『魔入りました!入間くん』で主人公・鈴木入間(すずきいるま)のクラスメイトのサブノック・サブロは、魔王を目指している猪突猛進な性格の男性悪魔ですが基本的には真面目で意外に仲間思いな一面もあります。
そんなサブノックが作中で悪周期になるシーンはあるのか、悪周期ではどのようになってしまうのか気になっている方は多いのではないでしょうか?
この記事では、『魔入りました!入間くん』でサブノックサブロの悪周期はあるのか、何巻何話かについても解説していきます!
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【魔入りました!入間くん】サブノックサブロの悪周期について
まずは、『魔入りました!入間くん』に登場するサブノック・サブロの作中では描かれていない過去の悪周期について解説していきます!
サブノックが過去に悪周期になったのは1回
サブノックがこれまでに悪周期になったのはたったの1回だけです。
悪周期とはストレス周期として本来自然に発生する発作のようなものであり、破壊衝動や犯罪行為など悪意への欲求が本質にある悪魔にとって避けることはできません。
しかしサブノックは悪周期にならないためにメンタルケアや身体の調整などを行うことでストレスを抑えて、過去に1度しか悪周期を経験したことがなかったのです。
サブノックが悪周期を避けていた理由
サブノックが過去に1回しか悪周期になったことがない理由は、サブノック家の力に頼りたくなかったからです。
サブノックの悪周期はサブノック家の家系の色が濃く出るため、サブノックはその家系の力には頼りたくないと考えていました。
悪周期では理性が失われるのと同時に魔力が向上して通常とは桁外れの能力を発揮することもあり、本来の能力が危険なものであれば悪周期には理性を失った状態で自分の意思に反してその能力を使ってしまうおそれもあるのです。
悪魔学校バビルスの空想生物学担当教師であるバラム・シチロウは、サブノックの真の力についてとても危険だと作中で話していましたので、サブノック自身もそのことを自覚して悪周期になることを避けていたと思われます。
【まいりました入間くん】サブノックサブロの悪周期を解説
まずは、『魔入りました!入間くん』のサブノック・サブロの悪周期を解説していきます!
サブノックは悪周期にならない
結論からいうと、これまで作中でサブノックは悪周期にはなっていません。
悪周期はストレス周期として本来自然に発生するもので、魔力は向上するものの理性は失われてしまうという特徴があります。
悪周期とはもともと悪意をもっている悪魔にのみ定期的に起こる発作のようなものであり、悪魔の本能である破壊衝動や犯罪行為といった悪意への欲求が高まりそれを抑えることができない状態になってしまうのです。
『魔入りました!入間くん』の漫画原作28巻まででは、サブノックが自然発生的に悪周期になるシーンは登場していません。
サブノックは悪周期解放をする
これまでサブノックは悪周期にはなっていないと前述していますが、実は悪周期解放という方法によって悪周期状態を披露するシーンはあります。
悪周期解放とは悪魔学校バビルスの教師バラムがサブノックとアスモデウス・アリスにだけ教えたバラム式ケンカ必勝法のことです。
バラムは悪周期解放を悪周期になる薬と抑制剤を飲み悪周期と通常期を繰り返し経験することで習得して、いざという状況の時に自ら悪周期を開放できるよう修行をつけることをサブノックとアスモデウスに提案していました。
しかし当初サブノックは、前述したサブノック家の力には頼りたくないという理由から修行を受けることを断っていたのです。
その後自分の血に向き合う覚悟を決めたサブノックはバラムに悪周期解放の修行をお願いし、サブノック専用の悪周期解放薬を修行に備えてバラムから受け取っていました。
サブノックはとある問題が発生した際に、その悪周期解放薬を飲むことで悪周期を解放することとなります。
サブノックの悪周期はどうなる?
サブノックの悪周期は、痛みに快楽を感じるようになります。
悪周期状態のサブノックは全身全霊で黒く変色した武器を作り出し、その武器での攻撃は通常の何倍もの痛みを生むのです。
その痛みは小さなかすり傷ひとつでものたうち回るほどの激痛で、攻撃を受けた相手はあまりの痛みにもがき苦しんだ後に最悪の場合は死に至ってしまいます。
しかしその痛みや苦しみがサブノックへと伝達されると快楽にかわるため、相手が痛み苦しむほどに快楽に溺れて堕ちていってしまうのです。
またサブノックは悪周期状態になると、通常では金髪だった髪の毛は乱れた黒髪に変化して尻尾は凶暴さを表すかのようにトゲが増えます。
【まいりました入間くん】サブノックの悪周期は漫画何巻何話?
ここからは、『魔入りました!入間くん』のサブノック・サブロの悪周期は何巻何話かについて、そのシーンの詳細についても解説していきます!
サブノックの悪周期は漫画29巻256・257話
サブノックの悪周期は漫画原作29巻256話と257話です。
サブノックは、2年の最初の昇級試験として行われた「心臓破り」の最中に教師とのバトルで悪周期解放を使用しました。
サブノック悪周期解放の経緯については後述していきます。
サブノック悪周期解放の経緯
サブノックの悪周期解放は、心臓破りで敵役の教師陣のうちのひとりだった悪魔学校バビルスの新任教師アトリとの交戦で披露されました。
心臓破りとはアブノーマルクラスのために特別に考えられた新しい試験で、2年生1名につき2名の1年生の心臓に見立てたハート風船を教師陣から壊されないように守るというものです。
アトリは敵役としてサブノックの守る1年生の風船を割ろうと襲いかかってきたはずでしたが、サブノックとの戦いで一方的に攻撃することに快楽を感じ始めたアトリはサブノックへの攻撃を続けていました。
そのアトリからの攻撃に自分の死を感じ取ったサブノックは、今できる最良の決断として悪周期解放薬を飲むことで悪周期を解放することを選んだのです。
サブノックの悪周期を止める方法
作中ではサブノックの悪周期を止める方法については解説されていません。
サブノックが悪周期解放薬を飲んだ時、サブノックはまだバラムから悪周期解放の修行を受けていなかったため自身や周囲の力を借りて悪周期を止める方法を学んでいませんでした。
しかしバラムはサブノックに悪周期解放薬を渡した際に、万が一サブノックが1人の状況で悪周期解放薬を使用するようなことが起こった場合にはバラム自身が必ず駆けつけてサブノックを止めることを約束していたのです。
その約束通り、バラムは悪周期解放を行ったサブノックの元へと駆けつけてアトリを攻撃し、睡眠(スイーピー)の魔術でサブノックを眠らせることで悪周期状態を止めたのでした。
まとめ
この記事では、『魔入りました!入間くん』でサブノックサブロの悪周期はあるのか、何巻何話かについても解説してきました。
- サブノックは過去に1回しか悪周期になったことがない。
- サブノックはサブノック家の力に頼りたくないという理由から悪周期になることを避けていた。
- これまでサブノックは悪周期になっていないが悪周期解放によって悪周期の状態になるシーンがある。
- サブノックの悪周期は痛みに快楽を感じるようになる。
- サブノックの悪周期は漫画原作29巻256話と257話。
- サブノックは心臓破りのアトリとのバトルで悪周期解放を披露する。
- サブノックの悪周期を止める方法は現状ではなく、バラムが睡眠(スイーピー)の魔術でサブノックを眠らせて止めた。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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