魔界の名門校「悪魔学校バビルス」で生徒に人気の生徒会長アザゼル・アメリは、活動休止となった魔具研究師団(まぐけんきゅうバトラ)再開のための研修として鈴木入間を生徒会の一員に加えました。
アメリは生徒の模範として厳しい業務をこなしながらも、イルマに初恋メモリーを読んでもらったりといつも通りの日常を過ごしていましたが、そんなアメリを消そうと狙う人物がいたのです。
そこで今回は、『魔入りました!入間くん』でアメリを狙うのは誰なのか、犯人の目的や理由とその後どうなったかについてもまとめていきます!
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【まいりました入間くん】アメリを狙う人物について
アメリを狙う人物は謎の研究室のような場所で、もうすぐアザゼル・アメリを消せると何かをたくらんでいるようでしたが、その人物の顔は見えなかったため誰なのかはわかりませんでした。
しかしその後、放送師団(ほうそうバトラ)を装ってアメリを呼び出した犯人は、謎の煙をかけアメリに改変魔術をかけたのです。
ここからは、謎の煙の効果や「消せる」と言ったのは誰なのかをまとめていきます!
謎の煙の効果でアメリは乙女モードに!
アメリがかけられた謎の煙の効果は、アメリを乙女モードにしてしまう精神面への魔術でした。
いつもは気高い立ち振舞で威風堂々としていて、ヴァウ(6)のランクに恥じない圧倒的な実力と頭脳と強烈なカリスマ性をもっているアメリですが、乙女モードになったことで頭の上の耳は垂れておしとやかな女性、まさに「乙女」のようになってしまったのです。
乙女モードになったアメリは自分の普段の服装を露出が多いと恥ずかしがったり、以前の自分の行動については少々粗暴だったと振り返っていました。
アメリを診た医務室の先生は乙女モードにする魔術について、魔術が素人が編んだセーターのようにこんがらがっていて無理やり術を解くのは無理で、術自体は簡単なもので時間が経てば元に戻るだろうと話します。
悪魔学校バビルスの生徒会長としてカッコよく人気もあるアメリですが、生徒会として厳しく取り締まっている部分もあり、アメリが狙われる心当たりはありすぎて絞るのが難しい状況となったのです。
また、一刻も早くアメリを狙った犯人を見つけようとした生徒会員でしたが、乙女モードになったアメリは今までにこなしていた生徒会業務はこなせずにいたため、そのしわ寄せが他の生徒会員にいったことで犯人探しにまで手が回らず、手がかりもないことから犯人探しは難航するかと思われました。
アメリを「消せる」と言ったのは誰?
犯人として一番怪しい人物について話そうとしたタイミングで生徒会室に現れたのが、風紀師団(ふうきバトラ)のロノウェ・ロミエールでした。
生徒会員がアメリを狙う犯人の心当たりとして考えていた人物がこの風紀バトラのロノウェだったです。
ロノウェの生徒会室登場がアメリが乙女モードになったタイミングと重なったことと、生徒会長のアメリが失脚して得をするのがロノウェだったこともあり、当初アメリを狙った犯人はロノウェではないかと予想していました。
【まいりました入間くん】アメリを狙ったのはロノウェ・ロミエール?
アメリを狙った犯人ではないかと疑われたロノウェ・ロミエールですが、アメリを襲った犯人かと聞かれてもとぼけているような様子でした。
ここからは、ロノウェがアメリを狙ったと考えられた目的についてとロノウェが所属する風紀バトラについてもまとめていきます!
風紀バトラのロノウェがアメリを狙う目的
風紀バトラのロノウェがアメリを狙ったと予想したのは、風紀バトラで風紀委員長のロノウェが生徒会を乗っ取り、新・生徒会長となることを目的としていたからです。
ロノウェがアメリが乙女モードになったタイミングで現れたのも、アメリが弱っている好機を逃さずにタイマン(解散選挙)を申し込むためでした。
この場合のタイマンとは、複数の生徒が現生徒会に不満をもった場合に代表のバトラを選び現生徒会との一騎打ちの全校投票を行うことで、このタイマンに敗れたバトラは即時解散することとなります。
そのため、ロノウェからのタイマンの申し出は風紀バトラから生徒会への宣戦布告となったのです。
ちなみに今まで風紀バトラのロノウェが生徒会に対してタイマンの申し出をしなかったのは、アメリの威光が絶大だったことが理由でした。
風紀バトラとは?
風紀バトラは自称生徒会のライバルバトラで、生徒会と似たような活動をしては突っかかってくるような目立ちたがり屋の集団です。
具体的な風紀バトラの活動については作中には出てきていませんが、演説の際にロノウェは自分が生徒会長になった暁には授業日数を半分にしてその分旅行に行くことや、校内にレジャー施設を設置して休日も増やすことを、「約束はしない!」としながらも言っていました。
風紀バトラはロノウェの演説の内容が間違って1つでも通る可能性にかけて全力を尽くし、現生徒会よりも面白い日々を約束すると演説を盛り上げたのです。
ここまでのロノウェの行動から、アメリを狙った犯人はロノウェで間違いないだろうと思われましたが、真犯人は意外にもあっけなく明らかとなります。
【まいりました入間くん】乙女モードのアメリはその後どうなった?
かけられた謎の煙の効果によって乙女モードになったアメリは、その後もなかなかその魔術が解けませんでした。
イルマがアリクレッドにアメリがかけられた精神面への魔術について意見を求めたところ、アリクレッドが見たところタイマンの演説後の時点ではアメリにかけられた魔術はほぼ解けた状態だと言っています。
しかし魔術はかけられた者(この場合はアメリ)によって影響が違うため、アメリの中の何かに改変魔術がひっかかっていることで元に戻れずにいて、完全にもとに戻るにはきっかけが必要でした。
最終的にアメリの演説中に生徒会長としてのアメリの欲望や野望、悪魔として悪魔学校バビルスについての考えを強い意志を持って語った時に見た壇上からの景色がきっかけとなりアメリ自身が野望に一途だった頃を思い出してもとに戻ることができたのです。
また、この時同時にアメリはイルマのことが好きだと自覚したしました。
【まいりました入間くん】真犯人はエリゴス・シネル!
アメリを狙った真犯人は悪魔学校バビルス2年のエリゴス・シネルだったのです。
シネルは魔術開発師団(まじゅつかいはつバトラ)と遊戯師団(ゲームバトラ)から借りた器具を用いて独自香水を製造していて、その製造しているところを張り込みの末アリスとクララによって捕まったのでした。
ここからは、真犯人のエリゴス・シネルがアメリを狙った理由とその後シネルがどうなったのかについてまとめていきます!
犯人エリゴス・シネルがアメリを狙った理由
エリゴス・シネルがアメリを狙った理由は、おしとやかなアメリを自分の目に焼き付けるためで、生徒会長を失脚させるためではありませんでした。
生徒会長の親衛隊長でもあるシネルは勇ましく胸を張ったアメリをずっと見てきたため、おしとやかなアメリというレアな姿も見てみたいという野望をもっていたのです。
シネル本人いわくこの行動はアメリの親衛隊長としての使命を全うしただけと言ったことで、アメリの怒りを買い生徒会鍛錬業務50倍コースをやらされるはめになりました。
エリゴス・シネルはその後どうなった?
シネルはその後どうなったかというと、イルマが所属する魔具研究バトラに入ることとなりました。
アメリを狙った犯人として捕まった後はシネルに生徒会業務をさせていたものの荷が重く、目を離すとアメリの写真を撮ろうとするなどの危険な存在なため、アメリの目の届く範囲で信用のできる2年のいないバトラに入れようとアメリは考えたのです。
シネルは言動はめちゃくちゃなものの独学で性格改変魔具を作った才能から、魔具研究バトラに入ることが決まったのでした。
またその後は週末テストで自作の頭が良くなる薬を使ったことがバレて、見事捕まり週末日は補修地獄となったのです。
まとめ
アメリを狙っていた犯人はロノウェかと思いきや、アメリの親衛隊長シネルだったことには驚きましたね!
でもシネルのおかげで、かわいい乙女モードのアメリを見ることができたともいえるのではないでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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