上杉武士団主導のもと決行される淡路島奪還作戦に、上杉連合傘下の武士団として派遣されていた島津武士団(しまづぶしだん)。
島津武士団を率いる島津秋弘と兄弟とはどんな人物なのでしょうか?
この記事では、島津武士団・島津秋弘の兄弟を一覧でまとめて、過去や目的についても解説していきます!
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【オリエント】島津武士団・島津秋弘の兄弟について
ここからは、島津武士団・島津秋弘の兄弟についてまとめていきます!
島津武士団について
島津武士団は、口元や耳、眉などに複数のピアスを付けているのが特徴の武士団です。
島津武士団は淡路島奪還作戦にて、上杉連合傘下の武士団として派遣され登場します。
上杉連合二位の大武士団である島津武士団の当主・島津多嘉久(しまづたかひさ)は、密かに淡路島奪還作戦にて上杉武士団が鬼神に敗れ上杉連合宗主の座が島津武士団に移ることを狙っていました。
そのため、淡路島奪還作戦のさなかに上杉武士団と上杉連合傘下の武士団が不利な状況に陥ると、島津の兵たちは当主・島津多嘉久の命令により島津兄弟を残して脱走兵となって撤退していったのです。
島津兄弟の基本情報
島津兄弟とは、淡路島奪還作戦で物語の重要なキャラクターとして登場する島津秋弘を含む6人の島津小隊メンバーです。
作中では6人が兄弟のように描かれていますが、実際には当主・島津多嘉久を父親とした腹違いの兄弟と島津多嘉久の弟の息子で構成されています。
島津武士団・島津秋弘の兄弟の名前一覧まとめ
島津武士団・島津兄弟の名前を魂色(こんしょく)も合わせて一覧でまとめていきます!
名前 | 魂色 |
島津秋弘(しまづあきひろ) | 赤 |
島津春久(しまづはるひさ) | 青 |
島津夏樹(しまづなつき) | 青 |
島津時雨(しまづときさめ) | 青 |
島津忠雪(しまづただゆき) | 青 |
島津冬家(しまづふゆいえ) | 青 |
島津武士団・島津秋弘の兄弟については、この後で詳しくまとめていきます。
【オリエント】島津武士団・島津秋弘の兄弟を一覧で解説
ここからは、島津武士団・島津秋弘の兄弟を解説していきます!
島津秋弘(しまづあきひろ)
淡路島奪還作戦での島津武士団の武士の中で、物語の中心的人物のひとりとして活躍するのが赤刀武士の島津秋弘です。
島津秋弘の父親は島津武士団の当主・島津多嘉久で、母親は位が一番高い人物ですが同じ母親から生まれた兄弟はいません。
春久・夏樹とは異母兄弟、時雨・忠雪、冬家とは従兄弟の関係です。
言葉数が少なく乱暴な性格をしていますが、武士のあるべき姿を理解し上に立つものとしての役割や素質があり、実際に上杉武士団で小隊に配属された際には実力によって同じ小隊の他武士団の武士たちを従えていました。
当初は冷徹で残虐なキャラクターという印象を与えるよう描かれていましたが、もともとは兄弟思いの優しい青年で兄の夢を背負って戦いに身を投じていたことが物語が進んでいくと明らかとなります。
島津春久(しまづはるひさ)
青刀武士の島津春久の父親は島津武士団の当主・島津多嘉久で、母親は島津秋弘の母親とは別の女性であるため島津秋弘とは異母兄弟、時雨・忠雪、冬家とは従兄弟の関係で島津夏樹の兄です。
小柄で三編みをしているのが特徴の青年で腹違いではあるものの島津秋弘の兄であり、幼い頃は赤刀武士になり鬼神にトドメを刺し活躍することを夢みていました。
刀の試しの結果魂色が青だったため、兄弟を引っ張りつつ青刀武士として島津兄弟の中では刀気を繋ぐ役割を担っています。
島津夏樹(しまづなつき)
青刀武士の島津夏樹の父親は島津武士団の当主・島津多嘉久で、母親は島津秋弘の母親とは別の女性であるため島津秋弘とは異母兄弟、時雨・忠雪、冬家とは従兄弟の関係で島津春久の弟です。
島津春久とは父母が共通で本当の弟であり女性のようなかわいらしい顔つきが特徴で、外見の良さに関しては自分自身もよく理解しています。
刀気の連携では、刀気を繋ぐ時の遅れを指摘されていました。
島津時雨(しまづときさめ)
青刀武士の島津時雨の父親は当主・島津多嘉久の弟であるため、島津秋弘、春久・夏樹とは従兄弟(いとこ)の関係です。
島津忠雪の双子の兄であり、島津冬家とは異母兄弟になります。
長髪をポニーテールにしているのが特徴で、弟の忠雪には女の好みが下品でおかしいと言われていました。
島津忠雪(しまづただゆき)
青刀武士の島津時雨の父親は当主・島津多嘉久の弟であるため、島津秋弘、春久・夏樹とは従兄弟(いとこ)の関係です。
島津時雨の双子の弟であり、島津冬家とは異母兄弟になります。
短髪であまり目立った特徴はなく、同じ双子でも兄の時雨とは違って清楚な女性が好みです。
島津冬家(しまづふゆいえ)
青刀武士の島津冬家の父親は当主・島津多嘉久の弟であるため、島津秋弘、春久・夏樹とは従兄弟(いとこ)の関係です。
母親は双子の時雨と忠雪の母親とは別の女性であるため、時雨と忠雪とは異母兄弟になります。
背が高く大柄な体格で長髪をオールバックにしているのが特徴で、島津兄弟の中は中立的な考え方をもつ人物です。
作中ではふれられていませんが妹が1人います。
【オリエント】島津武士団・島津兄弟の過去と目的
ここからは、島津武士団・島津兄弟の過去と目的について解説していきます!
