入間くん魔王デルキラの正体は人間?アリさんとの関係やロイヤルワンも解説

魔入りました!入間くん

『魔入りました!入間くん』の悪魔の世界において絶対的な存在であるのが魔王ですが、前魔王のデルキラは消失の魔王と呼ばれ現在はおらず魔界の魔王の座は空位のままとなっています。

また先代魔王デルキラの登場は回想シーンでわずかにあるものの、その表情を伺うこともできずかなり謎に包まれいるため、魔王デルキラの正体は何者なのか気になっている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、『魔入りました!入間くん』の前魔王デルキラの正体は人間なのか、アリさんとの関係やロイヤル・ワンについて、魔王になる方法と条件も解説していきます!

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【魔入りました!入間くん】前魔王デルキラとは?

前魔王のデルキラは「消失の魔王」と呼ばれている伝説的な存在の魔王で、経緯は明らかとなっていませんが現在は魔界にいません。

ここからは、先代魔王デルキラの基本情報やロイヤル・ワン(王の教室)との関係についてもまとめていきます!

前魔王デルキラの基本情報

魔王デルキラとは先代の魔王のことで、魔界の歴代の魔王の中でも1・2を争うほど人気の魔王です。

魔王デルキラがそれほどまでに人気の理由は魔力やカリスマ性が過去の魔王の中でも最もきわだっていたからで、さらに最も魔界を改革した魔王だともいわれています。

今のような平和で楽しい魔界ができたのも魔王デルキラが威光で魔界全土を照らし、作り上げたものなのです。

魔界において人気も高く非常に重要な存在であった魔王デルキラですが、現在は行方不明となっているため数百年もの間魔王の椅子は空席の状態となっています。

魔王は全ての悪魔の頂点に立ち魔界を統治する絶対的な存在で、魔界の支配者として魔界における全ての決定権を持っているのです。

その絶対的な決定権で魔王は魔界のどんなことをも覆すことができ、そのため魔界の発展には魔王の性格が大きく影響していると考えられていました。

デルキラが「消失の魔王」の異名を持つ理由は明らかになっていませんが、デルキラが魔王だった頃に「サーティーン、ディナー(13冠の集い)」という魔界の会議に度々集まらずに姿をくらましていたことから付けられたか、もしくは現在行方不明であることを意味しているかのどちらかもしれません。

魔王デルキラとサリバンの関係

サリバンは魔王デルキラが魔王として活躍していた時、魔王デルキラの側近として仕えていまいした。

魔王デルキラとサリバンの関係については、『魔入りました!入間くん』の漫画原作11巻93話のサリバンの回想シーンでサリバンがデルキラと過ごした過去が描かれたことで明らかになっています。

魔王デルキラとサリバンは非常に親しい間柄でサリバンはデルキラからは「サっちゃん」と呼ばれていましたが、魔王デルキラの側近としてのサリバンの情報としてわかっているのはサリバンがデルキラの秘書のような立場であったことのみです。

またサリバンの回想シーンによって魔王デルキラはそのサリバンと比較しても大柄で、2本の角に黒髪長髪で頭のてっぺんにおだんごというヘアスタイルであることも明らかとなりました。

魔王デルキラとロイヤルワン(王の教室)

ロイヤル・ワン(王の教室)は、悪魔学校バビルスで圧倒的な実力をもつ生徒であった前魔王デルキラが使用していたとされる名誉教室です。

現在は悪魔学校バビルスにより何重にも鍵をかけられ徹底保全されているため、使用することも入ることもできなくなっていました。

しかしアリクレッドがかけた「悪い」性格になる魔術によって性格改変した鈴木入間(すずきいるま)が、アブノーマルクラス(問題児クラス)の教室が臭いことを理由にロイヤルワンに教室移動することをカルエゴ先生に要求し、カルエゴ先生が出した条件を満たしたことでついにロイヤル・ワンが開放されることとなったのです。

デルキラだけのために特別に作られたロイヤルワンは、重々しさがあり立派で丈夫な作りをしていて広く超豪華で、長い期間使用されていなかったにも関わらずデルキラのオートキープ(完全保管)の魔術によって美しい状態が保たれていました。

