オリエントの武士団・団長を一覧で解説!目的や戦術についても

オリエント

戦国時代に似た日ノ本(ひのもと)という世界を舞台に描かれている大高忍先生による少年漫画『オリエント』には、刀を持った武士と呼ばれる存在がいて武士はそれぞれ武士団に所属しています。

そのため、作中ではたくさんの武士団やそれぞれの団長も登場しますが少しわかりにくいですよね。

この記事では、『オリエント』の武士団と団長を一覧で解説し、目的や戦術についてもまとめていきます!

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『オリエント』の記事一覧

【オリエント】武士団とは?

まずは、武士団について解説していきます!

武士団の基本情報

武士団とは、鬼神と戦い続ける者たちの集団です。

基本的には武士団の当主を筆頭に血の繋がった人々で構成されているため、よそ者にはとても厳しいという特徴があります。

規模の大きな武士団は城塞と呼ばれる鬼鉄の力で移動することができる城を所有していて、そこでは武士以外にも様々な職種があり食べ物や武器を作り暮らしているのです。

武士団と武士

現在は武士団に所属する人々の中で、鬼鉄刀を使える人を武士と呼びます。

しかし、もともとの武士とは平安時代から続く武家の血筋の人を指していて、大昔は異なる血筋の「家」同士で戦争をしていました。

そのため戦う相手が鬼に変わった現在でも血の繋がりを何よりも信じている部分は、どの武士団にも共通しているのです。

武士団と団長一覧まとめ

武士団と団長を簡単に一覧でまとめていきます。

武士団団長
武田武士団武田尚虎(たけだなおとら)
小雨田武士団小雨田英雄(こさめだひでお)
鐘巻武士団鐘巻小次郎(かねまきこじろう)
竜造寺武士団不明
猿渡武士団猿渡信光(さるわたりのぶみつ)
上杉武士団上杉竜臣(うえすぎたつおみ)
尼子武士団尼子久巳(あまこひさみ)
島津武士団不明
徳川武士団徳川翼(とくがわつばさ)
伊達武士団伊達宗馬(だてそうま)
北条武士団北条獅子門(ほうじょうししかど)
【オリエント】武士団と団長一覧まとめ

それぞれの武士団と団長については、この後で詳しく解説していきます。

【オリエント】武士団と団長を一覧で解説

ここからは、原作漫画第122話までに登場した武士団とそれぞれの武士団の団長について解説していきます!

武田武士団:武田尚虎(たけだなおとら)

武田武士団の団長は武田尚虎(たけだなおとら)という名前の男性で、年齢は27歳で血液型はO型、青刀武士で青刀一位の実力がある五傑将のひとりです。

好戦的な性格ですが気さくで優しく、武田武士団の団員たちからは兄のように慕われています。

主人公の武蔵(むさし)とは竜山鉱山に鬼神・炎獄天狗が現れた際に初対面し、先に炎獄天狗と戦っていた武蔵から横取りする形で炎獄天狗を倒したことから「横取り侍」と呼ばれていまいた。

武田武士団は日ノ本で二番目に大きい武士団で、開放した鉱山町の数と領土の広さなら随一を誇ると言われています。

小雨田武士団:小雨田英雄(こさめだひでお)

小雨田武士団の団長は小雨田英雄(こさめだひでお)という名前の男性で、移動城塞「五月雨城(さみだれじょう)」を本拠地にしています。

本作のヒロインであり家族のいない服部つぐみ(はっとりつぐみ)を娘と呼びかわいがっているような素振りを見せながら、実は恐怖で支配し操っていました。

武士以外の領民も総動員で鬼と戦おうとした際に、反対し城下の人々を助けようとしたつぐみに倒されてからは気落ちして閉じこもってしまいます。

鐘巻武士団:鐘巻小次郎(かねまきこじろう)

鐘巻武士団の団長は鐘巻小次郎(かねまきこじろう)で、年齢は15歳ですがタバコを吸っている少年です。

父親と2人で暮らしていましたが、父親の死後は自給自足の一人暮らしをしていたため生活力が高いという特徴があります。

もともと武家の小次郎は武蔵の幼馴染で幼い頃にともに武士になることを誓い、鬼神が出現した竜山町を出てつぐみと出会った後に鐘巻武士団を結成しました。

竜造寺武士団:不明

竜造寺武士団(りゅうぞうじぶしだん)の団長は登場していません。

竜造寺武士団はお抱えの刀匠衆・刀匠頭の長船ミツル(おさふねみつる)らが製造した鬼鉄刀を競りに出していて、竜造寺の鬼鉄刀は質がいいと評判とされています。

武蔵と小次郎も竜造寺武士団で製造された鬼鉄刀を競りで手に入れました。

猿渡武士団:猿渡信光(さるわたりのぶみつ)

