『クレヨンしんちゃん』のマスコットキャラクターで野原家の愛犬であるシロは、ふわふわ白い毛並みや「わたあめ」というおもしろい芸ができる可愛らしいわんちゃんです。
そんなシロがどんな経緯を得てまた、いつから野原家の家族になったのか皆さんはご存知でしょうか?
以外にもシロは、最初捨て犬として登場し原作漫画やアニメでもその登場エピソードが描かれています。
今でこそ、自分自身で散歩したり餌が貰えない時は自分で街の人から貰いに行くなど、とても賢い名犬ですが初登場回はやんちゃな一面もあったのです。
この記事では、『クレヨンしんちゃん』のシロの初登場回シーンや、いつから野原家の家族になったのか、いなくなる・死亡やお別れはあるかについても解説していきます。
【クレヨンしんちゃん】シロの初登場回シーンは?
まずは、『クレヨンしんちゃん』のシロの初登場回シーンについて、漫画原作とアニメのそれぞれを解説していきます。
漫画原作では第1巻その16
『クレヨンしんちゃん』の漫画原作では、第1巻「オラと母ちゃんはお友達なのヨ編PART2・その16」がシロの初登場回です。
シロの原作漫画での初登場では、しんのすけが三輪車で出かけている時にしんのすけの友達である風間くん、ネネちゃん、マサオ、そしてボーちゃんが道端に捨てられていたシロを見つけます。
しんのすけがその白くふわふわした姿を見た時に、「わたあめみたいで美味しそう」と言うシーンが描かれているのです。
しんのすけ以外の4人はシロを飼うことができない環境であったため、消去法でしんのすけがシロを家に連れ帰ることになりましたが、家にシロを連れて帰ったしんのすけは母親のみさえに飼うことを猛反対されてしまいます。
シロを飼うことをみさえに反対されていましたが、しんのすけがお世話をすることで条件にシロを飼うことが許されたのです。
シロは現在では賢い名犬として知られていますが初登場時はまだお行儀が悪く家の中で粗相をしたり、みさえのお高いドレスをボロボロにするなどやんちゃな一面がありました。
アニメでは第20話「子犬を拾ったゾ」
アニメ『クレヨンしんちゃん』のシロの初登場シーンは、1992年に放送された第20話「子犬を拾ったゾ」で野原家にやってきて家族の一員になります。
アニメではしんのすけが歌いながら三輪車で出かけている最中に風間くん、ネネちゃん、マサオ、ボーちゃんが道端で捨てられていた白い子犬を見つけ5人の中で消去法でしんのすけが引き取ることになる、という漫画原作とほぼ同様のストーリーです。
アニメでもしんのすけが犬の餌について無知であったため、シロに長ネギを食べさせようとする(中毒になるので絶対にダメです。)コミカルな場面が描かれています。
アニメでも部屋の中で粗相をしたり、みさえの服をボロボロにしたりとやんちゃなときのシロが見れるので、原作漫画とはまた違ったおもしろさを垣間見ることができるのです。
シロの初登場回は漫画とアニメで同じ
シロの初登場回は、原作漫画とアニメ『クレヨンしんちゃん』でほとんど同じ内容で描かれています。
原作漫画とアニメではしんのすけが三輪車で出かけている最中に、捨てられていた子犬であったシロと出会い消去法ではありますが野原家の元に行くことになったのです。
しんのすけはシロのふわふわとした見た目を「わたあめみたいで美味しそう」と表現し、のちに名犬シロの得意ワザの「わたあめ」となります。
シロの初登場回はアニメと原作の両方で同じ内容で描かれていますが、原作漫画とアニメとでは表現の違いや独特な間などが相まってそれぞれ違うおもしろさを味わうことができます。
【クレヨンしんちゃん】シロはいつから野原家の家族になった?
