サマータイムレンダで潮が死亡した死因は?犯人と殺した理由・目的についても

サマータイムレンダ

『サマータイムレンダ』の主人公である網代慎平(あじろしんぺい)が、2年ぶりに故郷である和歌山市の日都ヶ島(ひとがしま)に帰ってきたのは、死亡した小舟潮(こふねうしお)の葬儀に参列するためでした。

潮が死亡したのは海での事故死と聞いていた慎平でしたが、潮が死んだ死因は本当に事故死だったのでしょうか?

この記事では、『サマータイムレンダ』で潮が死亡した死因は何だったのかをネタバレし、犯人と殺した理由・目的についても解説してきます!

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【サマータイムレンダ】潮が死亡した経緯

まずは、潮が死亡した経緯についてまとめていきます!

7月21日に潮が海で死亡

7月21日に潮は海で死亡しました。

場所は観光客の来ない小学校裏のビーチで、潮は一緒に海水浴に来ていた地元の小学3年生の少女・小早川しおりが海で溺れたのを助けようとして自身が命を落としてしまったのです。

しおりが溺れて沖に流されているのに最初に気がついたのが潮でした。

潮は急いでしおりを助けるために沖へと向かい、潮の後をすぐに妹の小舟澪(こふねみお)と友人の菱形窓(ひしがたそう)が追いかけ、しおりは助かったものの潮は溺れて死亡してしまったのです。

潮の死亡は溺死ではなく他殺?

海の事故で死亡した潮の死因は溺死のはずでした。

しかし死亡した潮の首には吉川線(よしかわせん)が残されていたのです。

吉川線とは、絞殺や扼殺されようとする被害者が首を絞めている紐や犯人の手などを解こうと抵抗した際に自分の首の皮膚に爪を立ててることで発生する傷のことをいいます。

死亡した潮の首に吉川線が残されていたことで、友人の窓は潮が死んだのは事故ではなく他殺の可能性があることを慎平に告げたのでした。

ただ潮が死亡した際にその場に居合わせた窓と澪を含む7人のうち、誰も犯人らしき人物などは目撃していなかったのです。

【サマレン】潮が死亡した死因と犯人をネタバレ

ここからは、潮が死亡した死因と犯人を解説していきます!

潮の死因は絞死

潮の本当の死因は絞死です。

やはり窓の予想通り潮の死亡は事故死ではなく他殺で、何者かによって絞殺されたのでした。

しかし死亡した潮を検死した菱形医院の院長・菱形青銅(ひしがたせいどう)が溺死と判断していたため、警察は事件性を認識しながらも潮が死亡した翌日には遺体の火葬を行ったのです。

ではなぜ死亡した潮の首には吉川線があったにもかかわらず、検死で事故死として処理されてしまったのでしょうか?

潮を事故死として処理した理由については「潮の死因を事故死とした目的」にて後述していきます。

潮を殺した犯人は誰?

潮が事故死とされたのは、潮が死亡した状況から他殺はありえないという理由からです。

実際にしおりが溺れた状況では潮を殺せる人物は誰もおらず、海水浴に行っていた7人の他にも怪しい人物はいないとされていました。

しかし潮が死亡したその場にいた人物の中で、唯一潮を殺すことができた人物がいたのです。

潮を殺した犯人は影のシオリ

潮を殺した犯人は、しおりをコピーした影のシオリでした。

潮を殺した犯人について、漫画原作3巻で南方ひづる(みなかたひづる)は当初しおりが溺れたのは「影」に襲われたからで、その「影」は影シオリとなってしおりを殺し消去した直後にしおりを助けに来た潮の首を絞めて殺害、影シオリは溺れたか弱い少女を演じて救助されたのではと推測していました。

そして漫画原作5巻では、しおりが海の中で影シオリに襲われて、しおりを助けようとした潮は影シオリに絞殺されたことが明らかになります。

さらにひづるの推測したとおり、影シオリはしおりを消去した後に溺れた少女を演じて澪に助けられたのでした。

影のシオリの正体はハイネ

潮を殺した影シオリの正体はハイネです。

ハイネとは「影」がオカアサンと呼んでいる特別な存在で、日都ヶ島でヒルコ様と呼ばれている神様のことでした。

少女の姿をしたハイネは「影」の母であり始祖ともいえる存在で、現在は栄養失調で弱って歩行が困難になったため代わりの肉体を手に入れる必要があったのです。

そこでハイネが目をつけたのがしおりだったのでした。

【サマータイムレンダ】潮を殺した理由と事故死とした目的

ここからは、犯人が潮を殺した理由と事故死とした目的について解説していきます!

ハイネが潮を殺した理由

ハイネが潮を殺した理由は、しおりを消去する邪魔をしたからです。

「影」であるハイネはスキャンの能力で対象物を読み取り、プリントの能力でスキャンで読み取ったデータを元に影(立体)を作り出すことができ、この一連の動作をコピーといいます。

しおりを海で溺れさせた時、ハイネはしおりをコピーした状態にあったのです。

「影」が人間をコピーした場合そのオリジナルが生きている状態で1週間が経過すると影自身が消えてしまうというルールがあるため、ハイネは自分がシオリの姿で存在し続けるためにはオリジナルであるしおりを殺し消去する必要がありました。

そのため、ハイネはしおりの消去を邪魔しようとした潮を殺したのです。

潮の死因を事故死とした目的

潮の死因を事故死とした目的は、潮の肉体をハイネに食べさせるためです。

ハイネたち「影」は情報を食料として生きています。

その中でもハイネは人の味を好み、日都ヶ島では神様であるハイネに平均年4人の死人を食料としてハイネに与え続けていたのです。

ハイネは死人の肉体をスキャンと消去の能力によってその肉体のデータという情報を食べるので、事故死と処理された潮の肉体は死亡した翌日に火葬したと見せかけて棺の中身を入れ替えられ、ハイネの元へと運ばれていたのです。

もしも潮の死因が他殺であるとされてしまうと、潮を殺した「影」の存在やハイネの存在が明かされかねないので、そうならないためにも潮の死因を事故死とする必要があったのです。

ハイネの目的や能力についての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!

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まとめ

この記事では、『サマータイムレンダ』で潮が死亡した死因は何だったのかをネタバレし、犯人と殺した理由・目的についても解説してきました。

  • 7月21日に潮が海で死亡した死因は絞死。
  • 潮を殺したのは影のシオリ。
  • 影のシオリの正体はハイネだった。
  • ハイネが潮を殺したのはしおりを殺し消去するのを邪魔したから。
  • 潮を事故死にした目的は肉体をハイネに食べさせるため。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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