サマータイムレンダの影の正体と能力は?目的や入れ替わりの理由も

サマータイムレンダ

『サマータイムレンダ』では昔から「影の病」という風土病があり、影の病にかかり「影」を見た者は影に殺されて死ぬという迷信がありました。

「影」の正体とは一体何者なのでしょうか?

この記事では、『サマータイムレンダ』の影の正体と能力をネタバレして、目的や入れ替わりの理由についても解説していきます!

『サマータイムレンダ』のもっと詳しい情報はこちら↓から!

『サマータイムレンダ』の記事一覧

【サマータイムレンダ】影とは?

ここからは、「影」について詳しく解説していきます!

影とは人間のコピー

「影」とは人間のコピーのことです。

「影」は能力によって人間をコピーして、コピーしたオリジナルの人間と瓜二つの姿になることができるため外見からはオリジナルと「影」の区別はつきません。

また「影」は人間をコピーする際に姿形、声、内臓、指紋、DNA、記憶までも正確に再現することができるので、「影」という事実を除けばオリジナルとの違いはほとんどないのです。

ただ人間をコピーしその人間の「影」となる時に記憶の取捨選択はできないため、オリジナルにとっては忘れたいような嫌な記憶やどうでもいい他愛のない記憶、オリジナルがすでに忘れてしまった記憶まで均等にコピーしてしまいます。

そのため記憶の取捨選択をしている人間のオリジナルとその人間をコピーした「影」とでは、人格だけ違いがあるのです。

影の病は迷信ではない

影の病は迷信ではありません。

その理由は、「影」は実際に存在していて病気ではないからです。

『サマータイムレンダ』の舞台である日都ヶ島(ひとがしま)では、昔から影の病の迷信が語り継がれていました。

これについて左目に眼帯をつけた老人は「影の病にかかったら影を見るようになる・・・影を見た者は死ぬ」と言い、それは「影」がオリジナルを殺すことを意味していたのです。

島民のほとんどが「影」の存在や正体を知らないため、これまで影の病という風土病として言い伝えられてきたのでした。

左目に眼帯をつけた老人の正体について気になる方は、こちら↓の記事をご覧ください!

【サマータイムレンダ】影の正体をネタバレ

ここからは、影の正体について解説していきます!

影の正体はヒルコの子と孫

影の正体は、ヒルコの子と孫です。

ヒルコとは日都ヶ島の北部に位置する日都神社(ひとじんじゃ)に祀られている神様のことで、島民からは愛称でヒルコ様と呼ばれています。

ヒルコ様の本当の名前は蛭子命(ヒルコノミコト)といい、豊漁の神様として親しまれてきた存在でした。

しかしヒルコの正体はハイネという少女の姿をした「影」の母で、「影」はヒルコが分娩という能力で生み出したコドモとコドモが分娩したマゴだったのです。

そしてヒルコの子と孫である「影」たちはヒルコからテレパシーで命令を与えられ、その命令に逆らうことはできません。

影を見分ける方法

「影」と人間を見分ける方法は、影を踏んでみることです。

「影」の正体は地面に落ちる平面の影の方で、影の上に立っている人間の姿をした立体部分はただ人の形をした肉の塊にすぎません。

「影」の本体はあくまでも影であるため、「影」は自身の影を踏まれることを嫌っているのです。

そのため影を踏んだ時にその影が踏まれるのを避けるためによけようとするため、この方法であれば誰でも「影」と人間を見分けることができるのです。

影の種類

「影」には通常の「影」と「野良の影」の2種類が存在しています。

通常の「影」は意識や人格をもっていて、人間をコピーした場合にはまるで人間のように振る舞うことができます。

一方「野良の影」とはコピー能力が衰えた影のことで、赤ちゃんみたいな姿や手足が長い姿、ムキムキな姿など人としての形が崩れた姿をした古い影です。

「野良の影」は新しい影を産み出す能力もなく人の姿に変身することも完璧にはできなくなっているため、基本的には人前に姿を表すことはなくネズミや鳥、魚などを食べて人目につかない場所で隠れて暮らしています。

「影」は時が経つと衰えて「野良の影」となり、その後は記憶も人格もなくして「泥」と呼ばれる何者でもない空の影になってしまうのです。

影の弱点

「影」の弱点はです。

影を見分ける方法でも書きましたが、「影」の本体は平面部分の影であるため影に攻撃を与えることが「影」にダメージを与える方法になります。

そのため、影に人間にとって致命傷となるほどの攻撃を与えると殺すことができるのです。

また影に釘や杭を3か所以上打ち込むことで「影」を生かしたまま動きだけを封じることも可能となります。

【サマレン】影の能力を一覧で解説

ここからは、影の能力を一覧で解説していきます!

