『惑星のさみだれ』の主人公である雨宮夕日(あまみやゆうひ)は、姫としての朝比奈さみだれ(あさひなさみだれ)と出会った後に度々謎の場所での夢を見るシーンが登場します。
この夢は夕日の意識とは無関係で、正体や場所について夕日自身も知らず謎につつまれているため気になりますよね。
この記事では、『惑星のさみだれ』で夕日が見る夢の正体・場所はどこなのか、扉の向こう側についても解説していきます!
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【惑星のさみだれ】雨宮夕日の夢の正体は?
ここからは、雨宮夕日の夢の正体について解説していきます!
夕日の夢とは?
夕日の夢とは、夕日が意識を失ったり寝たりした時に見る夢のことです。
夕日は度々自分の意思とは関係なく夢をみては、毎回同じ場所へとたどり着きます。
その時、夕日には意識がありまたこの同じ夢を見ていることは理解できていていますが、目を覚ました後には夢で得た知識のほとんどは忘れてしまい表の世界には引き継がれないのです。
その夢は毎回同じ場所で同じ扉が登場しますが、夕日にはその場所がどこなのかも扉の先がどこへつながっているのかもわかっていません。
夢の正体は夕日の攻撃的な意識
夕日が見ていた夢の正体は、夕日の攻撃的な意識が見ていた夢です。
この夢の場所には、さみだれが夕日を招待することによって地球破壊に同調した夕日の攻撃的な意識の一部を存在させることができます。
そのため夢を見るのに夕日の意識は関係なく、夕日が夢を見るかどうかはさみだれ次第というわけです。
またこの夢の中に登場するさみだれは魔王として地球の破壊を目的としている内なるさみだれであり、さみだれの方も夢から目覚めると夢の中での記憶のほとんどを忘れてしまっています。
夢の場所はブルースドライブモンスター
夕日が見た夢の場所は、ブルース・ドライブ・モンスターの表面です。
ブルース・ドライブ・モンスターとは、プリンセス(精霊)・アニマが創り出した対ビスケットハンマー用カウンター小天体兵器のことで、ブルースは「可視なる絶望」であるビスケットハンマーを認識した者でさらに希望をもつ者だけがブルースを視ることができます。
夕日たち指輪の騎士は、11体目の泥人形を倒した直後に勝利をイメージできるようになったことでブルースを見ることができたのですが、さみだれにとって特別な存在である夕日にだけはそれ以前からブルースを知らず知らずのうちに見ていたのでした。
ブルースは宇宙にあるビスケットハンマー同様に宇宙に存在しているため、夕日は知らぬうちに意識だけで宇宙のブルースの表面へと行っていたのです。
【惑星のさみだれ】夕日の夢の扉の向こう側をネタバレ
ここからは、夕日の夢に登場する扉の向こう側について解説していきます!
夢の扉の向こう側は階段
夕日の夢の扉の向こう側は、階段です。
夢の扉の向こう側については、漫画原作8巻・第49話で明らかになりました。
夕日がその扉を初めて開けるとその向こう側には長く大きな階段があり、登った先にいたのはとても懐かし人物だったのです。
夢の扉の向こう側の試練
夕日の夢の扉の向こう側で夕日を待ち受けていたのは試練でした。
階段を登った先にいた懐かしい人物とは東雲半月(しののめはんげつ)で、漫画原作2巻・第14話で半月が見た夢について語るシーンの伏線がここで回収される形になったのです。
アニマはこの場所に過去の時間から半月を召喚することで、半月と夕日を戦わせて経験を持ち帰らせさらに試練を乗り越えられた報酬としてブルースの存在を夕日に明かしたのでした。
夢の扉の向こう側で師匠と対面
アニマに与えられた試練で半月との戦いに勝利した夕日は、さらに登った階段の先で師匠こと秋谷稲近(あきたにいなちか)と初めて対面しました。
夕日が師匠の存在を知った時点で彼はすでに死亡していたため、ここでの対面が2人の初対面になったのです。
アニマが師匠をこの場所に召喚された理由は夕日と半月の戦いを見させるためで、この時に師匠の最後の弟子である星川昴(ほしかわすばる)と月代雪待(つきしろゆきまち)が師匠が死んだ後の未来でも元気に過ごしていることを夕日は伝えたのでした。
まとめ
この記事では、『惑星のさみだれ』で夕日が見る夢の正体・場所はどこなのか、扉の向こう側についても解説していきました。
- 雨宮夕日が見ていた夢の正体は夕日の攻撃的な意識。
- 夢の場所は宇宙にあるブルース・ドライブ・モンスターの表面。
- 夢の扉の向こうにあるのは長く大きな階段。
- 階段には東雲半月と戦う試練が待っていた。
- 階段で夕日は師匠と初めて対面した。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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