ロイヤルワンにはデルキラが座ったであろう魔王の椅子があり、入間がそのイスに座るとその堂々たる姿からクラスメイトの誰も動くことができなくなってしまったのです。

魔王デルキラの伝説

デルキラの魔王としての逸話や伝説は魔界に数多く残されていますが、その中でもサブノック・サブロが特におすすめしていたのは北方戦争の「針山伝説」(はりやまでんせつ)です。

かつて北西の領土デススクエア(絶岸壁)をかけて2つの軍が対峙した際、まさに両軍がぶつかる寸前に戦地に降り立ったのが魔王デルキラでした。

その時魔王デルキラは、両軍の全ての武器を自身の身体で全て受け止め戦争を止めたのです。

魔王デルキラが登場したことによって北方戦争での死者は0名、負傷者はデルキラ1名、武器が刺さったデルキラの姿はまるで武器の針山のようであったことから北方戦争の「針山伝説」として言い伝えられています。

【まいりました入間くん】魔王デルキラの正体は人間?

登場シーンも少なく謎の多い存在である魔王デルキラですが、デルキラの正体は人間なのではないかというデルキラ人間説が噂されています。

ここからは、魔王デルキラの人間説が噂される理由について考察していきます!

人間界の漫画「初恋メモリー」の存在

「初恋メモリー」は人間界の少女漫画で、悪魔学校バビルスの生徒会長であるアザゼル・アメリの家系に禁書として代々伝わっていた禁書でした。

アメリはこの初恋メモリーの存在を、人間界の事象を記したこの書物が人間が実在する証拠だと考えていましたが、人間界の書物であるため文字は読めず内容を完全に理解することはできずにいたのです。

しかし少女漫画の絵による恋愛描写の破壊力から、思わず魅入ってキュンキュンし自身の鼓動までもが早まるのを感じたアメリは恋愛メモリーを禁書という名に恥じない恐ろしい力を持っていると感じていました。

入間が恋愛メモリーに書かれた文字を読めることと知ったアメリは、これがきっかけで入間が人間であることに気づいてしまったのですが、そもそも魔界に人間界の少女漫画が存在していることがおかしなところです。

人間界の少女漫画である初恋メモリーが魔界に存在している理由は、前魔王のデルキラが実は人間で人間界から魔界に来る際に持ち込んだからではないかと考えられます。

レジェンドリーフが桜だった理由

悪魔学校バビルス1年生の後期に行われる最終実技の「収穫祭」で、入間とリードが手に入れたのが伝説の「レジェンドリーフ」です。

このレジェンドリーフで高得点を得たことで入間とリードは見事優勝し、2人そろって「若王(じゃくおう)」の称号を得ました。

このレジェンドリーフは開花の条件がとても難しいものでしたが、収穫祭でその条件を満たし見事開花させた入間とリードの2人の若王の誕生を祝って、レジェンドリーフは魔界では絶対に見ることができない花を褒美として出現させます。

レジェンドリーフが出現させた花というのが、人間界の桜だったのです。

このときサリバンは、「収穫祭を作った方はこの花をみんなに見せたかったのかもねぇ」と話していました。

「収穫祭を作った方=前魔王デルキラ」の可能性を考えると、デルキラの正体が人間だったためにレジェンドリーフ開花の褒美として人間界の桜を用意していたのではないかとも考えられます。

【入間くん】魔王デルキラの正体とアリさんの関係

ここからは、魔王デルキラの正体はアリさんこと悪食の指輪の化身であるアリクレッドなのかについて考察していきます!

アリさん(アリクレッド)について

アリさんの名前はアリクレッドといいます。

アリさんは悪食の指輪(悪食の指輪)から出てきた謎の存在で、当初は影のような姿で登場し会話をすることもできず知性があるのかもわかりませんでした。

しかし現在では意思を持ち会話をすることもできるようになったため、自身をアリクレッドと名乗り入間に対して魔術の教育や指導もするなどとても協力的で重要なパートナーです。

もともとは飛行レース後のランク(位階)発表でランクのバッヂを授けてくれるはずのランクフクロウ(位階袋鳥)が、なぜか入間の時にだけ突然鳴き始め飛び去ると入間の右手の中指に黄金の指輪がはめられていたことがアリさん登場のきっかけとなりました。

