漫画『オリエント』は、人気漫画家である大高忍(おおたかしのぶ)先生によるファンタジー少年漫画です。
2022年1月からのテレビアニメ化も決まっている『オリエント』ですが、『オリエント』は面白い作品なのか気になりますよね。
この記事では、オリエントの漫画原作はどこが面白いのか解説し、人気の理由や評価・感想についてもまとめていきます!
オリエントのもっと詳しい情報はこちら↓から!
オリエントの漫画原作について
まずは最初に漫画『オリエント』について簡単に解説していきます!
オリエントの概要
作者:大高忍(おおたかしのぶ)
連載開始:週刊少年マガジン(2018年28号~2021年6号)
移籍連載:別冊少年マガジン(2021年3月号~ )
単行本発売:13巻(11月8日現在)
現在の状況:連載中
『オリエント』は女性漫画家・大高忍先生の、戦国時代に似た世界を舞台に少年たちの旅を描いたファンタジー作品です。
大高忍先生は、2004年に1作品目となる『すもももももも 〜地上最強のヨメ〜』で初連載を開始しアニメ化、その後2009年には2作品目となる『マギ』の連載を開始しこちらもアニメ化しています。
『マギ』が1作品目以上に人気が出たことで、大高忍先生の3作品目である『オリエント』は連載開始前からかなりの期待が集まっていました。
オリエントのストーリーや世界観
主人公:武蔵(むさし)
性別:男性
年齢:15歳
世界観:戦国時代・日ノ本(ひのもと)
モデルの国:日本
150年前、日ノ本は鬼神(きしん)と呼ばれる恐ろしい存在に襲来され、それ以来日ノ本に暮らす人間は鬼神に支配されていました。
『オリエント』の主人公である少年・武蔵(むさし)も、日ノ本の鬼に支配され鬼神を神と崇める町で生まれ育ちます。
その町では鬼と敵対関係である武士は悪人扱いされていましたが、武蔵はそんな武士の末裔である幼馴染の鐘巻小次郎(かねまきこじろう)ととても親しくしていました。
小次郎の父から小次郎とともに剣術を学び鬼神と戦う武士の話を聞きいていくなかで、しだいに武蔵は武士になることに憧れを抱いていきます。
鬼神と戦う最強の武士団を結成する夢を小次郎とともに誓いあった武蔵は、ついに生まれて始めて鬼神の存在をまのあたりにし、それと同時に鬼神を追ってきた武士団と武士に出会いました。
ここから、武蔵と小次郎の武士団結成にむけた冒険の旅が始まります。
オリエントの漫画原作は面白い・人気の理由を解説
ここからは、オリエントの漫画原作は面白い・人気の理由について解説していきます!
オリエントは漫画4巻から面白い
『オリエント』は、単行本4巻からが面白いです!
残念な事に『オリエント』は、連載当初「つまらない」「面白くない」などといったあまり良くない評価がされていました。
その理由は、『オリエント』の序盤のストーリーが漫画3巻まで続いていたためです。
漫画3巻まではヒロインも仲間にならず、物語のメインである鬼を退治するための唯一の武器・鬼鉄刀(きてつとう)についても、小次郎は3巻22話、武蔵は5巻41話まで手に入れることができないことで盛り上がりに欠けていました。
しかし、漫画3巻で『オリエント』のヒロイン・服部つぐみ(はっとりつぐみ)が仲間になり、その後小次郎が鬼鉄刀を入手することで4巻からはどんどん『オリエント』のストーリーが面白くなっていきます。
前作との世界観の違いが面白い
『オリエント』は、前作『マギ』との世界観の違いが面白いと言われています。
『マギ』では中東、中国、ギリシャ、モンゴルなどをモデルにした国を舞台に、中世の世界観で主人公アラジンの冒険が描かれました。
それに比べて『オリエント』のモデルの国は日本で、戦国時代に似た世界観で描かれています。
ファンタジー作品であるため戦国時代にはあり得ない物もたくさん登場しますが、武士や刀、城など『オリエント』は日本の戦国時代を連想させるものがたくさん登場する作品です。
どちらの作品も主人公の少年が冒険をするという共通点はありますが、世界観の違いが面白いという読者の方も多いようでした。
オリエントの漫画原作が人気の理由
オリエントの漫画原作が人気の理由は、『マギ』の作者である大高忍先生が人気だからです。
大高忍先生は、前作『マギ』の漫画・アニメ化の大ヒットによって人気漫画家として有名になりました。
『マギ』の物語や絵の素晴らしさから、『マギ』という作品だけでなく大高忍先生のファンになった方も多かったようです。
そのため、大高忍先生の3作品目である『オリエント』にも注目が集まり話題になった一方で、大高忍先生の最新作に必要以上に期待していたファンからは「つまらない」「面白くない」など、一時的にあまり良くない評価をされたこともありました。
しかし『オリエント』のアニメ化が決まり、移籍後の別冊少年マガジンでは人気作品として『オリエント』の連載が続いています。
『オリエント』のパクリ説や大高忍先生の評価については、こちら↓の記事でまとめています!
オリエントの漫画原作みんなの評価・感想
ここからは、オリエントの漫画原作みんなの評価・感想についてまとめていきます!
大高忍先生の作画はとても評価されていて、戦闘シーンなどもまるで動いてるかのように描かれていると絶賛されています。
やはり前作『マギ』と比較して『オリエント』は「面白くない」と評価している方は多い印象ですね。
『オリエント』の独特の世界観や、登場する魅力的でカッコいいキャラクターを評価する感想もありました。
『オリエント』序盤のプロローグのようなストーリーに「面白くない」と感じていた読者の方が、3巻まで読み進めた後に「面白い」と感想を言っている方も多いです。
『オリエント』の物語は「面白くない」と評価していても、大高忍先生ファンとして大高忍先生の描く漫画が大好きという感想もありました。
私も『オリエント』は個人的に面白いと思っていますし読むほどに面白いと感じているので、話題になっていないことが悲しいという感想にはとても共感できます。
『オリエント』はキャラクターも個性的でストーリーだけでなくキャラクターにも魅力がたくさんある作品なので、『オリエント』をまだ読んだことのない方にはまずは物語が盛り上がってくる漫画4巻まで読んでみてもらいたいです。
まとめ
この記事では、オリエントの漫画原作はどこが面白いのか解説し、人気の理由や評価・感想についてもまとめてきました。
- オリエントは漫画4巻からが面白い。
- 前作『マギ』との世界観の違いが面白い。
- オリエントの漫画原作が人気の理由は『マギ』の作者である大高忍先生が人気だから。
- 『オリエント』の感想として最初は面白くないと感じていた方も物語が進むにつれて面白いという評価に変わったとの評価が多い。
- 『オリエント』は大高忍先生の作品として高く評価されている。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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