『惑星のさみだれ』に登場する白道八宵(はくどうやよい)は、戦闘の多い物語の中で温和な雰囲気のお姉さんで癒やしキャラ的存在として重要なキャラクターです。
その一方で独特の価値観や生死観を持っているギャップもあり、指輪の騎士の契約に何を願ったのかどのように成長していくのかなども気になるところですね。
この記事では、『惑星のさみだれ』の白道八宵とヘビの騎士について解説と能力や告白の伏線と願いについても詳しくまとめていきます!
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【惑星のさみだれ】白道八宵(はくどうやよい)とは?
まずは『惑星のさみだれ』の白道八宵(はくどうやよい)というキャタクターについて解説していきます!
白道八宵の基本情報
白道八宵は年齢不詳の大人の女性です。
サラサラのロングヘアにおっとりした見た目と温和な雰囲気の巨乳美女で、学生時代から現在も神余(かなまり)という男性に剣術を習っています。
そのため泥人形との戦闘時は木刀を使い技を繰り出し、指輪の騎士になって以降も剣術の修行を続けているのです。
一人暮らしで料理は得意なようでアニメと漫画が大好きであると公言していますが、私生活については作中ではほとんど明かされていません。
神余(かなまり)というキャラクターについての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!
白道八宵と従者シア=ムーンの関係
白道八宵と従者シア=ムーンはヘビの騎士と指輪の従者の関係で、指輪の従者とは精霊(プリンセス)・アニマが従える12体の獣のことをいいます。
そのうちの1体がシア=ムーンという名前のヘビで、指輪の従者は契約した指輪の騎士の身体と同調し影響を受けるため、指輪の騎士が死亡すると同時に指輪の従者も消滅してしまうのです。
白道をヘビの騎士としてシアが選んだ理由については作中では明らかになっておらず、初対面でシアは白道の独特の生死観を知り「とんでもない女のトコ来ちゃったな」と思ったのでした。
白道八宵の従者シアはインビジブルになる
白道八宵の従者シア=ムーンはインビジブル(黒竜)になります。
インビジブルとは幻獣と呼ばれる3種類の獣の1体で、アニマが独自に決めた一定の条件のもとで獣の従者を幻獣に変化することができ、従者が幻獣となった指輪の騎士はアニマが契約する姫に匹敵する強力な力を授かるとされているのです。
シアがインビジブルになった経緯は、力を欲した雨宮夕日 (あまみやゆうひ)と白道のどちらかにアニマがインビジブルの力を授けるとした時に白道が闘って決めることを提案し、その勝負で白道が勝利したからでした。
指輪の従者についての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!
白道八宵はコスプレが趣味
白道八宵はコスプレが趣味です。
白道のコスプレはあくまで個人で楽しむことのみにとどめているため、普段は自分の部屋で一人コスプレした姿を写真に撮るなどして楽しんでいます。
しかし漫画原作5巻・第34話でアニマによって強制招集させられた際に、コスプレ中に招集されてしまったことで姫や指輪の騎士たちにコスプレ姿を晒すこととなってしまったのです。
またその後もコスプレ中に空腹のアニマによって料理を作らせられるために強制招集させられ、マニアックなコスプレ姿を晒してしまったことで「お嫁に行けない」と嘆いたのでした。
【惑星のさみだれ】白道八宵の能力を解説
ここからは、白道八宵の能力について解説していきます!
掌握領域・炎状刃(フランベルジュ)の能力
掌握領域の炎状刃(フランベルジュ)は、掌握領域を紐状にして武器にまとわせる能力です。
この能力によって武器そのものの攻撃力を高めつつ、武器を手元から離した状態でも自在に操ることが可能になります。
掌握領域・万首大蛇(よろずくびおろち)の能力
掌握領域の万首大蛇(よろずくびおろち)は、掌握領域を長く太い紐状にして複数操る能力です。
この能力によって掌握領域での広範囲攻撃を行うことができます。
掌握領域・千尾龍(せんびりゅう)の能力
掌握領域の千尾龍(せんびりゅう)は、掌握領域を先が無数に分かれたムチのような形状にする能力です。
この能力にのって単体の敵に対して超強力な打撃を与えることができます。
掌握領域・龍王棍(りゅうおうこん)の能力
掌握領域の龍王棍(りゅうおうこん)は、掌握領域を竜巻のように武器に巻き付ける能力です。
この能力はこれまでにないほどの怒りをあらわにした白道が作中で1度しか使ったことがありませんが、掌握領域を最大限に使う技のため使った後はスタミナ切れになってしまいました。
【惑星のさみだれ】白道が告白した伏線と願いについて
ここからは、白道八宵が雨宮夕日に告白した伏線と騎士の契約の願いについても解説していきます!
白道八宵が夕日に告白した経緯
白道八宵が夕日に告白をしたのは、従者シアがインビジブルになった直後でした。
何の前触れもなく、白道は突然幻獣をめぐる自分との戦いに敗北した夕日に「雨宮くんが好き」と告白したのです。
それまでも夕日に対して恋心を抱いていることを示唆していましたが、白道が夕日にその感情を直接伝えた初めての瞬間でした。
そしてその時に白道は告白とは別にもう一つ伝えようとしていたことがあったのです。
白道八宵の告白は伏線だった
白道八宵が夕日に告白をしたのは、白道が夕日とさみだれの企みを止めようとしていることの伏線でした。
白道は指輪の騎士の夏合宿の時に、夕日とさみだれの会話からさみだれが地球を砕き破壊しようと企んでいることを知ってしまっていたのです。
このとを知りながらも誰にも言わず、自分ひとりで夕日を止めようと告白したのでした。
その後夕日に気づいていたことを話し夕日からは魔法使い・アニムスとの決着までは友達でいることを提案されましたが、夕日とさみだれの企みが実行されようとした時に白道が勝利した場合には自分と付き合って欲しいともう一度告白したのです。
白道八宵の願いについて
白道八宵の騎士の契約の願いは、家族が笑って死ぬことです。
白道はもともと独特の価値観や生死観を持っていて、作中では「生きてる限り死亡率100%」という間違ってはいないもののぶっ飛んだ考え方を明らかにしています。
白道にとって死は今生きている誰にでも必ず訪れる当たり前のことで、その死を迎える時の状況がどうなるか悔いなく死ねるように生き笑って死ぬことこそ最高の贅沢だと考えていたのです。
そのため白道は騎士の契約の願いに、白道の父と母といった家族が死ぬ時に笑って死ねることを願ったのでした。
その願いを従者シアは聞き入れ、いつかくる両親が死を迎える時にはその願いが叶えられることを約束したのです。
まとめ
この記事では、『惑星のさみだれ』の白道八宵とヘビの騎士について解説と能力や告白の伏線と願いについても詳しくまとめてきました。
- 白道八宵は従者シアとの契約でヘビの騎士になった。
- 白道の能力は掌握領域の炎状刃、万首大蛇、千尾龍、龍王棍の能力。
- 白道の夕日への告白は伏線で夕日とさみだれの地球破壊を止めるためだった。
- 白道の騎士の契約の願いは家族が笑って死ぬこと。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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