この指輪は魔王予言の書に書かれた次期魔王の右手にはめられているであろう黄金の指輪「ソロモンの指輪」ではないかと思われましたが、サリバンによるとこの指輪の正体は「悪食の指輪」といい装着する持ち主の魔力をため込む魔具だったのです。

魔王デルキラの正体が悪食の指輪説

魔王デルキラの正体は悪食の指輪説には、アリさんの「アリクレッド」という名前が関係していました。

デルキラとアリクレッドの名前をローマ字で書くとこのようになります。

  デルキラ = Derukira
アリクレッド = Arikured

デルキラのローマ字を逆から書くことでアリクレッドという名前になることが、前魔王デルキラの正体は悪食の指輪説の理由です。

しかしデルキラとアリクレッドの関係性については、漫画原作28巻まででは明らかになっていないので今後詳しい情報が分かり次第追記していきます。

魔王デルキラとアリさんは声優が同じ

魔王デルキラとアリさんの役を担当する声優さんが同じな部分も、魔王デルキラの正体はアリさんなのでは考えられる理由のひとつです。

魔王デルキラとアリさんの役は、三木眞一郎(みきしんいちろう)さんという男性声優さんが担当されています。

魔王デルキラとアリさんという正体が気になるキャラクターの声優さんが共通だったことで、アニメ化によって魔王デルキラとアリさんに何らかの繋がりや関係性があることを濃厚にさせているようにも感じてしまいますよね。

逆にもしも魔王デルキラとアリさんに何の関係性もないのであれば、わざわざ同じ声優さんを使わないのではないかと考えてしまうので、この点も非常に気になるところです。

【まいりました入間くん】魔王になる方法と条件は?

先代魔王デルキラを最後に数百年間も空席のままになっている魔王の座ですが、過去の魔王はどのようにして魔王になったのでしょうか。

今後入間が魔王になる可能性を考えるにあたっても注目したいところですので、ここからは魔王になる方法と条件についてもまとめていきます!

魔王は13冠が決める

魔界には魔王と魔界を代表する12人の高位悪魔の総称である「13冠」というものがあります。

魔王になる方法は、この13冠全員がその人物を信用し魔王を任せられると認められることが条件となるのです。

13冠は度々「サーティーン・ディナー(13冠の集い)」という魔界の会議を行っていて、次の魔王選出について話し合っていますが、13冠は全員それぞれ重要な役割を果たして魔界の中枢を担うことで魔界の平和を保っているため、その13冠を束ねる魔王は責任重大なこともあり現在も魔王はいない状態が続いています。

また13冠の中でもトップ3で次期魔王候補として考えられている「魔界三傑(まかいさんけつ)」と呼ばれる悪魔が魔王の選出に消極的なこともあり、さらに魔王の選出を遅らせてしまっています。

次期魔王候補とトリックスター計画

次期魔王候補といわれているのは魔界三傑(まかいさんけつ)と呼ばれている、サリバン、ベリアールとレディ・レヴィの3人の悪魔です。

魔界三傑とは魔王と魔界を代表する12人の高位悪魔で構成される13冠の中でもトップ3の実力を持つ悪魔のことをいい、次の魔王はこの魔界三傑から選ばれるだろうと思われていました。

しかし漫画原作23巻202話で次の魔王を13冠の中から選ぶのではなく、13冠で次の魔王を育てる「TS計画(トリックスターけいかく)」が実行されることとなったのです。

そのため次期魔王が誰になるのか、いつ決まるのかについてはまだ何も予想できなくなっています。

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まとめ

前魔王デルキラの正体について人間なと考えられる理由などをまとめてきましたが、作中ではデルキラの正体が明かされていないので、今後どのように正体が明かされていくのかはとても気になりますね。

またデルキラは回想シーンでのみの登場で顔さえもわからないですが、そういった謎の多いところにさらに興味を感じてしまいます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

コメント

  1. ならい より:

    そういえば、
    「アブノーマルクラスの全員が一年い以内にランク4に上がれなかったらロイヤル・ワンをはく奪する」
    みたいなことをカルエゴ先生に言われた後アリさんが
    「4に上がれるように頑張ろうよ~。なんか懐かしい感じもするし」みたいなことを言ってたなって思い出した