ようやく伏線を回収することとなったわけです。
そこで今回は、朝ドラ・エールで新人賞をとった幸文子とは誰なのか、モデル人物や三女梅との関係についてもまとめていきます!
朝ドラ・エールで新人賞をとった幸文子とは?
今回の放送では、光子の前に突然現れた安隆に最初は驚き戸惑う光子ですが、再会に喜びダンスをした後、一緒に暮らす三女の梅についての悩みを安隆に話し始めます。
その会話の中で登場した名前が、文藝ノ友という雑誌で新人賞を受賞した幸文子(みゆきあやこ)でした。
10日前に幸文子から梅のもとに届いた手紙により、幸文子の正体を知ることになった梅ですが、その胸中は複雑なようです。
幸文子の名前は第24回の放送で登場していた!
実は、幸文子という名前は4月30日第24回の放送で1度登場していました。
それは古山裕一と音が結婚する前、裕一が音の実家に結婚したいと押しかけている時に演奏会に向け作曲や準備をするシーンでのことです。
その時に音から頼まれ亡き父安隆に捧げる詩を考えることになった梅が、思うように詩を考えられずに手にしたのが文芸誌の文藝ノ友でした。
梅が開いたページは偶然にも「第十回文藝ノ友新人賞」の受賞者を紹介するページで、そこに書かれていた名前が幸文子(16歳)だったのです。
そこに書かれていたのは、小説「目覚めてゐた夢」を書いた東京市の女学生である幸文子が史上最年少の16歳で新人賞を受賞したという内容でした。
梅も小説家を目指しているだけに、そこに書かれている受賞者が自分と同じ年ということにショックを受けている様子ではありましたが、それ以上幸文子が今までストーリーに出てくることはなかったわけです。
まさか第24回の放送で1度登場した幸文子が第57回の放送の伏線だったとは驚きましたね!
幸文子が再登場した理由
10日前に梅のもとに幸文子から手紙が届いたことが幸文子再登場のきっかけとなりました。
実は、幸文子は梅の幼い頃の唯一の友人だったのです。
手紙には梅への感謝や励まし、編集者さんの紹介についてなどが書かれていたようですが、梅がどのように感じたかはだいたい想像がつきますね。
幸文子から手紙が届くまで幸文子の正体を知らなかった梅は、その正体が自分の幼い頃の友人だったと知り、更にショックを受けてしまったようでした。
朝ドラ・エールの幸文子とは誰?梅との関係についても!
幸文子は、梅の幼い頃の唯一の友人「ユイちゃん」だと届いた手紙により知ることとなったのです。
ユイちゃんは、梅が文学を教えていた友人でした。
その友人が同じ年で、日本で一番すごい新人賞を受賞したことを梅は素直に心から喜ぶことができるでしょうか。
嫉妬する気持ちや小説を書けないでいる自分への不甲斐なさに落ち込んでしまってもおかしくありません。
光子は梅がそういった気持を抱えていることを安隆に相談したかった様子でしたが、友達の受賞は素直に嬉しい!と考える明るい性格の安隆には伝わらなかったようです。
それでも安隆が梅と直接会話をすることで、梅はユイちゃんに対する気持ちを整理して自分の正直な気持ちや負けを認めることができました。
そして梅は考え方を改めることができたのです。
梅が考え方を改めることができたのは父である安隆だけでなく、ユイちゃんというライバルが梅の前に現れたおかげだともいえるのではないでしょうか。
朝ドラ・エールの幸文子のモデル人物は誰?
幸文子にもモデルとなる人物がいるのか調べてみました。
しかし残念ながら、似た名前の女流作家はいるもののエールの時代背景とはかなりずれていることや、活躍時期が16歳という若さではないことなど一致しない点が多かったです。
そのことから幸文子のモデル人物はおらず、エールのオリジナルキャラクターではないかと思われます。
まとめ
今回も安隆と光子の夫妻愛、父と娘梅の親子愛に感動するストーリーでしたね。
まさか第24回の放送で1度登場した幸文子が、第57回の放送の伏線を回収することになるとは思っていなかったので驚きもありました。
安隆との会話により考え方を改めた梅のこれからの小説家としての活躍も期待です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント