【探偵はもう死んでいる】巫女の正体や能力は?ミアの役割と聖典の関係も解説

探偵はもう、死んでいる。

『探偵はもう、死んでいる。』略して『たんもし』で、調律者のひとりである加瀬風靡がすべての未来を知っている少女として1枚の写真を投げてよこした人物こそ調律者の「巫女」でした。

巫女は死亡したシエスタを生き返らせるための唯一の手がかりを持つとされた人物でしたが、風靡でさえも巫女に直接会ったこともなければ名前さえも知らない謎に包まれた人物だったのです。

この記事では、『探偵はもう、死んでいる。』で巫女の正体は何者でや能力は何なのか、ミアの役割と聖典の関係も解説していきます!

【探偵はもう死んでいる】巫女とは?

ここからは、「巫女」とは何なのかと巫女の能力にについても解説していきます!

巫女は調律者の役職

「巫女」とは調律者の役職名のひとつです。

調律者とはこの世に12人いると言われている世界の危機に対抗するために生まれた存在のことで、巫女はその12人のうちのひとりでした。

世界各地に散らばって世界の危機にまつわる様々な任務をあたえられている調律者ですが、巫女はロンドンを拠点に活動していたのです。

巫女の能力

巫女は風靡でさえも会ったことがないという謎に包まれた人物でしたが、未来予知の能力によりこの世のすべてを見通すことができるといわれていました。

世界の危機に対抗すべく任命された存在である調律者の中に、巫女という未来における世界の危機を見通せる能力を持つ人物がいてもおかしくはありません。

そのため風靡や君塚はシエスタが生き返るという未来があるならば、その結末までの道筋を巫女が示してくれるのではと期待していたのです。

巫女の能力でもできないこと

未来予知の能力を持った巫女ですが、ひとりの人間の未来を占うことはできません。

巫女の能力はあくまでも世界の危機を予知するものであり、どんな未来をも予言できるような万能な能力ではないのです。

【探偵はもう死んでいる】巫女の正体は何者か解説

ここからは、巫女の正体はミア・ウィットロックについて基本情報や過去と巫女になった経緯、ミアとシエスタの関係についても解説していきます!

巫女の正体はミア・ウィットロック

巫女の正体はミア・ウィットロックという名前の少女でした。

ミアは他の調律者と会うことなくロンドンの時計台にある一室で巫女としての役目を果たしているため、巫女にまつわる様々なことは巫女の使いであるオリビアが行っていました。

オリビアは君塚と夏凪の2人がミアに会うに値する人物か見極めるためにいくつかの事件を解決させようとしましたが、その結果ミアと君塚を引き合わせたのです。

ミア・ウィットロックの基本情報

ミア・ウィットロックの プロフィール

名前: ミア・ウィットロック
本名:不明
コードネーム:巫女
年齢:16歳
国籍:イギリス
趣味:オンラインゲーム

コードネーム「巫女」の正体はミア・ウィットロックという名前の16歳の少女で、ミアは青みがかった長い髪に白衣と緋袴による巫女装束を身にまとって登場しました。

ロンドンの時計台にある一室で引きこもりのような生活を送っていたミアの性格はダウナー系で、口癖は「どうせ世界は滅ぶし・・・」であり未来を予知できる世界の守護者とは思えないほどの究極のネガティブ思考です。

ミアはその性格から調律者のメンバーとはほとんど会わずに活動していたため、調律者のひとりで「暗殺者」の風靡でさえも巫女には直接会ったことがなく、名前さえも知らないという謎に包まれた人物
でした。

そんなミアが唯一付き合いのあった調律者のメンバーが、すでに個人となっている「名探偵」のシエスタだったのです。

ミアが巫女になった経緯

ミアが巫女になったのは、4年半前にシエスタがミアを盗んだことがきっかけでした。

未来を見る能力が原因で家族を失い一人絶望したまま生きることとなったミアは、4年半前謎の施設で半ば軟禁状態にあったのです。

そんな状態にあったミアには「巫女」としての能力があったため、調律者のひとりである「怪盗」が当初ミアを連れ出す任務を与えられていました。

しかし怪盗の危険性に唯一事前に勘付いていたシエスタは、怪盗を信用できなかったため自分の手でミアを連れ出したのです。

ミアとシエスタの関係

ミアはシエスタのことを「センパイ」と呼び慕っていて、ミアと生前のシエスタはオンラインゲームで繋がっていた先輩後輩の関係でした。

シエスタに救い出されたミアは調律者「巫女」となりましたが、調律者としての歴がミアよりも半年長いシエスタは「私が先輩だから」と得意げに胸を張り、ミアはシエスタのその姿に負けて以来シエスタのことを「センパイ」と呼んでいたのです。

ミアの過去と両親の死

ミアは過去に両親と死別しています。

ミアは10年前にとある自然災害が近い未来に発生することをある日突然つぶやき出し、両親がそれを聞いていたことが未来予知の能力の発端でした。

予言ともとれることをミアは無意識に言語化、もしくは紙にその内容を記すようになり、大規模なテロや要人の命の危機まで予言し始めたことがきっかけで、やがてミアは神の子と呼ばれるようになったのです。

ミアの両親は未来予知の能力を利用してミアを教祖とした宗教を開きお金儲けをしようとしましたが、ミアの能力は個人の未来を予言することはできなかったためミアの両親は神のお告げをでっち上げていきました。

その結果嘘の予言で大金を失った信者がその恨みからミアの住む家に火をつけると、その炎は瞬く間にミアの両親を包み込み両親の命を奪ったのです。

しかしミアだけは地下室に閉じ込められていたおかげで、そこまで炎が回らずに助かったのでした。

【たんもし】巫女・ミアの役割と聖典の関係

ここからは、巫女のはじまりについてと巫女であるミアの役割、巫女と聖典の関係についても解説していきます!

巫女のはじまり

巫女のはじまりは、北欧神話における女シャーマンのヴォルヴァです。

ヴォルヴァが最初の巫女であり、それ以降過去1,000年にわたり歴史の中でたくさんの巫女が生まれてきました。

過去には日本にも巫女がいたとして1,800年前の倭国にいたといわれている占術使いの女王の存在があげられていて、この人物はおそらく卑弥呼のことを指していると考えられます。

巫女・ミアの役割と聖典の関係

巫女であるミアの役割は、未来予知した世界の危機を「聖典」と呼ばれている本に記すことで、ミアを含む過去の巫女たちが記した聖典は10万279冊あります。

ミアは未来予知の能力により世界の危機を断片的に見通すことができたことから巫女に任命されたのです。

ミアにとっての未来予知の結末は世界の終末であるラグナロクを聖典に記すことであるため、どのような未来の選択をしようとも最後はバッドエンドを迎えると考えているのでした。

まとめ

『探偵はもう、死んでいる。』で巫女の正体は何者でや能力は何なのか、ミアの役割と聖典の関係も解説してきました。

  • 巫女の正体はミア・ウィットロックという少女
  • 巫女の能力は未来予知
  • ミアの役割は世界の危機を予言し聖典に記すこと

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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