『天国大魔境』の主人公であるキルコが探している青年・ロビンこと稲崎露敏（いなざきろびん）。
キルコにとってはかけがえのない家族のような信頼できる存在だったロビンですが、キルコはロビンが死亡したと聞かされてしまいます。
ロビンは本当に死亡してしまったのでしょうか、それとも生きてるのでしょうか？
この記事では、『天国大魔境』のロビンは生きてるのかを解説し、キルコとの関係やその後についても考察していきます！
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【天国大魔境】ロビンとは？
まずは、『天国大魔境』のロビンというキャラクターについて解説していきます！
稲崎露敏（いなざきろびん）の基本情報
名前：稲崎露敏（いなざきろびん）
生年月日：2011年11月11日
血液型：O型
性別：男性
稲崎露敏の初登場シーンは、『天国大魔境』の漫画原作2巻8話です。
キルコの過去を描いた5年前の物語で登場し、キルコの中にいる存在の竹早春希（たけはやはるき）が本来の身体を持っていた時に船山孤児院の子どもたちの兄貴分として、春希に処世術やケンカのやり方を教えていました。
ロビンはケンカも強く大人たちと一緒に人食いと戦うなど、春希にとっては憧れの存在でもあり家族のような存在でもあったのです。
しかし春希が人食いに襲われて瀕死の状態で意識を失い10間後に目覚めると、ロビンの姿は孤児院にも在籍していた浅草レース会にもありませんでした。
ロビンは死亡している？
『天国大魔境』の漫画原作2巻9話では、失踪したロビンは2034年9月頃に死亡したことになっていました。
ロビンの死亡については、目覚めた春希（この時点でキルコ）が4ヶ月の入院生活後に訪れた浅草レース会本部で、そこにいた男性から知らされることとなったのです。
とはいえ実際にロビンの死亡を確認した者はおらず、周囲の人達は「行方不明＝死亡」という捉え方をしていることがわかります。
ロビンは絶対に生きてると信じていた春希は、キルコと名乗って便利屋として仕事をしながらロビンを探し続けていたのです。
ロビンの過去について
ロビンは本編の15年前の大災害で春希と同じ歳の妹を亡くしています。
そのため、船山孤児院の年下の子どもたちを過保護とも思えるほどに大切に想っていたようです。
作中では春希がロビンと共に人食いと戦おうとした時に、
「遊びでやってんじゃねェ 危なねぇから来んなッつっただろ！！」
と怒られてしまったと話しており、そのように怒ったことについて過保護なところがあると発言していました。
ロビンの過去については漫画原作8巻まででは、出生についてやなぜ船山孤児院にいたのかなど、詳しいことは明かされていません。
【天国大魔境】ロビンは生きてるのか解説
ここからは、『天国大魔境』のロビンは生きてるのかについて解説していきます！
ロビンは生きてる
結論からいうと、ロビンは生きてることが物語が進むと明らかとなります。
ロビンが生きてるとキルコが知ることになったのは『天国大魔境』の漫画原作5巻31話で、キルコとマルが高原学園の茨城施設を目指していて到着した町の復興省で職員にロビンの顔写真を見せたことがきっかけでした。
これによりロビンは死亡しておらず、町の復興の象徴として元高原学園茨城施設があった場所に現在稼働している大濾過装置（だいろかそうち）という場所にいることがわかったのです。
そこで念願叶って、キルコはロビンとの再会を果たすことができたのでした。
ロビンとキルコの関係性
ようやく叶ったロビンとの再会に安堵の表情を見せるキルコでしたが、ロビンの表情は驚きに満ちていたのです。
ロビンはキルコとの再会後に桐子と春希の身体に起こったことを初めて知ったようですが、それにしてもいくら髪の毛の色が変わってしまっているとはいえ、桐子の姿をしたキルコを見た時の表情はあまりにも違和感がありました。
ロビンとキルコの関係については漫画原作8巻まででは不明のままになっていますが、個人的にはロビンが桐子を殺そうとした犯人である可能性が高いのではないかと考察しています。
そのように考察する理由は2つあります。
- ロビンが初めてキルコを見た時の驚きの表情は「殺したはずなのになぜ生きてる？」と思ったから。
- 2巻と6巻の「パーン」という音は桐子がロビンに撃たれた時の記憶だと推測。
この考察が正しければ桐子の身体に春希の脳を医師の迫田が移植した理由が、身体は無事だが脳がダメになった桐子に身体はダメになったが脳は無事な春希を移植して1人の人間として生きれるようにしたのであれば辻褄が合うのではないでしょうか。
【天国大魔境】ロビンのその後について
ここからは、『天国大魔境』のロビンのその後についてまとめていきます！
ロビンはキルコと再会後に失踪
ロビンはキルコとの再会後、最終的に再び失踪してしまいます。
ロビンはキルコの肉体は桐子、脳は春希と知りながら、再会直後にキルコに対して卑劣な行為を行ったのです。
翌朝キルコを探しに来たマルは、あられもない姿のキルコを発見して何が起こったのかを瞬時に察知しました。
マルは怒りのままにロビンを殴り気絶させてキルコと共に大ろ過装置を去りますが、その後、復興相が大濾過装置との連絡が取れなくなったことを理由に大濾過装置を訪れると、そこにはロビンの姿も他の人間の姿もなかったのです。
ロビンのその後を考察
ロビンのその後については、漫画原作8巻まででは分かっていません。
ロビンが自ら大濾過装置から逃げたのか、それとも誰かに連れて行かれたのか、ヒルコに襲われて喰われてしまったのか･･･。
個人的に可能性が高いのは、誰かに連れて行かれたのではないかと考察しています。
その理由は、ロビンが失踪した後の大濾過装置でロビンが実験をしていたと思われる人間と人食い（ヒルコ）を管で繋いだ実験体が発見されているためです。
ロビンには宇佐美の助手をやっていた過去もあり、目的は今のところ不明ですが何か危険な計画をしているのは間違いないでしょう。
その計画の一部と思われる人間と人食い（ヒルコ）の実験体を、できれば復興省にみつかりたくはなかったはずです。
そのことからロビンの失踪には、実験体を隠すことができない事情があったのではないでしょうか。
この記事で考察した点に関しては、漫画原作で明らかとなり次第修正、追記していきます。
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まとめ
この記事では、『天国大魔境』のロビンは生きてるのかを解説し、キルコとの関係やその後についても考察してきました。
- ロビンは死亡していると言われていたが漫画原作5巻31話で生きてることが明かされた。
- ロビンとキルコの関係性はロビンが桐子の頭を撃ち抜いて殺そうとした犯人である可能性が高いと考察。
- ロビンはキルコとの再会後、最終的に再び失踪してしまう。
- ロビンが失踪した理由は誰かに連れて行かれたかただと考察。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
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