2005年から2010年にかけてヤングキングアワーズにて連載されていた水上悟志先生の漫画作品『惑星のさみだれ』(ほしのさみだれ)ですが、連載終了から約12年経過した2022年7月からテレビアニメの放送が決定しています。
「面白い」と連載当時は話題だった『惑星のさみだれ』ですが、どのようなところが面白いのかが気になるところですよね。
この記事では、『惑星のさみだれ』はどんなところが面白いのか作品の魅力と、感動で泣けるとおすすめの理由についても解説していきます!
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【惑星のさみだれ】の漫画原作について
まずは、『惑星のさみだれ』の漫画原作について作品の概要とストーリーのあらすじを合わせてまとめていきます。
惑星のさみだれの概要
作者:水上悟志(みずかみさとし)
連載誌:ヤングキングアワーズ
連載期間:2005年4月~2010年8月
単行本発売:全10巻
現在の状況:完結
『惑星のさみだれ』は漫画家・水上悟志先生が描いたSFファンタジー作品です。
水上悟志先生にとっては2作目となる長期連載作品で、非常に人気の作品だったこともありアニメ化が期待されていました。
現在『惑星のさみだれ』の連載は終了していて物語は完結しています。
惑星のさみだれストーリーのあらすじ
主人公:雨宮夕日 (あまみやゆうひ)
性別:男性
年齢:18歳
舞台:日本
『惑星のさみだれ』は地球の日本を舞台に、主人公で大学生の雨宮夕日がある日突然現れたトカゲによって指輪の騎士のひとりであるトカゲの騎士となり、地球を破壊しようとする魔法使いと戦っていくというバトルストーリーです。
トカゲの騎士となった夕日は、指輪の力で超能力・掌握領域を与えられると早速魔法使いが生み出した泥人形という敵と対峙することとなったのです。
しかしそこに精霊アニマと契約を交わしたプリンセスの朝日奈さみだれ(あさひなさみだれ)が登場しなんとか危機を免れますが、実はさみだれは地球の破壊を企む小さな魔王でした。
さみだれと主従関係になった夕日は、さみだれの野望を隠したまま残りの11人の指輪の騎士達とともにその後も襲い来る敵と戦っていきますが、最後地球はどうなってしまうのでしょうか・・・
【惑星のさみだれ】の面白い魅力を解説
ここからは、『惑星のさみだれ』の面白い魅力について解説していきます!
王道のストーリーだけど面白い
『惑星のさみだれ』は王道のストーリーがわかりやすく面白いです。
簡単に説明すると、この物語は地球を破壊しようとする敵とそれを阻止しようとする超能力者のバトル漫画として描かれています。
しかしこの王道のストーリーの中に主人公とヒロインも地球の破壊を企んでいるという設定があり、それが序盤で明かされたまま物語が進んでいくので、結末がどうなってしまうのか気になりどんどん読みたくなってしまうという魅力がある作品なのです。
かっこいい大人と成長する子供のキャラクターが面白い
指輪の騎士として幅広い年齢層のキャラクターが登場しますが、基本的には大人はかっこよく、子供はそんなかっこいい大人を見て成長していきます。
登場人物にはそれぞれ過去や恵まれない家庭環境など様々な背景があり、主人公の夕日も最初は大人を信用できずにいました。
しかしかっこいい大人との出会いによって憧れを抱き、物語が進むに連れて肉体的にも精神的にもキャラクターたちが成長していくところはとても面白いです。
笑いあり感動ありで面白い
『惑星のさみだれ』は基本的にはバトルシーンが多いですが、ところどころにギャグを挟んでくる魅力的な作品でもあります。
バトルシーンでは指輪の騎士たちは命をかけて敵と戦いますが、戦闘以外では普通の学生の生活シーンや食事や趣味などが描かれたり、バトルシーンにも少々ギャグを入れることでキャラクターに親しみやすさがあるのも特徴です。
そしてキャラクターの感情がとても伝わりやすく描かれているので、感情移入しやすく漫画を読みながら一緒に笑ったり感動したりできるのもこの作品の面白いところだといえます。
【惑星のさみだれ】感動で泣けるとおすすめの理由
ここからは、『惑星のさみだれ』が感動で泣けるとおすすめの理由についてまとめていきます!
ラスボスとの最後の戦いに感動する
ラスボスである魔法使いアニムスとの最後の戦いでは、アニムスと精霊アニマとの関係に感動すること間違いなしです。
敵である魔法使いアニムスと精霊アニマは物語開始時にはすでに敵対関係ですが、物語が進んでいくとアニムスとアニマの本来の関係が明らかとなっていきます。
最後の戦いが終わろうとする時アニムスとアニマはわずかな会話を交わし、その直後にアニマはこれまでアニムスを止められなかったことに涙を流しました。
これまでの長かったアニマとアニムスの戦いを振り返ると、そのシーンには感動してしまいます。
ヒロインの結末が泣ける
地球の破壊を企んでいたヒロインのさみだれの結末には泣けてしまいます。
実際にさみだれは地球を破壊するつもりでいましたが、夕日と指輪の騎士たちとの関わりの中でどのような結末を迎えることになるのかは気になるところですね。
その結末はさみだれと一緒に読者も泣ける感動のシーンで締めくくられています。
ヒロインの後日談にも感動
『惑星のさみだれ』のヒロインであるさみだれは、もともと幼い頃から重い病を患っていましたが精霊アニマとの契約で姫となったことで健康な身体を手に入れていました。
しかしそれはアニマと契約が継続している間だけのことであり、アニムスとの戦いが終わりアニマとの契約が終了すると同時に元の身体に戻ってしまうことを意味していたのです。
最後の戦いの後アニマの別れが近づくと、さみだれからはアニマとの契約によって得ていた能力が消え、元の病気の身体に戻ってしまいます。
さみだれのその後ついては後日談にて語られていますが、その結末にも感動してしまうのです。
惑星のさみだれがおすすめの理由
惑星のさみだれがおすすめの理由についてまずは簡単にまとめていきます。
- 王道のストーリーだけどヒロインと主人公も地球の破壊を企んでいる設定が面白い
- 最後に地球がどうなってしまうのかが気になるから先のストーリーが読みたくなる
- 個性的で幅広い年齢のキャラクターたちがとても魅力的
- バトル・ギャグ・日常のバランスがよく面白い
- 物語の途中にもラストにも感動したり泣けるシーンが満載
- 10巻完結なので短時間で漫画を楽しみたい人におすすめ!
『惑星のさみだれ』はどちらかというと、漫画が好きな大人におすすめの作品だと思います。
登場人物の全員がかっこいい・かわいいわけではなく年齢も性別も性格もそれぞれ異なりますが、登場人物の感情や思いも丁寧に描かれているので非常に読み応えがある作品です。
また中二病要素もあるので、大人だけどまだまだ漫画を楽しみたいという人には特におすすめしたい作品だといえますね。
まとめ
この記事では、『惑星のさみだれ』はどんなところが面白いのか作品の魅力と、感動で泣けるとおすすめの理由についても解説していきます!
- 王道のストーリー、登場人物キャラクター、笑いと感動シーンのバランスの良さが面白い。
- ラスボスとの最後の戦いに感動する。
- ヒロインの結末が泣ける。
- 10巻完結なので短時間で漫画を楽しみたい人におすすめ!
- 『惑星のさみだれ』は漫画が好きな大人におすすめの作品。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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