ここからは、『クレヨンしんちゃん』のシロはいつから野原家の家族になったのかを解説していきます。
初登場回からしばらくして野原家の家族になった
シロは、アニメ『クレヨンしんちゃん』において、初登場回からしばらくして野原家の大切な家族の一員となりました。
シロはもともと捨て犬であり、段ボールに入れられて道端に捨てられていたところを、しんのすけに拾われます。
シロは野原家にきてすぐに、家族に迎えられていたわけではなくみさえから飼うことを猛反対されていましたがしんのすけがお世話をすることを条件に、家族として迎え入れることとなったのです。
シロは今では、野原家にとって大切な存在となっていますが、初登場回の時はすぐに家族にはならずしんのすけがお世話をなまけたらよそに引き渡すと言われ試用期間が設けられていたのです。
シロが野原家の家族になった経緯
『クレヨンしんちゃん』のマスコット的なシロが野原家の一員になった経緯についてですが、シロは元々捨て犬として登場します。
捨てられていたシロを発見したのは風間くん、ネネちゃん、マサオ、ボーちゃんたちでありそこへしんのすけが三輪車で通りかかり、いろいろと話し合った結果しんのすけが家に連れ帰ることになったのです。
シロは、当初みさえから飼うことを猛反対されていましたがしんのすけがシロのお世話をすることを約束に飼うことを許されまた、お世話をなまけたらよそにシロをあげるといった条件付きで飼うことを許されます。
しんのすけがシロを拾ってきてしばらくすると、シロのお世話をなまけてしまったためみさえから注意を受け、そのあとにドロドロに汚れていたシロや犬小屋をきれいに掃除をしました。
ドロドロに汚れていたシロや犬小屋をきれいにすることができたしんのすけはシロと一緒に犬小屋で寝てしまいますが、その光景を見たみさえからは笑顔がこぼれそこからシロが野原家の一員としてちゃんと認められたのです。
【クレしん】シロがいなくなる・死亡やお別れはあるか解説
ここからは、『クレヨンしんちゃん』のシロがいなくなる、もしくは死亡やお別れはあるかについて解説していきます。
アニメ「シロが行方不明だゾ」でいなくなる
エピソード「シロが行方不明だゾ」では、シロが突然姿を消していなくなりひろしと一緒にしんのすけが懸命にシロを探し回る姿が描かれています。
エピソード「シロが行方不明だゾ」では、みさえがぐちゃぐちゃになった風呂場を発見しその中にシロが放置されているところから物語が進んでいくのです。
みさえはしんのすけにシロのお世話のことについて注意をしますが、しんのすけの態度はあまり変わりませんでした。
お昼ご飯の時間になり、みさえがしんのすけにシロにご飯を持っていくように促します。
しんのすけは餌をめんどくさがりながらもシロのところへと持っていくのですが、シロの姿が見当たらず慌てた様子でみさえの元に行きます。
しんのすけは、シロが忽然と姿を消してしまい最初は強がった発言をしましたが徐々に目に見えるほど落ち込んでいくのです。
エピソード「シロが行方不明だゾ」では、いつも元気なしんのすけが珍しく落ち込むと同時にシロのことをとても大切にしている存在であることが感じられるエピソードとなります。
とはいえ、最終的にいなくなっていたシロは野原家に帰ってきます。
アニメ「シロが病気だゾ」で病気になるが死亡しない
エピソード「シロが病気だゾ」では、いつも元気なシロがある日突然ぐったりとしてしまい一週間も病院に入院してしまうエピソードです。
しんのすけがいつものようにめんどくさがりながらも、シロに餌をあげに行くと犬小屋の中で震えてぐったりとしたシロの姿がありました。
しんのすけとみさえはすぐさま動物病院へ向かい、その道中しんのすけの不安そうな様子を見たみさえはより一層早く動物病院へと向かいます。
動物病院で診察するとシロは風邪にかかってしまっていたらしく、大事をとって一週間ほど入院することとなったのです。
エピソード「シロが病気だゾ」ではシロが悲しい結末を迎えることはありませんが、病気にかかってしまい一週間もシロと別れることになったしんのすけの不安と悲しみが感じられるエピソードとなっています。
シロの死亡やお別れの可能性を考察
『クレヨンしんちゃん』のマスコットキャラクターであるシロがこの先お別れしてしまう可能性を考察してみました。
結論から申し上げると、始まりがあれば終わりもあるようにシロはどこかでお別れをすることになるはずです。
『クレヨンしんちゃん』は映画「クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」でシロの子孫はたくさん確認することができますが、シロ本人は確認できません。
この映画ではしんのすけが大人になった時代ですので10年以上は経っており、そこにシロ自身がいないということは、しんのすけが大人になる頃にはシロは死亡している可能性が高いことがわかります。
犬の平均寿命は約15年と言われていますので、この平均寿命に照らし合わせると15年以内にはお別れをすることになってしまうかもしれません。
シロは野原家の大切な家族の一人ですので、しんのすけが5歳児のときはこの先のエピソードでお別れをするような回はないと考えられます。
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まとめ
この記事では、『クレヨンしんちゃん』のシロの初登場回シーンや、いつから野原家の家族になったのか、いなくなる・死亡やお別れはあるかについても解説してきました。
- シロの初登場
- 漫画原作:第1巻その16「オラと母ちゃんはお友達なのヨ編PART2・その16」。
- アニメ:1992年放送の第20話「子犬を拾ったゾ」。
- どちらも、しんのすけたちが道端で捨てられていたシロを見つける展開。
- シロが野原家の家族になった経緯
- 初登場時はすぐに家族にならず、みさえから反対される。
- しんのすけがお世話をする条件で、試用期間を経て家族として迎え入れられる。
- しんのすけがシロと犬小屋の世話をしたことで、みさえに認められる。
- シロがいなくなるエピソード
- アニメ「シロが行方不明だゾ」で描かれる。
- しんのすけとひろしが懸命にシロを探し回る様子が描かれ、シロへの愛情が表現される。
- シロの病気エピソード
- アニメ「シロが病気だゾ」で、シロが風邪で1週間入院する。
- シロの病気にしんのすけが不安と悲しみを感じる様子が描かれる。
- シロの死亡やお別れの可能性
- 映画「クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」では、大人になったしんのすけの時代にシロの姿がない。
- 犬の平均寿命(約15年)を考慮すると、しんのすけが大人になる頃にはシロと別れている可能性が高い。
- しかし、5歳児のしんのすけの時代では、お別れのエピソードは描かれていない。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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