影の能力一覧まとめ

ここでは影の能力を一覧でまとめていきます。

  • スキャン
  • プリント
  • コピー
  • 消去
  • 影の身体能力

こちらはヒルコの子や孫が使うことのできる「影」の一般的な能力です。

ちなみに「影」の母であるヒルコには上記以外にも特別な能力があります。

ヒルコ様として君臨するハイネがもつ特別な能力についてなど、詳しい情報はこちら↓の記事をご覧ください!

能力①スキャン

スキャンは、フラッシュのような光を放って対象のデータを読み取る能力です。

スキャンの精度は非常に高く、外見だけでなく表面からはわからない対象の内側まで読み取ることが可能ですが、スキャン中は一切動くことができず対象のデータ量が大きいほど動けない時間も長くなります。

光を照明のようにして使うことも可能です。

能力②プリント

プリントは、スキャンで読み取ったデータを元に影の立体部分を作り出す能力です。

プリントできるのは人間だけではなく、機械、気体、液体などのあらゆるものを作り出すことができますが、機械などに関してはコピー元であるオリジナルの機会を「消去」しなければ使用することはできません。

能力③コピー

コピーとはスキャンとプリントの一連の動作のことをいい、自分の身体にプリントすれば無機物・有機物などあらゆるものに変身することができます。

「影」の能力であるコピーには

  • 変身:「影」自身が自分の体にスキャンした物体を写す
  • 分娩:「影」がスキャンした物体を自身の体を分裂させて新しい「影」として産み出す

の2種類がありますが、ヒルコのコドモが分娩できるのは1度だけ、マゴに関しては分娩を行うことはできません。

「影」が人間をコピーした場合そのオリジナルが生きている状態で1週間が経過すると影自身が消えてしまうというルールがあるため、「影」が人間をコピーした場合にオリジナルを殺そうとするのは本能的なものです。

能力④消去

消去は、コピー元のオリジナルを消す能力です。

スキャンしてデータを抜き取った対象でなければ消去を行うことはできず、消去の際には消す対象に直接触れる必要があります。

オリジナルが地面に接している状態で消去を行うと地面には黒いシミが残り、機械をコピーした場合にはオリジナルを消去しなければ正常に機能させることはできません。

また消去しなければスキャンしたデータはいずれ失われてしまいます。

能力⑤影の身体能力

影の身体能力は、影が人間をコピーした場合にその人間がもともと持っていた身体能力とは関係なく、「影」特有の超人的な身体能力を発揮することができます。

基本的には動きが素早く攻撃に長けていて戦闘向きです。

【サマータイムレンダ】影の目的や入れ替わりの理由

ここからは、影の目的や入れ替わりの理由について解説していきます!

影の目的

影の目的は、自身の命を維持することです。

「影」はヒルコの命令に従う兵隊のような役割を果たしていますが、そのためにはまずは「影」自身が生き続ける必要があります。

人間が暮らす現世で正体が「影」であることがバレずに、自身の命を維持するには人間入れ替わるのが一番の方法だったのです。

入れ替わりの理由

「影」の入れ替わりの理由は、オリジナルそのものになるためです。

「影」は人間をコピーし本能的にオリジナルの人間を殺すことで、コピーしたオリジナルそのものになって長い時間を生きることができます。

さらに「影」は家族をターゲットにして家族全員と入れ替わることで、周囲から怪しまれることなくよりオリジナルらしく生活しやすくしていたのです。

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まとめ

この記事では、『サマータイムレンダ』の影の正体と能力をネタバレして、目的や入れ替わりの理由についても解説してきました。

  • 影とは人間のコピーで影の病は迷信ではない。
  • 影の正体はヒルコという「影」の母から生まれた子と孫。
  • 影の能力は5つ。
    スキャン
    プリント
    コピー
    消去
    影の身体能力
  • 影の目的は自身の命を維持することで、そのために人間と入れ替わっていた。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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