『サマータイムレンダ』で人間の敵として登場する「影」や「影」の母であるハイネ。
悪の根源はハイネだと思われていましたが、物語が進むにつれて黒幕・ラスボスがシデであることが明らかとなっていくのです。
この記事では、『サマータイムレンダ』の黒幕・ラスボスであるシデについて解説し、エンディングの意味と結末も解説していきます!
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【サマータイムレンダ】黒幕・ラスボスの正体を解説
ここからは、黒幕・ラスボスについて解説していきます!
黒幕・ラスボスの正体はシデ
『サマータイムレンダ』の黒幕・ラスボスの正体はシデです。
3周目の7月24日の夏祭りで初めてハイネが登場し、夏祭りの惨劇がハイネ復活のための儀式だったことで当初黒幕・ラスボスはハイネだと思った方も多いのではないでしょうか。
しかしそもそもハイネが復活の儀式を行った目的は本来の力を取り戻し故郷へ帰ることであり、シデの目指すものは別にあったのです。
シデの正体は雁切真砂人(かりきりまさひと)
シデの正体は、日都ヶ島の北部にある日都神社の宮司を務める雁切真砂人(かりきりまさひと)です。
雁切真砂人は島で行われる祭祀や葬式を取り仕切るなど、島にはなくてはならない存在でした。
明るい性格で話が長い男性として知られていますが、ゲーム好きなため物事をゲームに例えて話すなど、非常に人間的です。
シデは雁切真砂人が普段は隠している泥を纏った「影」としての姿で、目的のために人間を殺すことにも何の抵抗もありませんでした。
シデは「影」の母であるハイネの最も側近にいる守護者で、いつも丁寧な言葉づかいで話すのが特徴ですが、その丁寧な言葉遣いとは裏腹にシデの行動はとても残虐です。
そして「影」でありながら人間でもあるシデ・雁切真砂人の正体とは、ハイネが最初に産んだ子供であり菱形紙垂彦(ひしがたしでひこ)でもあります。
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ハイネはシデに利用されていた
ハイネはシデに利用されていたにすぎず、本当はシデとただ一緒にいたいと願っていただけだったのです。
ハイネの故郷とは、遠く深い海の彼方にありこの世の生物ではそこへ辿り着くことは不可能な場所で「影」だけが行くことのできる時間のない永遠の国のことで、ハイネはハイネが選んだ家族である「影」だけをその故郷へと連れて帰るつもりでいました。
もちろんその家族にはシデも含まれていたはずです。
しかし自分の目的を見つけたシデは、その目的を達成するためにハイネ自身をも犠牲にするつもりでいました。
【サマレン】黒幕シデのエンディングの意味とは?
ここからは、黒幕・ラスボスであるシデのエンディングの意味とは何なのかを解説していきます!
エンディングの意味はハイネの目的達成ではない
シデは3周目の7月24日の夏祭りで「これが私のエンディング」と言います。
シデの言ったエンディングとは、シデがハイネの守護者であることから、もちろん母であるハイネの目的を達成することだと思っていました。
ハイネの目的とは、食糧不足による栄養失調に陥りとても弱った状態になったことで影の分娩ができなくなったハイネ自身の復活で、そのために7月24日の夏祭りで大量の島民を殺す復活の儀式を計画していたのです。
しかし、この「エンディング」という言葉にはハイネの目的とは別の目的がシデにあることを意味していたのでした。
ハイネの目的についてなどの詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!
黒幕シデの目的は世界を終わらせること
『サマータイムレンダ』の黒幕であるシデの目的は、世界を終わらせることです。
シデの言う「エンディング」とは、世界を終わらせることを意味した言葉だったのです。
およそ300年もの間生き続けていたシデは、これから先も長生きして世界の未来や人間の行く末、結末を見届けることを最大の目的としていました。
しかしそれにはハイネに出産を繰り返させ生まれた子供に自分の人格と記憶を移植して、さらに長生きし続ける必要があったのです。
現在のハイネは衰弱が進みここ数十年は「影」としての分娩もできないうえに、シデの肉体である雁切真砂人との間には死産が続き子供をもうけることもできなくなっていました。
ハイネとの間に子供ができないことは、シデの寿命を意味していたのです。
自分の寿命に気付いたシデは絶望して、自分の目的が達成できないのであれば世界の方を終わらせようと考えを変えたのでした。
【サマータイムレンダ】結末について解説
ここからは、『サマータイムレンダ』の結末について解説していきます!
結末はシデのエンディングにはならない
『サマータイムレンダ』の結末は、シデの望んだエンディングにはなりません。
シデは世界を終わらせるという目的を達成するために、タイムリープとループを可能にしている慎平の右目を奪い自分が未来を上書きしようとしていました。
慎平の右目はハイネのオリジナルの右目であり、時間を見る能力があります。
時間を見るとは、高次元の視点から時間の流れを俯瞰(ふかん)していくつもの平行世界を観測すること、つまり慎平がタイムリープしループすることはパラレルワールドを作ることを意味していました。
そのため慎平がハイネの右目を持ち続けている間は慎平が死ぬ度に次の世界が始まることになるため、シデの目的である世界を終わらせることは不可能なのです。
最終的には影ウシオが作ったハッキング弾が装填されたショットガンでシデを撃ち倒し、シデが望んでいたエンディングにはならなかったのです。
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最後はヒルコの存在しない未来
『サマータイムレンダ』の最後は、ヒルコが存在しない未来が訪れます。
ヒルコが存在しないため、その未来には同じくシデも存在しません。
シデが倒されて残ったヒルコは、能力によってそれまで戦っていた常夜(とこよ)と300年前にヒルコが打ち上げられた浜を繋ぎました。
そこで影ウシオはハッキングの能力を使い、ヒルコ様として浜に打ち上げられたクジラを消去したのです。
そうすることで現世にはヒルコの存在しない未来が訪れたのでした。
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まとめ
この記事では、『サマータイムレンダ』の黒幕・ラスボスであるシデについて解説し、エンディングの意味と結末も解説してきました。
- 『サマータイムレンダ』の黒幕・ラスボスはシデでハイネではなかった。
- ハイネは守護者であるシデに利用されていた。
- シデのエンディングとはハイネの目的とは異なる。
- シデの目的は世界を終わらせること。
- 『サマータイムレンダ』の結末はシデのエンディングとはならずシデは倒される。
- 最後は過去のヒルコを消去してヒルコが存在しない未来が訪れる。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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