【探偵はもう死んでいる】君塚のアタッシュケースの中身は?誰が何の目的で持たせた?

探偵はもう、死んでいる。

『探偵はもう、死んでいる。』略して『たんもし』で、飛行機に乗っていた主人公の君塚君彦(きみづかきみひこ)はやたらとでかいアタッシュケースを持って海外に向かって飛んでいました。

このアタッシュケースはそもそも君塚の所有物ではなく、運んでいる君塚も中身や持ち主についても知らずにいましたが、一体誰が何の目的で君塚にアタッシュケースを持たせたのでしょうか?

この記事では、『探偵はもう、死んでいる。』で君塚のアタッシュケースの中身は何なのか、誰がなぜ持たせたのか理由や目的についてもまとめていきます!

『探偵はもう、死んでいる。』のもっと詳しい情報はこちら↓から!

『探偵はもう、死んでいる。』の記事一覧

【たんもし】君塚君彦(きみづかきみひこ)とは?

君塚君彦は『探偵はもう、死んでいる。』の主人公です。

ここからは、君塚君彦の性格や基本情報と巻き込まれ体質についてもまとめていきます!

君塚君彦の性格や基本情報

君塚の性格はモチベーションが低いが作中では常にツッコミ役で、話の流れで受けることになった依頼でも受けることになったからには誠実に対応するなど、責任感もあり真面目です。

18歳の男子高校生で口癖は「理不尽だ」ですが、この口癖はシエスタと死に別れてからの1年間は言っておらず、夏凪渚(なつなぎなぎさ)に理不尽な仕打ちを受けたことで口癖として解禁されました。

見た目は地味で死んだ魚の目をしていて、シエスタいわく「2日会わないと忘れてしまう顔立ち」とのこと。

君塚はシエスタに4年前(君塚は中学生)にハイジャックされた飛行機の中で出会ってから、3年間名探偵であるシエスタの助手として敵と戦い続けてきましたが、1年前にシエスタと死に別れてからは平和でぬるま湯に浸かったような生活を送っていたのです。

君塚君彦の巻き込まれ体質について

そもそも君塚とシエスタの出会いも君塚の巻き込まれ体質によるものでした。

君塚の巻き込まれ体質とは、

  • 大通りを歩けばフラッシュモブに参加させられる
  • 裏道を行けば白い粉の取引を目撃する
  • 殺人現場に居合わせすぎて毎度顔なじみの警官から疑われる

などで、この君塚の巻き込まれ体質は生まれながらのもので、小学生の頃には殺人現場の第一発見者の7割が君塚だったことから自作自演を疑われたほどです。

君塚がシエスタと飛行機の中で出会うことになったのも、なぜかやたらとでかいアタッシュケースを運ばされて海外に向かっていたことがきっかけでした。

【探偵はもう死んでいる】君塚のアタッシュケースの中身は?

君塚が持っていたアタッシュケースの中身はマスケット銃でしたが、運んでいる君塚はこのアタッシュケースの中身について一切知りませんでした。

このマスケット銃には最初から特殊な細工が施された弾丸が装填されていて、すぐに使える状態になっていたのです。

ハイジャックされた飛行機の中で犯人のコウモリと交戦状態になったシエスタは、機転をきかけた君塚が戦場へ向かってアタッシュケースを投げ入れたことでマスケット銃を手にし、コウモリに攻撃することができました。

【探偵はもう死んでいる】君塚にアタッシュケースを持たせたのは誰?

ここからは、君塚にアタッシュケースを持たせた人物の正体と、それを指示したのは誰なのかをネタバレで解説していきます!

アタッシュケースを持たせた人物の正体

君塚にアタッシュケースを持たせた人物の正体は、コードネーム「黒服」という調律者のメンバーです。

黒服は複数名で1つの組織として調律者に任命された存在であり、世界中に配置されていて便利屋のような役割りを果たしてします。

そして4年前に君塚とシエスタが出会うこととなった飛行機に乗る際には、アタッシュケースを君塚に持たせるという役割りを果たしていたのです。

君塚に持たせることを指示したのはシエスタ

君塚にアタッシュケースを持たせたのはシエスタです。

実際には君塚がシエスタから直接アタッシュケースを受け取ったわけではなく、アタッシュケースを君塚に飛行機で運ばせる指示を出したのがシエスタでした。

そのため、アタッシュケースを運ばされていた君塚本人も隣の座席に座っていたシエスタとは、シエスタが探偵だと名乗り出るまで面識がなかったのです。

【探偵はもう死んでいる】君塚にアタッシュケースをなぜ持たせた?

シエスタが君塚にアタッシュケースを運ばせるように指示を出したのは偶然ではありませんでした。

ここからは、シエスタが君塚にアタッシュケースをなぜ持たせたのか理由と目的について解説していきます!

理由:シエスタは飛行機で起こることを把握していた

シエスタが君塚にアタッシュケースを持たせた理由は、シエスタが飛行機で起こることやどんな展開になるのかを最初から知っていたことに関係しています。

飛行機で起こったハイジャック事件について、シエスタは最初からハイジャックが起こることも、その犯人がコウモリというスペース(SPES)の構成員のひとりであることも、コウモリが飛行機を乗っ取った理由についても全てを把握していました。

そのため、シエスタがコウモリと戦うために必要なマスケット銃を隣にの座席の君塚に運ばせる必要があったのです。

目的:コウモリを攻撃すること

シエスタが君塚にアタッシュケースを持たせた目的は、ハイジャック犯であるコウモリを攻撃するためです。

コウモリとの交戦をも予測していたシエスタは、マスケット銃に特殊な細工が施された弾丸を装填していました。

その弾丸は紅い弾丸でシエスタの血から作り出されたものだったのです。

シエスタの血には、浴びた者は決してマスター(シエスタ)に逆らうことができなくなるという能力があり、この弾丸をくらったコウモリは二度とシエスタを攻撃することができなくなりました。

まとめ

『探偵はもう、死んでいる。』で君塚のアタッシュケースの中身は何なのか、誰がなぜ持たせたのか理由や目的についてもまとめてきました。

  • アタッシュケースの中身はマスケット銃
  • アタッシュケースを君塚に持たせたのはシエスタ
  • アタッシュケースを持たせた理由はシエスタが飛行機で起こるハイジャック事件を把握していたから
  • アタッシュケースを持たせた目的はコウモリを攻撃するため

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

コメント