トイ・ストーリー2で最初の方に、アンディのママがヤードセールというものに出品する商品を集めるシーンがあります。
このシーンを見て「ヤードセールって何?」と思った方もいたのではないでしょうか。
日本ではあまり馴染みのないヤードセールですが、調べてみるとアメリカではポピュラーななイベントだということがわかりました。
この記事では、トイ・ストーリー2に出てくるヤードセールとはどういったものなのか、またフリーマーケットとは違うのかについて書いていきます。
アンディのママがヤードセールをしていた理由は?
ここでは、トイ・ストーリー2でアンディのママがヤードセールをしていた理由について簡単なあらすじとヤードセールの様子から考察していきます。
これはアンディがカウボーイ・キャンプに出かけている間の出来事です。
高い棚の上でウィージーとウッディが話をしている時に、ウッディがふと窓の外を見ると、アンディのママが庭でヤードセールの看板を立てていることに気づきます。
ヤードセールで自分達おもちゃが売られてしまう不安を感じたウッディは「ママが庭でガラクタ市をやるつもりだぞ!」とアンディのおもちゃ達にすぐに知らせました。
その呼びかけにすぐにおもちゃ達は反応し点呼をとりますが、そのさなかアンディのママがアンディの部屋へと向かっていることにおもちゃ達は足音で気づきます。
すぐにヤードセール用の箱を手にしたママ登場。
箱には25¢(セント)の文字が・・・ガラクタ市というだけあって日本円にすると25~30円程度ですか、それでアンディのおもちゃ達が売られようとしていると思うと少し悲しいみが込み上げます。
すぐに元の位置に戻ったおもちゃ達ですが不要品を探してアンディの部屋を物色するママは止まりません。
不要だと思われる適当なおもちゃを次々とヤードセールの箱に入れていきました。
ついに棚の上のウィージーも見つかってしまい、ママに箱の中に入れられてしまいます。
ウッディはウィージーを助けようと犬のバスターと一緒にヤードセールの会場へと向かいますが、そのヤードセールの様子をみるとヤードセールを行っているのはアンディのママだけではなく、近所の人と一緒にやっているような雰囲気です。
そういったことから地域行事の一環といった理由で、アンディのママはヤードセールに出品をしていたのではないかと考えられますね。
トイ・ストーリー2のヤードセールって何?ガレージセールともいうの?
ヤードセールとは、アメリカの一軒家にある前庭と車庫に続くスペースで不要品を並べて売りさばく、ガラクタ市のことをいいます。
前庭 = Front Yard
車庫 = Garage
ということから、ヤードセールの他にもガレージセールともいうそうですよ。
不要品を売るわけですから、自宅の敷地で開催するフリーマーケットのようなものですね。
販売する物は中古品・新品問わず、不要な物であれば何でも売っていいようで、季節ごとに不要品を出したり、引越し前に不要品を出したりと捨てずに必要な人に販売するのは環境にも優しいですね。
アメリカでは週末になると色々なところでヤードセールの看板を目にすることができるそうで、多いのは土曜日の午前中から正午の開催なのだそうです。
それは、アメリカでは日曜の朝は教会に行く人が多いため土曜日の方がより多くのお客さんに販売しているものを見てもらえるからという理由からのようですね。
こういったことから考えると、トイ・ストーリー2の物語が始まった日の曜日は土曜日だったのかも・・・なんて予想するのも面白いです。
ヤードセールとフリーマーケットの違いは何?

不要品を販売するという点では、ヤードセールもフリーマーケットも同じように感じます。
ただ日本でフリーマーケットというと、フリーマーケットを行う会場に出品する商品を運んで、並べて、販売するというのが一般的ですよね。
それに、フリーマーケットでは不用品だけでなくハンドメイド品の販売などをする人もいます。
ヤードセールは自宅の敷地で行うので、ヤードセールとフリーマーケットの違いは、開催する場所といえそうです。
不要品を必要な人に販売して、物を大切にするという考え方はヤードセールとフリーマーケットのどちらにも当てはまるので、こういったイベントは気軽に参加できて環境にも優しい取り組みでとても良いですね。
まとめ
トイ・ストーリー2を見ていて最初に疑問に思ったヤードセールについて調べてみましたが、トイ・ストーリー2のヤードセールは自宅の前庭でやっているようだったので、まさにヤードセールに間違いないということがわかりました。
日本では馴染みのないヤードセールですが、自宅の敷地内で行うフリーマーケットだと思うとわかりやすいですね。
アメリカと日本では国は違いますが、使える不要品を必要とする人に販売して「物を大切にする」という考え方は同じなのかなと感じました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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