【探偵はもう死んでいる】斎川の両親の正体は?死亡の真相やスペースとの関係も解説

探偵はもう、死んでいる。

『探偵はもう、死んでいる。』略して『たんもし』に登場する自称最可愛アイドル斎川唯(さいかわゆい)の両親は、本作の物語開始時ではすでに故人となっています。

事故で死亡したと思われた斎川の両親には、娘の斎川さえも知らない秘密が隠されていたのです。

この記事では、『探偵はもう、死んでいる。』で斎川の両親の正体は何者なのか、死亡の真相やスペースとの関係もネタバレ解説していきます!

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『探偵はもう、死んでいる。』の記事一覧

【たんもし】斎川唯の両親とは?

『探偵はもう、死んでいる。』の物語開始時には故人となっている斎川の両親について、ここからまとめていきます!

斎川の両親の死亡

斎川の両親は3年前、斎川が12歳の時に事故が原因で死亡したとされています。

両親にとって一人娘だった斎川は、両親がお金持ちだったこともあり両親が亡くなる前までは溺愛されて何不自由ない暮らしを送っていました。

父親は斎川ををげろげろに甘やかし欲しいものは何でも与え、母親も父親に負けず劣らず娘をかわいがっていたのです。

しかし、生まれつき左目が見えずその事をコンプレックスに感じていた斎川はあまり学校にも行かず友達もいなかったため、両親はそんな斎川をとても心配していました。

斎川の両親は少しでも娘が前向きになるようにと斎川の8歳の誕生日に海よりも青いとされるサファイア色の義眼をプレゼントし、それがきっかけで自信が持てるようになった斎川はアイドル活動を始めます。

元気になった娘を見てとても喜んだ斎川の両親でしたが、そんな矢先に突然斎川の両親は事故で死んでしまったのです。

現在斎川の両親は、田舎の丘の上のお墓に眠っています。

斎川の両親が残したもの

死亡した斎川の両親が娘に残したものは、斎川が今住んでいる荘厳で豪華絢爛な大きな家と、使いみちもないほどの額の財産、それと斎川の左目のサファイア色の義眼でした。

斎川の左目のサファイア色の義眼には物体を透視する能力があり、斎川は眼帯を付けていてもはっきりとすべてのものを見ることができるのです。

しかし、サファイア色の義眼をもつ斎川自身も物体を透視する能力が備わった理由や斎川の両親がサファイア色の義眼をどこから持ってきたのかについては知りませんでした。

サファイア色の義眼の秘密については、斎川の両親とスペースとの関係をネタバレ解説ともに後述していきます。

【探偵はもう死んでいる】斎川の両親の正体は?

斎川の両親の正体は、スペース(SPES)の人体実験施設に寄付をしていた日本人の資産家夫婦です。

6年前にシエスタや夏凪、アリシアが出会った孤島にある孤児院では、スペースの親玉であるシードに適合する器となる人造人間を生み出すための人体実験が行われていました。

その施設に斎川の両親は多額のお金を寄付し、定期的に孤児院の子ども達へプレゼントも用意していたのです。

斎川と君塚が出会った後に公となった斎川の両親の不正経理疑惑とは、生前に斎川の両親が行っていたスペースの人体実験施設への寄付のことなのではなかと考えられました。

【探偵はもう死んでいる】斎川の両親とスペースとの関係をネタバレ解説

自身の左目のサファイアの義眼を狙われた事件をきっかけに君塚達と行動をともにするようになった斎川は、自分だけがシエスタやスペースとの関係が薄いと思っていました。

しかし斎川の両親の生前の不正経理疑惑をきっかけに、斎川の左目の真相とスペースとの関係も明かされることとなっていくのです。

ここからは、斎川の両親とスペースとの関係をネタバレ解説していきます!

斎川の左目はガンだった

斎川は生まれてすぐに左目の癌になったのです。

このことは斎川自身も知ってはおらず、生まれたときから目が見えなかったとしか聞かされていませんでした。

斎川の左目の癌は主に5歳未満の子供に発症する希少な病気のため、治療法は眼球の摘出手術しかありませんでしたが、その手術を行っても完治するとはいえなかったのです。

そのため、斎川の両親はどんな手を使ってでも娘の病気を治したいと考えたようでした。

斎川の両親のスペースへの投資

普通の治療とは違う方法で娘の命を救うしかないと考えた斎川の両親は、スペースを頼ったのです。

スペースの実験施設に巨額の投資をし、その実験で完成したサファイアの眼を斎川の両親は娘のために手に入れたのだと思われます。

そしてそのサファイアの眼は6年前の斎川の8歳の誕生日に両親からプレゼントされ、手術によって斎川の左目に入れられたのです。

【探偵はもう死んでいる】斎川の両親死亡の真相

事故で死亡したと思われていた斎川の両親でしたが、実際にはスペースによって殺害されていたのです。

斎川の両親は娘を助けるためのサファイアの義眼を手に入れるかわりに、スペースへ巨額の投資をする契約をしていたのでしょう。

しかし、スペース側からしたらスペースの秘密を知ってしまった斎川の両親は邪魔な存在となったわけです。

サファイアの義眼を無事に手に入れることができた斎川の両親でしたが、契約満了となった時点でスペースに殺されたというのが斎川の両親死亡の真相でした。

まとめ

『探偵はもう、死んでいる。』で斎川の両親の正体は何者なのか、死亡の真相やスペースとの関係もネタバレ解説してきました。

  • 斎川の両親の正体はスペースの人体実験施設に寄付をしていた日本人の資産家夫婦
  • 斎川の両親の死因は事故死ではない
  • 斎川の両親はスペースに殺害された

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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