とても可憐でかわいい猿渡みちるの(さるわたりみちる)登場に、武蔵はドキッと感じてしまいます。
突然登場したみちるとは一体何者なのでしょうか?
この記事では、『オリエント』で猿渡みちるの正体は何者なのかネタバレし、鬼鉄刀や過去・父親についても解説していきます!
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【オリエント】猿渡みちるとは?
ここからは、猿渡みちるについてまとめていきます!
猿渡みちるの基本情報
猿渡みちるは、猿渡武士団の当主である猿渡伸充(さるわたりのぶみつ)の娘として登場しました。
みちるは姫という立場でありながらも鬼鉄刀(きてつとう)を扱う武士で、可憐でかわいい容姿のみちるに武蔵は初対面でドキッと感じてしまったほどです。
猿渡武士団は上杉連合の武士団で、当初みちるの目的は淡路島に降臨した鬼神・砲戦竜八岐大蛇(ほうせんりゅうやまたのおろち)を討伐するために、港に集う上杉連合の武士団に合流することと話していました。
武蔵達と出会って以降みちるはしばらく機嫌が悪く、武蔵はそんなみちると打ち解けようと話しかけますが全然相手にされません。
みちるが不機嫌だった理由は、みちるが引きこもりで3人以上での会話に不慣れだったことが原因だったのです。
武蔵と打ち解けることができたみちるは、東に向かおうとしていた武蔵に一緒に南にある播磨(はりま)の港へ行くことを提案し、東に巣食う黒鬼神の存在について武蔵に説明してくれました。
しかし武蔵を誘うみちるには隠された正体があり、みちるとの出会いがその後の武蔵たちの旅に影響を及ぼすこととなっていきます。
猿渡みちる登場の経緯
猿渡みちるは、緑色鬼・蛸壺鬼(たこつぼおに)に捕らわれていたところを武蔵に助けられて登場しました。
武蔵と小次郎とつぐみの3人は、武蔵と小次郎が大東鉱山(だいとうこうざん)で鬼鉄刀を手に入れた後に東に向かっている途中の森で遭難してしまいます。
その森で3人は蛸壺鬼に襲われて、小次郎とつぐみは捕らえられてしまったのです。
そこにはもうひとり先に捕らえられた人間がいたため、武蔵は鬼鉄刀で蛸壺鬼を倒し3人を助けます。
先に蛸壺鬼に捕らえられていた人物が猿渡みちるだったのです。
猿渡みちるは、付き人の爺(じい)とはぐれてしまいお腹が空いて力が出ずにいたため鬼鉄刀でと戦えずに捕らえられていたのでした。
猿渡みちるの鬼鉄刀・能力
猿渡みちるの鬼鉄刀の名前は、瑠璃蓮華(るりれんげ)といいます。
瑠璃蓮華はつばが蝶のような形をしているのが特徴の鬼鉄刀で、刀気を傘の形のように開いて空を飛ぶ能力があります。
みちるは鬼鉄刀・瑠璃蓮華の能力を使い、爺が運転する鬼鉄騎(きてつき)から投げ出された時に武蔵のことを助けました。
【オリエント】猿渡みちるの正体は何者かネタバレ
ここからは、猿渡みちるの正体は何者か解説していきます!
猿渡みちるの正体は武蔵の敵
猿渡みちるの正体は、武蔵の敵です。
みちると出会った時点で黒曜の女神(こくようのめがみ)の器であることが知られていた武蔵は、黒曜石の8人(こくようせきのはちにん)と呼ばれる組織に狙われていました。
黒曜石の8人は、武蔵の中にいる黒曜の女神を手に入れようと企んでいたのです。
みちるがお父様と呼び慕っている犬田八咫郎(いぬだやたろう)は黒曜石の8人のメンバーのひとりであったため、みちるも黒曜石の8人の企みに加担させられていたのでした。
みちるは武蔵にとって敵という存在であり、猿渡伸充の娘というのは武蔵や他の武士団を欺くための仮の姿だったのです。
猿渡みちるの目的
猿渡みちるの真の目的は、武蔵を殺すことです。
武蔵の中にいる黒曜の女神を手に入れるためには、黒曜の女神の器である武蔵を殺す必要がありました。
そのため、黒曜石の8人の他のメンバーを出し抜いて黒曜の女神を手に入れようと考えた犬田八咫郎から、武蔵を殺し黒曜の女神を手に入れることを命令されていたのです。
【オリエント】猿渡みちるの過去と父親について解説
ここからは、猿渡みちるの過去と父親についても解説していきます!
猿渡みちるの過去
猿渡みちるには、父親に捨てられた過去がありました。
みちるがお父様と呼んでいるその人は、みちるが生まれた瞬間に「また失敗作だ・・・どうして僕はガラクタしか作れないんだ・・・クソッ・・・!」と嘆いてゴミのようにみちるを捨てたのです。
みちるは他の失敗作の山に投げ捨てられ、この時点ではまだ名前も与えられておらず自分は大地に打ちすれられたしがない小石の一粒であると感じます。
しかし長い時が過ぎみちるが刀の試しを受けさせられると、姉妹の中で唯一刀の試しに成功したことで父親に認めてもらい初めて「みちる」という名前を与えられ、特別なひとりの人間になれたのです。
みちるという名前の由来は、父親の3,000番目の娘であったことから付けられた名前でした。
猿渡みちるの父親とは?
猿渡みちるがお父様と呼んでいる父親とは、黒曜石の8人のメンバーのひとりである犬田八咫郎(いぬだやたろう)のことです。
犬田八咫郎は人間でみちるは犬田八咫郎の遺伝子を受け継ぐ本物の娘ですが、みちるの存在はただの人間の娘ではなかったのです。
みちるの存在について犬田八咫郎は「鬼の子」と言っていましたが、鬼の子とはどういうことを意味しているのかこの後で解説していきます。
猿渡みちるは人間と鬼の間の存在
猿渡みちるは、人間と鬼の間の存在であり人間ではありません。
犬田八咫郎がみちるのことを「鬼の子」と言っていたのは、みちるが鬼を倒すと死んだ鬼から出現する鬼鉄(きてつ)と融合してできた生命体だったからです。
みちるは、犬田八咫郎と人間の女性の間にできた胎児に鬼鉄の欠片を埋め込み融合させて作った鬼と人との間の存在といえる生命体だったのでした。
まとめ
この記事では、『オリエント』で猿渡みちるの正体は何者なのかネタバレし、鬼鉄刀や過去・父親についても解説していきました。
- 猿渡みちるの正体は武蔵の敵。
- 猿渡みちるの真の目的は武蔵を殺すこと。
- 猿渡みちるの鬼鉄刀の名前は瑠璃蓮華(るりれんげ)。
- 猿渡みちるには父親に捨てられた過去があった。
- 猿渡みちるがお父様と呼んでいる父親とは黒曜石の8人のメンバーのひとりである犬田八咫郎(いぬだやたろう)。
- 猿渡みちるは人間と鬼の間の存在であり人間ではない。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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