猿渡武士団の団長は猿渡信光(さるわたりのぶみつ)という名前ですが、名前のみの登場のため人物像はわかっていません。

上杉連合傘下の武士団とされています。

上杉武士団:上杉竜臣(うえすぎたつおみ)

上杉武士団の団長は上杉竜臣(うえすぎたつおみ)という名前の男性で、年齢は29歳で身長は187cm、血液型はAB型です。

五傑将のひとりで、最強の黄刀使いであり味方を守ることに長けていて世話好きな性格をしています。

上杉武士団は紫龍城(しりゅうじょう)というとてつもなく大きな移動城塞を持っていて、上杉連合傘下にはたくさんの武士団が属しているのです。

尼子武士団:尼子久巳(あまこひさみ)

尼子武士団の団長は尼子久巳(あまこひさみ)という名前ですが、名前のみの登場のため人物像はわかっていません。

淡路島を拠点にしていた小さな武士団でしたが、淡路島に緑鬼神・砲戦竜八岐大蛇(ほうせんりゅうやまたのおろち)が侵攻してきたことで帰る場所を失ってしまいました。

上杉連合傘下の武士団のため現在は上杉武士団の城に居候させてもらっていて、嫡子である尼子勝巳が率いる小隊が上杉武士団の淡路島奪還作戦に参戦しています。

島津武士団:不明

島津武士団(じまづぶしだん)の団長は登場していません。

上杉連合傘下の武士団であり、島津秋弘(しまずあきひろ)が兄弟で構成された小隊を率いて淡路島奪還作戦に参戦しています。

団長には跡継ぎ候補の男子が7人いるため、島津秋弘ら小隊の6人は後を継がせないために戦場で死ぬよう島津武士団から送り出されてきたのです。

徳川武士団:徳川翼(とくがわつばさ)

徳川武士団の団長は徳川翼(とくがわつばさ)という名前の女性で、五傑将のひとりの緑刀使いです。

ミニスカート風の着物を着た姿で登場していますが、詳しい情報は明かされていません。

幼い頃はお人形遊びが好きで、現在の五傑将のひとりである武田尚虎がお人形遊びに付き合ってくれたことから大きくなったらお嫁さんになりたいと思っていました。

伊達武士団:伊達宗馬(だてそうま)

伊達武士団の団長は伊達宗馬(だてそうま)という名前の男性で、五傑将のひとりの赤刀使いです。

褐色の肌が特徴的で右目を前髪で隠していますが、詳しい情報は明かされていません。

幼い頃は徳川翼を女房にしたいと思っていましたが徳川翼は武田尚虎のお嫁さんになりたいと思っていたため、それ以来武田尚虎のことを嫌っているようです。

北条武士団:北条獅子門(ほうじょうししかど)

北条武士団の団長は北条獅子門(ほうじょうししかど)という名前の男性で、五傑将のひとりの白刀使いです。

鬼が好きで鬼の研究をしたり新種の鬼の絵を描いたりと変わった性格をしていて、黒刀を使うことで白以外の色の能力も使うことができます。

鬼を研究して設計した城の白獅子城(はくじしじょう)を拠点にして、北条武士団で製造した黒刀を使い少人数での戦いを信条としているのが特徴です。

【オリエント】武士団の目的・戦術について

ここからは、武士団の目的と戦術について解説していきます!

武士団の目的は黒鬼神の討伐

武士団の目的は、黒鬼神を倒すことです。

黒鬼神とは150年前に日ノ本に一番最初に来た鬼のことで、現在では日ノ本の国土の半分を埋め尽くすほどに肥大化しています。

もともとの黒鬼神は1匹の黒鬼でしたが、その力はとても強く人間は誰も敵わなかったためその黒鬼を神様だと祭り上げる人たちと、外敵だと徹底抗戦する人たちに別れていました。

黒鬼を祭り上げた人たちは黒鬼の養分となる鉱石を黒鬼に貢ぎ、その結果黒鬼は鉱石を食べてどんどん大きくなっていき現在の大きさにまで成長してしまったのです。

黒鬼神は現在も肥大化を続けているため、これを放置すれば日ノ本全土が黒鬼神に飲み込まれてしまいます。

それを防ぐために武士団は鬼神や鬼と戦い続けているのです。

武士団の戦術とは?

武士団の戦術とは、刀気を星座のように繋ぎ攻撃することです。

青刀使いが刀気を繋ぎ、黃刀使いと緑刀使いはそれを援護し、最後に赤刀使いがトドメを刺す役割を果たすことで強い鬼神や鬼の弱点である角を折ることができます。

特に上杉武士団は刀気を長く繋げることを戦略とし、また信条としていますが、北条武士団のように一般的な戦術とは異なる戦術で鬼神に対抗している武士団もあるようです。

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まとめ

この記事では、『オリエント』の武士団と団長を一覧で解説し、目的や戦術についてもまとめてきました。

第122話まででは登場していなかった武士団の今後の登場が楽しみですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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