『オリエント』は、戦国時代に似たファンタジーの世界を舞台に、日ノ本(ひものと)と呼ばれる国に150年前突如現れた「鬼神」の支配から自由を求めて鬼に立ち向かう少年・武蔵(むさし)が主人公の物語です。
本作で最初に登場した女性キャラクターで、ヒロインの服部つぐみの正体とは一体何者なのでしょうか?
この記事では、『オリエント』のヒロイン服部つぐみの正体は何者なのかネタバレし、鬼鉄刀・魂色や過去についても解説していきます!
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【オリエント】ヒロイン服部つぐみ(はっとりつぐみ)とは?
ここからは、ヒロイン服部つぐみについて詳しくまとめていきます!
ヒロイン服部つぐみの基本情報
服部つぐみは、小雨田武士団(こさめだぶしだん)に所属していた武士の少女で『オリエント』のヒロインです。
武蔵と鐘巻小次郎(かねまきこじろう)が認めるほどの戦闘力を持ち末っ子気質で甘え上手な性格をしているつぐみは、姉からは困ったら服を脱ぐよう教わっていたため度々服を脱いでは周囲を困惑させます。
唯一血の繋がりがあった姉の服部つばめ(はっとりつばめ)はすでに死亡しているため、現在は血の繋がっている家族は誰もいません。
小雨田武士団・団長の小雨田英雄(こさめだひでお)をお館様と呼びとても慕っているように見えますが、実際は英雄に依存していて英雄の命令がなければ何も行動ができないよう恐怖により支配されていたのです。
武蔵と小次郎を襲ったのも、英雄に命令されたことが理由でした。
自分の考えも言えずに我慢していたつぐみでしたが、武蔵の一言により領民を守りたい一心で総動員令に反対していることを英雄に伝えます。
しかし英雄に反対するなら城を出ていくよう言われると、孤独になることを恐れてそれ以上何も言えなくなっていまったのです。
つぐみは武蔵と小次郎との出会いがきっかけで、2人とともに自分の人生を歩み始めます。
服部つぐみの目的
つぐみが武蔵と小次郎を襲った目的は、強い武士を小雨田武士団に連れてくることです。
武蔵と小次郎は鬼鉄から作られる鬼鉄騎(きてつき)と呼ばれているバイクのような乗り物を所持していたため、鬼鉄を持っている一流の武士であると勘違いされたのでした。
英雄はこれから来る鬼と戦うための共闘作戦を武蔵と小次郎に提案し鬼を倒して得た鬼鉄(きてつ)は山分けしようと言いましたが、実際には武蔵も小次郎も鬼鉄刀(きてつとう)を持っておらず武士ではなかったため2人は牢屋に入れられます。
ちなみに、鬼鉄とは鬼を倒すと死んだ鬼から出てくる砂鉄のことです。
最初につぐみが武蔵と小次郎から鬼鉄を奪おうとしたのは、日ノ本での武士団同士の取引にはこの鬼鉄をお金のように使って物を売ったり買ったりする貴重なものだったからでした。
【オリエント】ヒロイン服部つぐみの正体は何者かネタバレ
ここからは、ヒロイン服部つぐみの正体は何者か解説していきます!
服部つぐみの正体は忍びの血を引く少女
服部つぐみの正体は、忍びの血を引く少女です。
つぐみの血の繋がりのある家族は全員死亡していて、忍びの血筋についての詳細は原作漫画第122話まででは語られていません。
しかし、つぐみの正体が忍びの血を引く少女だということとつぐみの姉のつばめが武士団の忍軍長(にんぐんちょう)になることを夢見ていたということだけが明かされています。
服部つぐみと小雨田英雄の関係
服部つぐみと小雨田英雄の関係は、養女と養父です。
つぐみとつばめの姉妹には両親がなく、英雄が2人の親代わりとして育ててくれたのです。
しかし英雄はつばめが亡くなると厳しいしつけをつぐみにするようになり、来る日も来る日もバカだのクズだのと言葉を浴びせて徐々につぐみの自信を削っていきました。
その結果つぐみはひとりでは何も考えられなくなり、英雄に依存して命令がなければ何も行動できなくなってしまったのです。
服部つぐみの反抗
英雄が領民に総動員令を出そうとした時につぐみが反対したのは、つぐみの初めての反抗でした。
一度は英雄の圧力に負けてしまったつぐみでしたが、その後大切な領民の命を守るためにつぐみは英雄を戦う決意をします。
領民を助けるために英雄と戦ったつぐみは、鬼鉄刀を使って英雄を倒し領民の命を救ってみせたのです。
一方、つぐみに負けた英雄の方はというと、つぐみに負けたことでひどく気落ちして威張り散らす元気もなくなり閉じこもってしまったのでした。
【オリエント】ヒロイン服部つぐみの鬼鉄刀・魂色や過去を解説
ここからは、ヒロイン服部つぐみの鬼鉄刀・魂色や過去についても解説していきます!
服部つぐみの鬼鉄刀の名前は飛燕双流剣
服部つぐみの鬼鉄刀の名前は、飛燕双流剣(ひえんそうりゅうけん)といいます。
飛燕双流剣は、両腕に装着して扱う短剣型の鬼鉄刀です。
つぐみの鬼鉄刀は姉のつばめが過去に使っていたもので、つばめが亡くなった後につぐみが受け継ぎ使用しています。
服部つぐみの魂色と能力
服部つぐみの魂色(魂の色)は緑です。
魂色が緑の場合は、つぐみの鬼鉄刀と全身から発せられる刀気も緑色に光ります。
魂色は生まれ持った色であり鬼鉄刀を持った武士の性格も表しているのもで、どんな理由があっても一生別の色に変えることはできません。
服部つぐみの過去と姉の存在
8年前つぐみはまだ幼かった過去に、つぐみの姉のつばめは鬼鉄刀を使う武士として活躍していました。
武士団にはつばめ以外にも多くの忍びが所属していて、一番強い武士団に仕えることに憧れを抱き天下統一を果たす武士団の忍軍長になることを夢見ていたのです。
つばめは自分より弱い人たちを守るためにここそ戦うのが武士であると言い、それを聞いたつぐみは自分も将来は姉のような優しい武士になることを夢見るようになります。
やがて姉のつばめも他の忍びも戦いの中で死んでしまい、つばめが使っていた鬼鉄刀・飛燕双流剣はつばめの形見としてつぐみが受け継いだものだったのです。
まとめ
この記事では、『オリエント』のヒロイン服部つぐみの正体は何者なのかネタバレし、鬼鉄刀・魂色や過去についても解説してきました。
- つぐみが武蔵と小次郎を襲った目的は強い武士を小雨田武士団に連れてくること。
- ヒロイン服部つぐみの正体は忍びの血を引く少女。
- つぐみと小雨田英雄の関係は養女と養父。
- つぐみの鬼鉄刀の名前は飛燕双流剣。
- つぐみの魂色(魂の色)は緑であるため鬼鉄刀と刀気も緑色。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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