【探偵はもう死んでいる】君塚の正体と巻き込まれ体質の関係は?能力・スキルも解説

探偵はもう、死んでいる。

『探偵はもう、死んでいる。』略して『たんもし』で、主人公の君塚君彦(きみづかきみひこ)は1年前まで名探偵シエスタと旅をしながらスペース(SPES)との戦いの日々を過ごしていました。

シエスタと死に別れてからも自身の巻き込まれ体質によって様々な事件に巻き込まれていた君塚の正体とは何者なのでしょうか?

この記事では、『探偵はもう、死んでいる。』の君塚君彦の正体と巻き込まれ体質の関係、能力・スキルについてもまとめていきます!

『探偵はもう、死んでいる。』のもっと詳しい情報はこちら↓から!

『探偵はもう、死んでいる。』の記事一覧

【たんもし】君塚君彦(きみづかきみひこ)とは?

『探偵はもう、死んでいる。』の主人公である君塚君彦の基本情報と過去についてまとめていきます!

君塚君彦の基本情報

君塚君彦(きみづかきみひこ)のプロフィール

名前:君塚君彦(きみづかきみひこ)
年齢:18歳(高校3年生)

君塚の性格はモチベーションが低くやる気の無さを感じるものの、以外にも責任感が強く受けた依頼には誠実に対応する真面目さがあり、危機的状況では勇敢に立ち向かう一面もあります。

作中ではボケの多い夏凪、斎川、シャルに対して、常にツッコミ役として大活躍していますが、理不尽な目に合うことも多いため「理不尽だ」が口癖です。

死んだ魚の目をしているうえ地味な顔立ちなため、シエスタからは「2日会わないと忘れてしまう顔立ち」と評価されていました。

君塚が生まれ持った「巻き込まれ体質」によって様々な事件に巻き込まれる日常の中で、君塚がまだ中学生だった4年前にハイジャックされた飛行機の中でシエスタと出会います。

それから名探偵シエスタの助手として3年間敵であるスペースと戦いながら旅をしてきましたが、1年前に死別してからはぬるま湯に浸かったような生活をしていたのです。

君塚君彦の過去

君塚の両親は君塚が物心つく前に蒸発したためいません。

そのため、君塚にはいろんな家や施設を転々としながら過ごした過去があり、中学生の頃は1人でボロアパートに暮らしていました。

両親以外に兄妹や友達もいませんが、君塚曰く友達は作らないんじゃなく作れないのだそうです。

主人公である君塚が天涯孤独でその理由が明かされていないため、今後君塚の過去についても明かされていくのかもしれません。

【探偵はもう死んでいる】君塚の正体と巻き込まれ体質の関係

ここからは、君塚の巻き込まれ体質についてと特異点(シンギュラリティ)との関係性について解説していきます!

君塚の巻き込まれ体質について

そもそも君塚の巻き込まれ体質とは、

  • 大通りを歩けばフラッシュモブに参加させられる
  • 裏道を行けば白い粉の取引を目撃する
  • 殺人現場に居合わせすぎて毎度顔なじみの警官から疑われる

などで、小学生の頃には殺人現場の第一発見者の7割が君塚だったことから自作自演を疑われたこともありました。

君塚にとっては自身の巻き込まれ体質が原因で事件に巻き込まれるのは日常茶飯事であり、過去の経験から巻き込まれた事件は解決するまで去ってはくれないことから、事件解決には前向きで行動も早いです。

君塚の正体は特異点(シンギュラリティ)

君塚の正体が特異点(シンギュラリティ)であることが、吸血鬼のスカーレットや巫女のミア・ウィットロックによって明らかとなります。

特異点(シンギュラリティ)とは、世界の危機を防ぐべく存在する12人の人物である調律者に与えられる役職の1つで、君塚は自分でも気づかないうちに調律者になっていたのです。

君塚が言う巻き込まれ体質とは君塚の意思とは全く関係なく厄介なことに巻き込まれていくことで、君塚の巻き込まれ体質を知っていたシエスタは、君塚を助手にすることでスペースの情報を集めることも目的としていました。

君塚の正体である特異点(シンギュラリティ)は、未来を変える存在で世界を動かす存在だと言われていて、君塚の巻き込まれ体質はそもそも君塚が特異点(シンギュラリティ)であることが原因でそれによりシエスタや夏凪の未来をも変えてきたのです。

【探偵はもう死んでいる】君塚の能力・スキルを解説

君塚は生まれながらの巻き込まれ体質ゆえに、今までに様々な事件に巻き込まれてきたことやシエスタの助手を務めたことにより、一般人ながらも数々の能力・スキルを持っているのです。

ここからは、君塚の能力・スキルをネタバレで解説していきます!

能力①言語スキル

君塚はある程度の国の言語スキルを持っています。

これは生まれながらの巻き込まれ体質により、昔から海外を飛び回ることが多かった君塚が自然と身につけた能力です。

そのため、たとえ外国であってもためらわずに相手に声をかけることができ、ロンドンでダンボールに入っているアリシアを発見した時にも君塚の方から声をかけました。

能力②武術スキル

君塚はある程度の武術スキルを持っています。

昔から巻き込まれ体質によって引き寄せられたトラブル立ち向かうことが多かった君塚は、殺されかけることには慣れていることもあり、もともとある程度の武術は心得ていました。

シエスタの助手となってからはシエスタに鍛えられているため、相手の骨を1・2本折る程度の体術は身につけています。

それでも武術スキルはシエスタには劣るためシエスタが生きている時は彼女を頼みの綱にしていましたが、基本的には自分の身は自分で守るという考えのため自分で対処できることは自分でやっていました。

能力③解錠スキル

君塚は鍵を開けるピッキングスキルを持っています。

特注の針金を持ち歩いている君塚は、その針金を使って夏凪の前で南京錠を解錠してみせました。

君塚いわく「俺に開けられない錠はない」とのことですが、そもそもこの解錠スキルが身についたのは、過去に君塚が拉致監禁されることが多かったため自然に身についた能力だったのです。

能力④半人造人間スキル

君塚は周囲の景色に同化して消える能力を持っています。

このスキルは加瀬風靡(かせふうび)と戦うこととなった君塚が、カメレオンの「種」を飲んで半人造人間となり身につけた能力です。

君塚が飲んだカメレオンの「種」は、吸血鬼スカーレットがカメレオンを蘇らせた時にその身体からコウモリが抜き取っていたものでした。

このカメレオンの「種」を吸血鬼スカーレットから受け取っていた君塚は、風靡との戦いの危機的状況で人造人間の力のリスクを恐れずに持っていた「種」を飲み込み力を得たことで半人造人間となったのです。

まとめ

『探偵はもう、死んでいる。』の君塚君彦の正体と巻き込まれ体質の関係、能力・スキルについてもまとめてきました。

  • 君塚君彦の正体は特異点(シンギュラリティ)
  • 君塚の巻き込まれ体質は特異点(シンギュラリティ)だから
  • 君塚の能力は言語スキル・武術スキル・解錠スキル・半人造人間スキル

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

コメント