『惑星のさみだれ』(ほしのさみだれ)は、姫と指輪の騎士対魔法使いとの戦いを描いたSFファンタジーです。
その戦いは地球を守るための命をかけた戦いのため、物語のラストまでには死亡してしまうキャラクターも出てきてしまいます。
この記事では、『惑星のさみだれ』の死亡キャラクターを一覧でまとめて、死因と経緯についても解説していきます!
『惑星のさみだれ』のもっと詳しい情報はこちら↓から!
【惑星のさみだれ】死亡キャラクター一覧まとめ
まずは、『惑星のさみだれ』の物語の中で死亡してしまうキャラクターを一覧でまとめて、そのキャラクターについて解説していきます!
『惑星のさみだれ』で死亡するキャラクターには、主人公・雨宮夕日 (あまみやゆうひ)とヒロイン・朝日奈さみだれ(あさひなさみだれ)を含む味方側と反対勢力である敵側がいます。
【惑星のさみだれ】死亡キャラクターを解説
ここからは、『惑星のさみだれ』で死亡するキャラクターについて解説していきます。
東雲半月(しののめはんげつ)
- 犬の騎士
- 掌握領域:方天戟(ほうてんげき)
- 28歳
- 男性
東雲半月は漫画原作1巻の終盤に、突然夕日とさみだれの前に現れた犬の騎士です。
明るく飄々とした性格の青年で、自称正義の味方を名乗り名刺を持ち歩くなど少し変わっています。
普段は何でも屋として仕事をしていますが、もともとは古武術・古雲流の達人で1人で暴力団を壊滅させたことがあることから裏社会では「風神」と呼ばれて恐れられていました。
正義感が強く面倒見もいいため、夕日やさみだれと関わりながら2人にとって最も身近な大人として影響を与えていきます。
師匠・秋谷稲近(あきたにいなちか)
- カジキマグロの騎士
- 掌握領域:不明
- 500歳以上
- 男性
秋谷稲近は本編ではすでに死亡しているため、回想シーンでのみ登場するカジキマグロの騎士です。
星川昴 (ほしかわすばる)と月代雪待 (つきしろゆきまち)が幼い時に出会い、それ以来「師匠」と呼ばれ慕われていましたが2人とともに泥人形と戦った際に2人をかばって命を落としました。
5歳の時に神通力に目覚めて以来500年間を生き続けた超能力者で、未来視の能力によって未来に起こる様々なことを知っている全知者です。
そのため自分がカジキマグロの騎士になることや、昴と雪待が生涯最後の弟子として自分の最後を看取ることも知っていました。
日下部太朗(くさかべたろう)
- ネズミの騎士
- 掌握領域:荒神(あらがみ)
- 高校生
- 男性
日下部太朗は漫画原作3巻で、残りの指輪の騎士を探していた夕日が偶然道端で遭遇したネズミの騎士です。
強気にみせていますが実は小心者な性格で、指輪の騎士として契約したのも想いを寄せている幼馴染の宙野花子 (そらのはなこ)を守るためでした。
料理が得意で将来は料理人を目指していて、騎士団のメンバー達からは料理上手で素直なことから非常に愛されるキャラとなっていきます。
魔法使い・アニムス
- 魔法使い
- 男性
アニムスは世界を滅ぼす力を持った魔法使いで、ビスケットハンマーや泥人形を生み出した人物です。
年齢は不明で、もともとは未来の世界で宇宙で暮らしていた人間でしたが非常に強力な超能力を持っていたことで自身を神だと思い込み、時間を逆行しながらビスケットハンマーで地球を壊し続けていました。
精霊・アニマとは双子の兄妹という関係で、地球を破壊したいアニムスとそれを阻止したいアニマはこれまでもずっと戦い続けてきたのです。
【惑星のさみだれ】死亡キャラクターの死因と経緯
ここからは、『惑星のさみだれ』の死亡キャラクターの死因と経緯について解説していきます!
東雲半月の死因は内臓破裂
東雲半月の死亡シーンは漫画原作2巻・第14話で、死因は内臓破裂です。
5体目の泥人形と戦闘になった半月と夕日とさみだれでしたが、泥人形が一時的に逃げた際に夕日はさみだれが単独で泥人形を探すことを提案します。
その理由は泥人形がさみだれを狙っていなためで、夕日の狙い通り泥人形は夕日と半月を狙って再登場しました。
しかし戦闘力の低い夕日は泥人形の攻撃に圧倒されて、危機的状況に陥ってしまいます。
そこに駆けつけた半月は夕日をかばって泥人形の攻撃を受け、内臓破裂によって目、鼻、耳、口から大量に出血してそのまま死亡してしまったのです。
秋谷稲近は昴と雪待をかばって死亡
秋谷稲近の死亡シーンは漫画原作4巻・第29話で、死因は失血死だと思われますが作中では明らかになっていません。
昴と雪待とともに6体目の泥人形との戦いに挑んだ秋谷は、2人をかばって致命傷を負ってしまいます。
このままあっさりと死を迎えようとしていた秋谷は、従者・ザンに昴と雪待に生き様と死に様を教えるためにまだ立てるはずだと諭されて、残りの力でテレポーテーションと天沼矛(あまのぬぼこ)という技を使い泥人形に大ダメージを与えました。
最後は昴と雪待の2人で形成する掌握領域・最強の矛で泥人形を倒すものの、秋谷の負った傷は重くそのまま死亡してしまいます。
昴と雪待は秋谷が死亡した瞬間には立ち会っておらず、助けを呼ぶために山を下り戻った時にはザンが消えていたことで秋谷が死亡したことを知ったのでした。
日下部太朗は刺されて死亡
日下部太朗の死亡シーンは漫画原作6巻・第37話で、死因は失血死だと思われますが作中では明らかになっていません。
9体目の泥人形・ボエドロミオンとの戦闘で陽動作戦として掌握領域・荒神で敵の注意をひこうと太朗でしたが、ボエドロミオンが目の前に現れた恐怖で荒神の発動に失敗してしまいます。
その直後に花子がボエドロミオンに狙われていることに気付いた太朗は、花子をかばおうとして花子もろともボエドロミオンに背中から刺されてしまったのです。
しかし太朗は騎士の契約の願いで花子が致命傷を受けらた回復させることを願っていたため、本来であれば花子が致命傷を負ったところで即死でない限りは花子を助けることができました。
そのため、花子をかばった太朗の死は花子の従者・キルに「無駄死に」と言われてしまいます。
アニムスはアニマに刺されて死亡
アニムスの死亡シーンは漫画原作10巻・第60話で、アニマに槍で刺されて死亡しました。
本来アニムスは双子の妹であるアニマと同じく霊体に近い半霊体であるため、物理攻撃での出血などありえないはずでしたが、なぜかアニマに槍で心臓を貫かれると出血をしてしまいます。
それについてアニマは肉体だった頃のことを思い出したのではないかと言っていましたが、本当の理由や死因については明らかになっていません。
まだ知りたいことがあると死を拒もうとするアニムスでしたが、最後には次に生まれ変わる場所を視た後に肉体だったものが砂のように崩れて死亡してしまったのでした。
まとめ
この記事では、『惑星のさみだれ』の死亡キャラクターを一覧でまとめて、死因と経緯についても解説してきました。
- 『惑星のさみだれ』で死亡するキャラクターは
東雲半月(しののめはんげつ)
秋谷稲近(あきたにいなちか)
日下部太朗(くさかべたろう)
アニムス - 味方側のキャラクター死因はすべて泥人形から受けた攻撃によるもの。
- アニムスはアニマに刺されて出血した後に死亡したが本来は人間ではないため死因は不明。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント