『探偵はもう、死んでいる。』略して『たんもし』で、名探偵シエスタを生き返らせるための唯一の手がかりを持つとされた人物が調律者の「巫女」でした。
その巫女に会うためにロンドン行きの飛行機に乗っていた君塚と夏凪は、乗客の中に探偵を探す謎のCA(キャビンアテンダント)に出会ったのです。
この記事では、『探偵はもう、死んでいる。』でCA・オリビアの正体は何者なのか、能力や君塚の財布を盗んだ犯人についても解説していきます!
『探偵はもう、死んでいる。』のもっと詳しい情報はこちら↓から!
【探偵はもう死んでいる】CA・オリビアとは?
ロンドン行きの飛行機で出会ったCAのオリビアとは、どのような人物なのでしょうか?
ここからは、オリビアについてまとめていきます!
オリビアはハイジャック事件の飛行機にいたCA
オリビアは、4年前にハイジャック事件が起こった飛行機に居合わせたCAです。
そしてオリビアこそ4年前のハイジャック事件で君塚とシエスタのもとに伝えに来たCAでした。
20代後半と思われるオリビアは、自身の初フライトで起こったハイジャック事件でスペースの構成員のコウモリの登場に慌てふためいていた人物でもあったため、オリビアの存在は君塚の記憶にも残っていたのです。
調律者のひとりである巫女に会うためにロンドンに向かっていた君塚は、飛行機の中で4年前のハイジャック事件に居合わせたCAのオリビアと再会しました。
そしてオリビアは、4年前と同じく「お客様の中に、探偵の方はいらっしゃませんか?」というセリフを言っていたのです。
オリビアのセリフを聞いた君塚は、一瞬で4年前に起きたハイジャック事件の記憶がフラッシュバックし頭を抱えたのでした。
オリビアが探偵を探していた理由
オリビアが探偵を探していた理由は、飛行機に乗っていたはずのミア・ウィットロックという乗客が突然姿を消したからです。
旅客機の搭乗手続きの際には、ミア・ウィットロックという乗客は確かにいました。
オリビアによると、上空1万メートルを飛行中の機内で機内食の提供を始めた際にミア・ウィットロックがいないことが判明したのです。
離陸から1時間ほど経った頃に、搭乗員がミア・ウィットロックらしき人物を席を離れて歩いているのを目撃していたようですが、ミア・ウィットロックは一人客で連れはおらずその後の行方がわからなくなってしまったのでした。
【探偵はもう死んでいる】CA・オリビアの正体は何者?
ロンドン行きの飛行機の中で2度も事件に巻き込まれたオリビアは、ただの不運なCAではありませんでした。
ここからは、CA・オリビアの正体は何者なのかと目的についても解説していきます!
CA・オリビアの正体は巫女の使い
CA・オリビアの正体は、巫女の使いです。
オリビアの家計は代々巫女に仕えていて、オリビアも調律者である現在の「巫女」に仕える「巫女の使い」でした。
現在の巫女は他の調律者のメンバーにすら会おうとしない人物であったため、アリビアは巫女を探す君塚と夏凪を巫女に会うに値する人物かどうか見極めようとしていたのです。
オリビアはミア・ウィットロックを隠した犯人
CAのオリビアがミア・ウィットロックを隠した犯人でした。
オリビアが探していたミア・ウィットロックこそ調律者の「巫女」で、巫女の使いであるオリビアはたまたま同じ飛行機の中に居合わせてしまった君塚と夏凪に巫女を会わせないために、ミア・ウィットロックを隠していたのです。
しかし、アリビアが君塚と夏凪に会わせないためにミア・ウィットロックを隠したにもかかわらず、2人にミア・ウィットロック探しを依頼するということには矛盾が生じていたのでした。
オリビアの目的は?
自分で隠したミア・ウィットロックを探してほしいと依頼したオリビアの目的は、君塚と夏凪が巫女に会うに値する存在であることを願ってのことでした。
巫女であるミア・ウィットロックは誰であっても他者と会うことを望んではいなかったため、巫女の使いであるオリビアは仕えている巫女の望み通り、巫女への謁見を希望する相手に対しては事前にふるいにかけることを行っていたのです。
そのため巫女に会うことを目的としている君塚と夏凪にも、消えてしまったミア・ウィットロックの捜索を依頼するという形でふるいにかけようとしたのでした。
しかし本来、君塚と夏凪を巫女に会わせたくないはずのオリビアでしたが、その一方で2人が巫女に会うに値する存在であってほしいという願望があっての行動だったのです。
【たんもし】CA・オリビアの能力や財布を盗んだ犯人も解説
ここからは、CA・オリビアの能力や君塚の財布を盗んだ犯人も解説していきます!
CA・オリビアの能力
オリビア自身はキャビンアテンダントの仕事を本業としていますが、しかしその能力は一般的なCAにとどまらず、船の操縦や本気を出せば戦闘機の操縦までこなすほどの能力を持っているのです。
また巫女の使いとして巫女のメイドや秘書のような役割も果たしているため、引きこもりの巫女に代わり連邦会議にも出席するなど様々な能力を発揮します。
君塚の財布を盗んだ犯人もオリビア
ロンドンに向かう飛行機に乗っていた君塚の財布を盗んだ犯人もオリビアでした。
君塚の財布には、君塚とシエスタがロンドンで暮らしていた家の鍵を開けるためのマスターキーが入っていたのです。
空港から家に向かう途中でポケットに入れておいた財布が無くなっていることに気づいた君塚は、手練のスリにやられたものと思っていました。
しかし君塚の財布を盗んだ犯人はオリビアで、この行動も巫女と君塚と夏凪を会わせるための行動の一つだったのです。
オリビアが計画した巫女と会うための試験に合格した君塚と夏凪は巫女と直接対面することができ、3人が揃った時にオリビアは君塚に財布を返したのでした。
まとめ
『探偵はもう、死んでいる。』でCA・オリビアの正体は何者なのか、能力や君塚の財布を盗んだ犯人についても解説してきました。
- CA・オリビアの正体は巫女の使い
- オリビアの目的は巫女と君塚、夏凪を会わせること
- オリビアの能力はキャビンアテンダント、船の操縦、戦闘機の操縦、巫女のメイド兼秘書
- 君塚の財布を盗んだ犯人もオリビアだった
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント