2023年4月1日より、春クールアニメとしてテレビアニメの放送が決定している『天国大魔境』。
そんな中で作品について「つまらない」「意味不明」といったネガティブな評価もあるようですが、その理由な一体何なのでしょうか?
この記事では、『天国大魔境』はつまらないし意味不明なのか、胸糞で気持ち悪いといわれる理由と評価・感想についてもまとめていきます!
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【天国大魔境】つまらないし意味不明?
まずは、『天国大魔境』がつまらないし意味不明なのか、そのようにいわれる理由についてまとめていきます!
過大評価されすぎた分つまらない
『天国大魔境』は、「このマンガがすごい!2019」 オトコ編第1位に選ばれた作品です。
そのためこれをきっかけに作品に注目が集まり、『天国大魔境』がどれほど面白い作品なのかと期待した方もたくさんいたと思われます。
しかし『天国大魔境』が「このマンガがすごい!2019」 オトコ編第1位に選ばれたのは、単行本1巻が出たばかりの時でした。
そのため作者の石黒正数先生ご自身でさえも、「正直にいえば「早いよ!」と思いました。」と「このマンガがすごい!」のインタビューでコメントされています。
「このマンガがすごい!2019」でオトコ編第1位を獲得したことで、これまでに『天国大魔境』を読んだことがなかったユーザーからの期待値が大幅に上がって作品自体が過大評価されていたようです。
しかし『天国大魔境』1巻は物語の序盤であるため作中の登場人物の関係性や世界観も不鮮明で、そのような部分が過大評価していたユーザーから「つまらない」「意味不明」といったネガティブな評価につながってしまったと思われます。
序盤に謎や伏線が多すぎて意味不明
物語の序盤である1巻は、「天国編」と「魔境編」が混在しています。
- 壁の内側に閉じ込められた子どもたちの存在。
- 外の世界で生きるキルコとマルという存在。
- そっくりの顔をしたトキオとマルの関係性。
- 不明な時系列。
など、とにかく謎や伏線は多くてワクワクする作品なのですが、1巻を読んだだけでは意味不明と感じてしまうのもわかります。
内容が理解しにくいから面白くない
『天国大魔境』は、謎や伏線が多い分内容が理解しにくいため「面白くない」という印象を受ける方もいるかもしれません。
でも『天国大魔境』は2巻目以降から物語がどんどん進んで、少しずつ伏線が回収されて謎が解けていく作品です。
そのため1巻だけでなく、できればまとめて最新刊まで一気に読むことで「内容が理解しにくいから面白くない」とは思わずに作品を楽しむことができますよ!
【天国大魔境】胸糞で気持ち悪いといわれる理由
ここからは、『天国大魔境』が胸糞で気持ち悪いといわれる理由についてまとめていきます!
キルコの胸糞シーンが気持ち悪い
私が『天国大魔境』の漫画原作を読んで一番胸糞だと思ったのが、キルコの胸糞シーンです。
キルコの胸糞シーンが描かれているのは、『天国大魔境』の6巻32話。
この話の中でキルコは、とても信頼していて会いたかった男性に襲われてしまいます。
ネタバレになってしまうのでその男性が誰なのかは書きませんが、その男性はキルコの身体の事情や自分に対する好意を知りながら
「お前らを拾って良かったと心から思うぜ」
と言い、キルコに手錠をかけて信じられないほど気持ち悪いひどい目に合わせたのです。
ここまで『天国大魔境』を読んできてキルコの想いを知っている読者としては、この男は本当に気持ちが悪いし胸糞悪いと感じてしまいます。
でもその読者の気持ちは、読者以上に怒りを覚えたマルによって晴らされることになるのでした。
ヘルムの過去が胸糞悪い
『天国大魔境』7巻39話に登場するヘルムという少女の過去も、かなり胸糞悪いと感じた方は多かったのではないでしょうか。
ヘルムはキルコとマルに自己紹介する際、「地獄の夢と書いてヘルム」だと名乗りました。
どこか儚げでおっとりとした印象のヘルムですが、その自己紹介をきいてキルコとマルは若干の恐怖を感じたほどです。
ヘルムの目的は、6年間探してようやく見つけたある男性を殺すことでした。
ヘルムは幼かった頃、その男性に襲われたという悲しい過去があったのです。
しかもその男性とは別の男性がヘルムの勘違いで犯人として殺されて、本当の犯人は現在でも少女を奴隷のように扱ってのうのうと生きていたのでした。
犯罪の横行が当たり前で嫌い
『天国大魔境』は、犯罪の横行が当たり前の世界を舞台に描かれています。
そのため、上記以外にも
- 女性を狙った犯行
- 殺人
- お金を伴う性交渉
- 女性至上主義の町と男性の監禁
など、他にも胸糞なシーンが度々登場しています。
『天国大魔境』はこういう世界観だから~という気持ちで読めば個人的には面白い作品だと思いますが、この世界観が嫌いという人には気持ち悪いしつまらないと感じてしまうのかもしれません。
【天国大魔境】みんなの評価・感想について
ここからは、『天国大魔境』のみんなの評価や感想についてまとめていきます!
つまらない・面白くない低評価な感想
『天国大魔境』、つまらないとまでは言わないんだけど、1巻時点で「このマンガがすごい!」の1位になるほどではないのでは…とは思っていて、そこの落差は2年以上気になってはいる。
— スパルタ (@sparta_cc) July 14, 2021
「このマンガがすごい!2019」 オトコ編第1位に選ばれたことで、やはり『天国大魔境』の期待値が高まり過ぎたのかもしれません。
1巻の時点では物語が意味不明なので、つまらないと感じる人は多かったのかと思います。
1巻で面白くないと思った人には、ぜひ物語が進んでいく2巻以降を読んでみてもらいたいですね。
現在『天国大魔境』の漫画原作は8巻まで発売されています。
やはり『天国大魔境』の序盤ではあまり面白くないと感じる方は多い印象ですね。
面白いなど高評価な感想
『天国大魔境』は謎や伏線が豊富なので、ワクワクする気持ちはわかります。
だから続きが楽しみになるのでしょうね!
今一番楽しみな漫画と高評価をされている方もいました。
こちらの方の感想でも1巻を読んだ時点では意味不明だったとのことですので、物語が進めば進むほど面白くなっていくということですね!
アニメ化を知ってから『天国大魔境』の漫画原作を読んだ方も、面白かったという感想を投稿されていました。
『天国大魔境』は謎が解けたり伏線が回収された時に、より面白いと感じて楽しめる作品だと言うことが読者の皆さんの評価や感想からわかりますね!
まとめ
この記事では、『天国大魔境』はつまらないし意味不明なのか、胸糞で気持ち悪いといわれる理由と評価・感想についてもまとめてきました。
- 「このマンガがすごい!2019」 オトコ編第1位に選ばれて過剰評価をされたことで期待値が大幅に上がった読者がつまらないと感じてしまった。
- 「天国編」と「魔境編」が混在し序盤に謎や伏線が多すぎることで意味不明と感じてしまう。
- 謎や伏線が多い分内容が理解しにくく「面白くない」という印象を受ける。
- 作中では胸糞で気持ち悪いシーンが多数登場するが、これも『天国大魔境』の世界観。
- みんなの評価や感想には低評価なものから高評価なものまであり、いずれも1巻は「つまらない」「意味不明」と感じている方が多い。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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