高原学園の生徒の中でも、特に異質なビジュアルで登場するアスラ。
見た目は人間ではなく宇宙人のような雰囲気を漂わせているアスラの正体とは、一体何者なのでしょうか?
この記事では、『天国大魔境』のアスラの正体は宇宙人なのか、過去や死亡した理由についても考察していきます!
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【天国大魔境】アスラとは?
まずは、『天国大魔境』のアスラというキャラクターについて解説していきます!
アスラの基本情報
アスラは、高原学園の1期生の生徒です。
学園で生まれた最初の子供のひとりで、唯一の同級生であるコナとは非常に親しい間柄でした。
高原学園の生徒の中でも他の生徒とは外見の違いが顕著で、服装も制服を着用している他の生徒達とは異なりひとりだけロングのワンピースのような服を着ています。
『天国大魔境』の物語開始時にはすでに死亡しているため本編では登場せず、コナの回想シーンのエピソードにのみ少しだけ登場します。
アスラの能力
アスラは、様々な特殊能力を持っています。
- 未来予知
- 外傷の治癒
- 空間移動
- 翼で空を飛ぶ能力
アスラは多くの特殊能力を持っているだけではなく、その能力のパワーも人並外れたものです。
高原学園の生徒は特殊能力を持っている者が多いですが、その中でもアスラは能力の高さがずば抜けていて、自分が生まれた理由と将来起きることを察知したり、学園の天井まで翼で飛ぶことも可能でした。
アスラとコナの関係性
アスラとコナは、いつも一緒にいてコナはアスラのことが好きでした。
コナとは、アスラの唯一のクラスメイトで同じ高原学園の1期生だった生徒のことです。
しかしコナのアスラに対する好意は恋愛感情的なものではなく、兄弟に対する信頼関係のようなものでした。
まだ幼かった頃のコナにはアスラに対する「好き」の違いがわかってはいませんでしたが、アスラはコナが未来にそれとは違う特別な感情の「好き」に気づけることを予言していたのです。
このアスラの予言こそ、コナとトキオが特別な関係になることを意味していたのでした。
トキオとコナの関係性についての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!
【天国大魔境】アスラの正体を解説
ここからは、『天国大魔境』の正体について解説していきます!
アスラの正体は不明
アスラの正体は不明です。
『天国大魔境』の漫画原作8巻まででは、アスラの正体については高原学園の生徒ということ以外は明らかになっていません。
今後アスラの正体についての詳細情報がわかり次第、追記していきます。
アスラの正体は宇宙人?
アスラの容姿は、現代の宇宙人のイメージとして定着している存在の姿に似ています。
また、アスラが持っていた様々な特殊能力が他の生徒達とは異なるため、アスラの正体は人間ではなく宇宙人なのではないかと感じた方は多いのではないでしょうか。
アスラは、明らかに人工的に生命を生み出している高原学園の生徒のひとりなわけですから、人間とは異なる生命体の遺伝子を組み込まれた特別な存在である可能性はあると思います。
しかし漫画原作8巻まででは、アスラの正体や宇宙人の存在の有無、アスラの遺伝子に人間以外のものが組み込まれていた可能性などは明らかになっていません。
アスラの容姿はミーナに似ている
私は個人的に、アスラの容姿はミーナに似ていると感じています。
ミーナとは、高原学園の生徒達をあらゆる免疫を備えた新人類として生み出した存在であり、高原学園の頭脳ともいえる特別な存在です。
作中で登場するミーナは機械に繋がれた状態でその表情はうかがえず、人間のように会話をするシーンは登場していません。
しかし見えている部分からは、ミーナは人間に似た部分を持ちながらも人間とは少し異なる姿をしています。
そして後頭部が少し長いようなところは、アスラに似ているのではないでしょうか。
ミーナは作中で高性能AIシステムという位置づけをされているため、ミーナに遺伝子的なものが存在しているのかも定かではありませんが、私はアスラはミーナの遺伝子を受け継いでいる唯一の存在だったのではないかと考えています。
【天国大魔境】アスラが死亡した過去と理由も考察
ここからは、『天国大魔境』のアスラが死亡した過去と理由についても考察していきます!
アスラが死亡した過去
アスラは、本編開始時点ですでに死亡しています。
アスラが死亡したのは、2018年5月7日の過去のできごとです。
『天国大魔境』で高原学園のことが描かれている天国編の開始時点が2023年ですので、5年前ということになります。
アスラの死因については、高原学園の職員とその現場を目撃してしまったコナ以外は知っていません。
『天国大魔境』の時系列・時間軸についての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!
アスラは未来を予知し自殺した
アスラは、将来起きることを察知して自殺してしまいます。
アスラの自殺シーンが描かれているのは4巻23話で、コナの回想シーンでアスラ死亡の経緯がわかることとなります。
アスラは死亡する直前に「僕は僕が生まれた理由がわかった」とコナに言い残し自殺しますが、
- アスラが生まれた理由
- アスラが察知した未来について
- なぜアスラが自殺を選ぶことになったのか
などの詳細は、漫画原作8巻まででは明らかになっていません。
アスラが死亡を選んだ理由を考察
アスラが死亡することを自ら選んだ理由について、私はアスラが自分が兵器として利用される未来を視てしまったからではないかと考察しています。
そもそも高原学園が目指しているのは、生徒たち新人類による「天国」の実現です。
そのために人工的に生み出された子どもたちは、力の差はあるものの揃って特殊能力をもって生まれています。
その中でも特に強いアスラの能力が、天国の実現に利用されることは避けられないと思われます。
現状の人類を根絶やしにするための兵器として直接アスラの能力を利用する、またはアスラの遺伝子を使ってアスラのクローンを量産するなどの計画実行によって、アスラは自分が人類を滅ぼす存在になってしまうと知ってしまったのではないでしょうか。
心優しいアスラは、そんな未来が来ることには耐えられずに自ら命を絶つことを選んだのかもしれません。
まとめ
この記事では、『天国大魔境』のアスラの正体は宇宙人なのか、過去や死亡した理由についても考察してきました。
- アスラの正体は不明。
- アスラの容姿は宇宙人に似ているが、『天国大魔境』では宇宙人の存在も宇宙人とアスラとの関係性についても漫画原作8巻まででは明らかになっていない。
- アスラはミーナの遺伝子を受け継いでいる唯一の存在だったと考察。
- アスラの死亡は2018年5月7日の過去(天国編の開始時点で5年前)のできごと。
- アスラは将来起きることを察知して自殺。
- なぜアスラが自殺を選ぶことになったは漫画原作8巻までではわかっていない。
- アスラが死亡することを自ら選んだ理由について、アスラが自分が兵器として利用される未来を視てしまったからではないかと考察。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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