島津兄弟が仲良しだった過去
島津武士団の島津兄弟には、異母兄弟・従兄弟同士でとても仲が良かった過去がありました。
幼い頃は皆で陣駒を囲み武士になったらどのように鬼を倒すか、誰がトドメを刺す役をやるかなどを楽しく語り合いながら、将来皆で鬼を倒す日を夢見ていたのです。
島津兄弟の6人は同じ乳母に育てられていたため、唯一兄弟がいなく父親からも母親からも関心を持たれていなかった孤独な島津秋弘にとっては、異母兄弟や従兄弟たちはとても大切な存在でした。
島津兄弟が険悪になったきっかけ
島津兄弟が険悪になったきっかけは、過去に行われた刀の試し(かたなのためし)です。
楽しく過ごした日々から5年後、島津武士団では6人の島津兄弟に刀の試しが行われました。
これにより、島津秋弘は魂色(こんしょく)が赤であることが判明し、同時に秋弘以外の兄弟・従兄弟たちは全員が青であることが判明したのです。
島津武士団では当主の直系に赤刀武士が輩出されるとそれが嫡子の証となり、それ以外の男子は嫡子の臣下になるという決まりがありました。
そのため刀の試しによって魂色が判明した兄弟たちは、当主から家督を次ぐのは赤刀武士の秋弘であり青刀武士の兄弟はたとえ兄であっても秋弘に逆らうことは一切許されない主従関係だと言われたのです。
幼い頃に夢を語り合った際には、兄弟たちが繋いだ刀気を赤刀武士になった島津春久が受け取って鬼の角を折る役目を担い、島津秋弘は春久に刀気を繋ぐ二番手が良いと言っていました。
兄弟たちはそうなるものと思っていましたが実際にはその夢は叶わず、刀の試し以降家の中での兄弟に対する扱いまでが変わってしまい兄弟たちの関係は険悪になっていったのでした。
島津兄弟と島津秋弘の目的
島津兄弟と島津秋弘の目的は、鬼神・砲戦竜八岐大蛇(ほうせんりゅうやまたのおろち)の首を取ることです。
島津武士団には、6人の島津兄弟の他に当主の側女の息子(養子)の7人の跡継ぎ候補がいます。
刀の試しで島津秋弘が赤刀武士であることがわかり秋弘に家督を継がせるつもりでいた当主でしたが、実際に秋弘が戦場に出て戦果を上げ始めると秋弘に人望や権力を奪われることに怯え始めました。
側女の息子は鬼鉄刀を使うことができませんでしたが、武士としての能力をもたないその息子を養子に迎えて家督を継がせる方が安心だと考えたのです。
そして当主は淡路島で鬼神の角を折った者に家督を継がせると言っていましたが、裏では不要となった島津兄弟を自分の保身のために鬼神・砲戦竜八岐大蛇への戦場に派遣して、その戦場で全員が死ぬことを期待していたと思われます。
しかし島津兄弟は当主の考えを知りながらも、鬼神・砲戦竜八岐大蛇の首を取り手柄を立てて後継者の座を手に入れようとしていたのです。
まとめ
この記事では、島津武士団・島津秋弘の兄弟を一覧でまとめて、過去や目的についても解説していきました。
- 島津武士団・島津秋弘の兄弟は、島津秋弘、島津春久、島津夏樹、島津時雨、島津忠雪、島津冬家の6名。
- 島津兄弟は両親が同じ兄弟と異母兄弟、従兄弟で構成されている。
- 島津兄弟にはとても仲が良かった過去があった。
- 島津兄弟が険悪になったきっかけは過去に行われた刀の試し。
- 島津兄弟と島津秋弘の目的は鬼神・砲戦竜八岐大蛇の首を取り後継者の座を手に入れること。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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