漫画『サマータイムレンダ』は、漫画家である田中靖規(たなかやすき)先生によるSFサスペンスです。
2022年4月よりテレビアニメが放送される『サマータイムレンダ』ですが、その舞台が和歌山県の離島なだけに「聖地やロケ地が気になる!」「モデルはどこ?」と思っている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、『サマータイムレンダ』の聖地・ロケ地はどこなのか一覧でまとめ、モデルの友ヶ島と男木島、和歌山市加太・雑賀崎・田野についても解説していきます!
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【サマータイムレンダ】の漫画原作について
まずは、『サマータイムレンダ』の漫画原作について解説していきます!
舞台は和歌山県
『サマータイムレンダ』の舞台は和歌山県の離島である「日都ヶ島」(ひとがしま)です。
日都ヶ島は『サマータイムレンダ』の中だけに存在している架空の島なのですが、この島には実際に存在するモデルの島があり聖地巡礼をするファンの方もたくさんいる人気のスポットになっています。
『サマータイムレンダ』は、日都ヶ島を舞台に物語が描かれているSFサスペンスです。
設定とあらすじ
主人公:網代慎平(あじろしんぺい)
性別:男性
年齢:17歳
舞台:日本
ジャンル:SFサスペンス、タイムリープ、ループ
『サマータイムレンダ』は和歌山県和歌山市の離島・日都ヶ島を舞台に、主人公の少年・網代慎平(あじろしんぺい)が、様々な謎や恐怖、敵と戦いながら時空を移動し現在と過去を繰り返すサスペンスストーリーです。
料理が得意な慎平は、現在東京の調理師専門学校に通っていました。
そんな慎平が2年ぶりに故郷である和歌山市の日都ヶ島へ戻ってきた理由は、幼馴染であり義理の兄妹でもある小舟潮(こふねうしお)の葬儀に参列するためだったのです。
慎平は幼少期に両親を事故で失って以来、母の縁で小舟家に迎えられていたため、潮は家族同然の大切な存在だったのです。
久しぶりに家族や友人と再会し潮の葬儀も滞りなく行われていく中で親友である菱形窓(ひしがたそう)から、潮が死亡するこことなった事故が起こった時に自分がついていながら助けられなかったことを強く悔やんでいると打ち明けられます。
さらに窓は、潮の死亡はただの事故ではなく他殺の可能性があることを慎平に告げたのです。
翌日、潮が死亡するきっかけとなった事故に関係した少女の一家が失踪したことを知り、潮の妹の澪(みお)は一家が消えたのは「影を見たものは死ぬ 影に殺される」という島の迷信によるものではないかと考えます。
そして澪は「お姉ちゃんが亡くなる3日前にお姉ちゃんの影を見た」と言い出したのです。
ここから慎平の時をかける恐怖の物語が始まっていきます。
【サマータイムレンダ】聖地・ロケ地一覧まとめ
『サマータイムレンダ』の聖地・ロケ地を一覧でまとめます。
聖地・ロケ地一覧まとめ | 都道府県 | 作中の場所・シーン |
友ヶ島(ともがしま) | 和歌山県 | 日都ヶ島(ひとがしま)全体のモデル |
男木島(おぎじま) | 香川県 | 慎平が初めて日都ヶ島に降り立ったシーン 住宅や港など背景のモデル 学校のモデル |
和歌山市加太・雑賀崎・田野 | 和歌山県 | コバマートのモデルの商店 漁港の斜面に建ち並ぶ住宅のモデル 住宅など背景のモデル |
【サマレン】モデルの友ヶ島・男木島など解説
ここからは、『サマータイムレンダ』のモデルとなった友ヶ島と男木島、和歌山市加太・雑賀崎・田野について解説していきます!
和歌山県・友ヶ島(ともがしま)
『サマータイムレンダ』の聖地・ロケ地として一番有名なのが、和歌山県和歌山市加太に属す友ヶ島(ともがしま)です。
友ヶ島は紀州と淡路島の間の海峡である紀淡海峡(きたんかいきょう)に浮かぶ無人島で、瀬戸内海国立公園の一部に指定されています。
友ヶ島は『サマータイムレンダ』の舞台である日都ヶ島(ひとがしま)全体のモデルになった島で、聖地巡礼のスポットとして和歌山市からも以下のスポットが紹介されているのです。
- 友ヶ島案内センター
- 第2砲台
- 第1砲台に向かう坂道
- 友ヶ島汽船
- 友ヶ島の松
- 虎島
- 第3砲台
もともと友ヶ島はジブリアニメのような神秘的な世界観が堪能できると有名で、サマータイムレンダの連載以前からアニメファンや観光客に非常に人気のスポットとなっていた場所でもあります。
友ヶ島に行くには和歌山県和歌山市の加太港から友ヶ島汽船のフェリーに乗り、20分ほどで沖ノ島の船着き場に到着するとノスタルジックな風景を見ながら島の様々なスポットを散策できるようになっているのです。
島内には2カ所のキャンプ場もあり、自然豊かな友ヶ島でキャンプやアウトドアを楽しむ方も多いそうですよ!
香川県・男木島(おぎじま・おぎしま)
『サマータイムレンダ』の聖地・ロケ地として次に解説するのが、香川県高松市男木町に属する男木島(おぎじま・おぎしま)です。
男木島は瀬戸内海中部の備讃瀬戸(びさんせと)に位置する有人島で、温暖で小雨といった典型的な瀬戸内式気候であり冬期の積雪はほとんどみられません。
男木島は『サマータイムレンダ』の作中で、慎平が初めて日都ヶ島の港に降り立った印象的なシーンと住宅や港、学校など背景のモデルとなった場所が多くあります。
男木島に行くには香川県高松市にある高松港からフェリーに乗り、約40分で男木港に到着するとそこが慎平が初めて日都ヶ島の港に降り立ったシーンの聖地です。
路地や港、学校など様々な場所に『サマータイムレンダ』のロケ地が存在しています。
そして特に注目したいのが男木島の最北に位置する男木島灯台(おぎじまとうだい)で、男木島灯台は『サマータイムレンダ』の単行本13巻の表紙に描かれていた灯台の聖地だといわれている場所です。
和歌山市加太・雑賀崎・田野
『サマータイムレンダ』の聖地・ロケ地として次に解説するのが、和歌山県和歌山市の加太・雑賀崎・田野です。
加太・雑賀崎・田野はいずれも海に面した港町で、『サマータイムレンダ』の作中に登場するコバマートのモデルとなった加太の商店や加太大橋から見た港の風景、漁港の斜面に建ち並ぶ住宅のモデルとして奥和歌大橋から雑賀崎漁港を臨む景色などがあります。
それ以外にも田野に建ち並ぶ住宅など背景のモデルなど、細かい部分も合わせると多くの場所に聖地やロケ地となった場所が存在しているようです。
まとめ
この記事では、『サマータイムレンダ』の聖地・ロケ地はどこなのか一覧でまとめ、モデルの友ヶ島と男木島、和歌山市加太・雑賀崎・田野についても解説してきました。
- 『サマータイムレンダ』の 聖地・ロケ地
和歌山県の友ヶ島
香川県の男木島
和歌山市加太・雑賀崎・田野 - 友ヶ島は『サマータイムレンダ』の舞台である日都ヶ島のモデル
- 男木島は慎平が初めて日都ヶ島の港に降り立った印象的なシーンと住宅や港、学校など背景のモデルとなった場所などがある
- 和歌山市加太・雑賀崎・田野はコバマートのモデルの商店や港、住宅などのモデルとなった場所が複数ある
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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