漫画『サマータイムレンダ』は、漫画家である田中靖規(たなかやすき)先生によるSFサスペンスです。
2022年4月よりテレビアニメが放送される『サマータイムレンダ』ですが、『サマータイムレンダ』はつまらないし面白くないと感じている方もいるようで、なぜそのように言われているのか気になりますよね。
この記事では、『サマータイムレンダ』はつまらないし面白くないのか解説し、難しいといわれる理由や評価・感想についてもまとめていきます!
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【サマータイムレンダ】はつまらないし面白くない?
ここからは、『サマータイムレンダ』のどんなところがつまらないし面白くないといわれているのか解説していきます!
漫画原作のテンポが悪くつまらない
『サマータイムレンダ』の漫画原作は、話がなかなか進まずにテンポが悪くつまらないと感じた読者が多かったようです。
『サマータイムレンダ』は、WEB発の新作や少年ジャンプの人気作などを配信している「少年ジャンプ+(プラス)」で2017年10月23日~2021年2月1日まで連載され、WEBサイトでは1億3000万PVを記録するほどの大人気作品として話題になりました。
1話目はページ数も多く完成度は非常に高くてこれから始まる物語に興味がわき期待が持てる内容だったものの、2話目以降はページ数が半分以下に減りボリュームが少なくなったことでテンポが悪いと感じてしまっていたようです。
さらに『サマータイムレンダ』はタイムリープとループという設定で物語が描かれているため、同じことが繰り返される展開が続くことになります。
そのためテンポが悪いことでなかなか話が進まないことにつまらないと感じたり、読者が飽きてしまう原因にもなってしまっていたようです。
しかし『サマータイムレンダ』はすでに完結しているため、漫画を全巻まとめて一気に読む場合やアニメで観る場合にはこの部分は解消されるため作品をテンポ良く楽しめるのではないでしょうか。
タイムリープとループの設定がパクリで面白くない
前述しましたが、『サマータイムレンダ』はタイムリープとループという設定で物語が描かれています。
このタイムリープものやループものと呼ばれている作品の設定は人気なジャンルである一方で、似たような漫画やアニメ作品、ゲームなどがあることから設定がパクリで面白くないと話題になっていました。
主人公がタイムリープによって同じ時間を繰り返すというストーリーは、その部分だけをみるとどうしてもパクリのように見えてしまうのは仕方のないことかもしれません。
『サマータイムレンダ』は主人公である網代慎平(あじろしんぺい)という少年が、タイムリープとループによって同じ日を繰り返しながら「影」という敵と戦うSFサスペンスですが、その内容が「オール・ユー・ニード・イズ・キル」という作品に非常に似ていると話題になっていました。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」は過去に週刊ヤングジャンプで連載された漫画作品で、その作品に似ていたことが『サマータイムレンダ』がパクリで面白くないと言われるきっかけになってしまったようです。
死に戻りがありきたりでつまらない
『サマータイムレンダ』では主人公の網代慎平が死亡することでタイムリープとループを繰り返します。
その死に戻りという設定が「リゼロ」こと「Re:ゼロから始める異世界生活」に似ていると感じた方も多いようです。
リゼロは主人公のタイムリープ能力「死に戻り」によって、死亡した主人公は記憶をそのままに過去のある時点に戻って何度も死んでは生き返るを繰り返します。
その設定がリゼロの物語と複雑に絡み合い面白くなっていくと同時に難解さもあいまっていたため、すでにリゼロを知っていて『サマータイムレンダ』を見た方にとっては、死に戻りがありきたりでつまらないと感じられてしまうのかもしれません。
グロいシーンが多く苦手
『サマータイムレンダ』では人間や影の死亡シーンが何度も登場します。
死亡する主な原因は殺傷や射殺などでその都度血が飛び散ることも多く、もともとグロいシーンが苦手な人にとっては見ることが難しいとさえ感じてしまうかもしれません。
また死亡するようなグロいシーンがあるために、グロい系が苦手な人にとっては作品自体がつまらないし面白くないと思ってしまうのも仕方がないです。
考察やミステリー要素が少ない
『サマータイムレンダ』はSFサスペンスというジャンルの作品です。
そのため作中に謎やミステリー要素が多く存在していることを期待して、作品に触れた方もいるのではないでしょうか。
確かに作中には謎があるもののそれほど複雑なものはないため、期待していた人にとっては考察するほど複雑なミステリー要素が少なくつまらないと感じてしまうかもしれません。
このようなジャンルの作品は物語が進むに連れて謎も少しずつ明かされていくため、物語が進めば進むほど面白くないと感じてしまう方もいるようです。
