朝ドラ・エールで音の父は地獄から来た?なぜ天国ではないのかの考察と感想も

エール

6月15日(月)第56回の放送では、エールのアナザーストーリーとして古山音の亡き父である安隆(光石研)があの世で宝くじに当たり一泊二日で地上に帰る権利が与えられ、音の前に姿を現しました。

オープニングから音の父と閻魔様との会話シーンから始まり、
閻魔様がいるということはここは地獄なの?
音のお父さんは善いことをして亡くなったはずなのに天国ではないの?

と疑問に感じてしまったのは、私だけではないはずです。

そこで今回は、朝ドラ・エールで音の父は地獄から来た?良いことをして亡くなったのになぜ天国ではないのかの考察と感想をまとめていきます!

朝ドラ・エールで音の父は地獄から来たのか?

今回の放送では、オープニングから音の父と閻魔様との会話シーンから始まったこともあり、閻魔様=地獄と思ってしまいました。

ただ、音の父が亡くなったのは、大阪で子供を助けて電車にはねられたことが理由だったはず。

子供を助けるという善い行いをして亡くなってしまったはずなのに、なぜ地獄なの・・・?

同じように感じた方も多かったのではないでしょうか。

朝ドラ・エールの閻魔様の役割とは?

まずは、朝ドラ・エールでの閻魔様の役割について考えてみましょう。

閻魔様と聞くと、すぐに地獄と思い浮かぶ方が多いかもしれません。

しかし、閻魔様とは「あの世の王の1人」で死者の魂を死後の世界で天国と地獄に分ける裁判官のような役目を果たしているという説があるそうです。

また日本での閻魔大王は、天国に行くにふさわしくない死者を行かせる地獄を作った神で死者の魂を裁く地獄の主と考えられています。

そのため、閻魔様=地獄と思われがちですが、閻魔様の役割とは死者の生前の罪を裁きその魂を天国行きか地獄行きかを判定するもので、閻魔様が地獄にいるわけではないようですね。

そこから考えると朝ドラ・エールでの閻魔様の役割も、よくいわれている閻魔様の役割と同じだと考えるのが妥当なのではないでしょうか。

音の父がいたのは地獄なのか?

では、音の父が閻魔様と会話をしていたシーンでのあの場所ははたして地獄だったのでしょうか?

朝ドラ・エールでの閻魔様の役割から推測すると、あの場所は地獄ではないと考えられます。

閻魔様のいるあの場所は、死者の魂を死後の世界で天国と地獄に分けるための場所なのですから、あの世の入り口と言えるかもしれません。

また閻魔様を裁判官と考えるなら、小さな裁判所のような場所とも言えるかもしれませんね。

音の父がいたのがなぜ天国ではないのかの考察

オープニングから閻魔様が登場したことで、音の父がいたのは地獄なのではないかと思い込んでしまいましたが、実際には音の父が地獄にいた、もしくは天国にいたとは話に出てきていません。

前述の通り、音の父と閻魔様が会話をしていたシーンの場所があの世の入り口なのだとしたら、あの場所は地獄にも天国にも通じていると考えられるのではないでしょうか。

音の父は、子供を助けるという善い行いをして亡くなってしまったわけですから、私の個人的な希望になってしまいますがきっと死後は天国で過ごしていたと思います。

今回のストーリーでは、

あの世では、年に二回今でいうジャンボ宝くじがある
一等はもちろんお金ではない一泊二日地上に帰る権利である

というこの宝くじに音の父が当たり、地上に帰る権利が与えられたことでその条件について閻魔様と話をし、実際に音のいる地上へ帰ってきました。

このことから今回の場合に限っては、天国とあの世の閻魔様の居る場所はつながっていて、あの部屋はあの世から地上へ行くための出口として機能していると解釈すると良さそうです。

音の父は地獄から来た?なぜ天国ではないのかみんなの感想

朝ドラ・エールの突然のアナザーストーリーで驚きもありましたが、久しぶりの音の父の登場に感動もしましたね。

しかし、音の父が死後の世界から一泊二日で地上に戻ってくるというツッコミどころの多い展開と閻魔様の登場により、音の父が死後にいたのは地獄なのか天国なのか、それ以外にも様々な感想がありました。

閻魔様のいるところは地獄なのでは?音の父が亡くなったのは子供を救ったからなのに天国ではないのか?と私と同じように疑問を感じていた方もいました。

音の父が子供を助けて亡くなったのに地獄にいっていると混乱する気持ちもわかります。

閻魔様がいるのはあの世であって、この場所が地獄だとは言っていないんですよね。

音の家族はキリスト教で、もちろん音の父もクリスチャンだったはずなのに、閻魔様が登場したり音の父が日本の死装束でいることに対して疑問を感じているという感想も多くみられました。

このような感想に対して、次のような感想も。

閻魔様のいる場所の考え方とエールの時代背景などで今回のストーリーの捉え方も様々ですね。

視聴者の疑問も多かった今回の放送ですが、ツッコミどころ満載の部分を楽しむのも良いかもしれません。

このアナザーストーリーは、少し現実から離してファンタジーだと思って観た方がストーリーをより楽しめそうですね!

まとめ

6月15日(月)第56回の放送では、久しぶりの音の父の登場による感動と現実にはありえないストーリーに観ながら笑ってしまうシーンもありました。

死後にもこんな風に娘を想って会いに来てくれる優しいお父さん、良いですよね。

明日は音の実家である豊橋へ行くようですので、どんな展開になるのかとても楽しみです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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