ギャグシーンが面白くない
『サマータイムレンダ』の作中では多くはないもののギャグシーンがあります。
しかし残念なことにそのギャグシーンが面白くないと感じた方も少なからずいるようです。
私は『サマータイムレンダ』の原作漫画を読んだ際の感想は面白いと感じていましたが、個人的にはギャグシーンを求めてはいないので面白くないしなくてもいいように思いました。
【サマレン】が難しいといわれる理由を考察
『サマータイムレンダ』の内容が難しいと感じることもつまらないし面白くないと言われる原因になっているようです。
ここからは、『サマータイムレンダ』が難しいといわれる理由について考察していきます。
理由①難しくて読み返さないと理解できない
『サマータイムレンダ』では謎や伏線が物語のあちこちに張り巡らされています。
そのため一読した時に謎や伏線を見落としてしまうと、その後の伏線回収でその意味を理解することができない状況になってしまうのです。
そうなると過去の話を読み返さなければ内容を理解できなくなってしまうため、『サマータイムレンダ』は内容の理解が難しいと感じてしまいます。
『サマータイムレンダ』を読んでいると「あれは何だったんだろう?」「なぜあのキャラはあそこに居たのだろう?」などといった謎が多く出てきますので、謎や伏線に注目してその後の伏線回収を楽しみましょう。
理由②子供には難しいので大人向き
『サマータイムレンダ』は謎や伏線とその後の伏線回収が物語の魅力のひとつとなっているため、タイムリープとループという設定も含めて子供には難しいと感じてしまうかもしれません。
『サマータイムレンダ』は謎や伏線を見つけながら物語を理解していしていくことでより物語を楽しむことができますので、どちらかというと大人向きのストーリーだと思います。
お子さんでも伏線回収後に過去の話を読み返すことで『サマータイムレンダ』の物語を理解することはできますので、少し背伸びしたいというお子さんでも楽しめるかもしれませんね。
ただ『サマータイムレンダ』にはホラー要素やグロ要素も含まれていますので、小さなお子さんには要注意です。
【サマータイムレンダ】みんなの評価・感想
ここからは、『サマータイムレンダ』を読んだみんなの評価・感想をまとめていきます!
低評価の感想
『サマータイムレンダ』を完結まで読んでもつまらないと感じた方もいたようです。
主人公たち人間が敵である「影」と戦うストーリーである以上、主人公たちが勝つ展開に話が進んでいくのは仕方のないことかもしれませんが、物語をすべて読んだうえでつまらないと感じてしまうのは好みの問題もあるかもしれませんね。
『サマータイムレンダ』のタイムリープとループには主人公である網代慎平(あじろしんぺい)の死が必須となっています。
そのため作中では何度も死の描写が描かれているので、それが精神的に見ていてキツイと感じてしまう場合もあるのかもしれません。
『サマータイムレンダ』は謎や伏線が多いので、伏線回収で理解できないと内容がよくわからずにあまり面白くないと感じてしまう原因になってしまうのではないでしょうか。
連載中に『サマータイムレンダ』を読んでいた読者の方にとっては、2話以降のページ数の少なさに面白いやつまらない以前に何も評価できないと感じた方もいたようです。
高評価の感想
連載中に単話で読んでいた読者よりもまとめて読み進めている読者の方が、連載では欠点だったテンポの悪さが解消されているため読めば読むほど面白いと感じるのかもしれません。
連載が長くなるとつまらない回が出てくるのはありがちですよね。
でも『サマータイムレンダ』では話のブレがなく、物語の後半までずっと面白いままだと高評価する感想もありました。
『サマータイムレンダ』は漫画家の田中靖規先生がアシスタントなしでひとりで描かれた作品ですが、作中では先生がひとりで描かれたとは思えないほどに人物は魅力的に風景はきれいに描かれています。
物語の謎や伏線、伏線回収も面白い作品ですが、先生を評価している方も多いようです。
『サマータイムレンダ』のタイムリープは、慎平が自由に過去に戻りループできる便利な能力ではありません。
慎平が意識的に時間や場所を決めて戻れるわけではなく、タイムリープには独自のルールが存在していて、それがサスペンスとして楽しめる面白い要素のひとつにもなっています。
まとめ
この記事では、『サマータイムレンダ』はつまらないし面白くないのか解説し、難しいといわれる理由や評価・感想についてもまとめてきました。
- つまらないのは漫画原作のテンポが悪かったから
- 面白くなのはタイムリープとループの設定がパクリだから
- 読み返さないと理解できないところが難しい
- 子供には難しい作品なので大人向き
- つまらない・面白くないと低評価な感想がある一方で、面白いと高評価の感想も多い
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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