天国大魔境ジューイチの正体は?殺した理由とその後どうなったか解説

天国大魔境

地震で崩れた建物から資源探しをしようとしたキルコとマルの目の前に、突然現れた先客の怪しい男性。

情報屋と自己紹介するこの男性の名前はジューイチといいますが、このジューイチの正体とは一体何者なのでしょうか。

この記事では、『天国大魔境』のジューイチの正体は何者なのか、殺した理由とその後どうなったかについても解説していきます。

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【天国大魔境】ジューイチとは?

まずは、『天国大魔境』のジューイチというキャラクターについて解説していきます!

ジューイチの基本情報

ジューイチのプロフィール

名前:ジューイチ
年齢:23歳(推定)
性別:男性

ジューイチは、資源探しのために他人の家を探索していた男性です。

初登場は『天国大魔境』漫画原作4巻24話で、長い髪をヘアバンドでまとめて無精髭をはやし、ポンチョを身にまとった浮浪者のような見た目が特徴。

ポンチョの下には物騒にも電気丸ノコを隠していました。

本人いわく、情報を語ることを生業にしている情報屋とのことですが、BGMをかけながら「本当にあったかもしれない話」を有料で話すインチキ怪談師で、胡散臭い持ちネタをキルコとマルに披露します。

ジューイチの話はどれも真偽は不明な内容ばかりですが、いくつかの話のうち一部には事実も含まれている様子です。

ジューイチの口癖

ジューイチの口癖は、「シーユーバイバイ」です。

ジューイチは語りの最後には必ず「シーユーバイバイ」というセリフを言いますが、なぜこの口癖なのかという理由についてはわかっていません。

しかしこの口癖がジューイチの胡散臭さを増長させていることは間違いないでしょう。

【天国大魔境】ジューイチの正体を解説

ここからは、『天国大魔境』のジューイチの正体について解説していきます!

ジューイチの正体は種豚11号

ジューイチの正体は、種豚11号です。

ジューイチは女性至上主義を掲げる壁の町で10年前の13歳の時に監禁され、それからこの町で種豚(たねぶた)と呼ばれて飼われていました。

11番目の種豚であったため、「種豚11号=ジューイチ」という名前で暮らしていたのです。

種豚の役割は、壁の町の女性が狩ってきた動物の調理やその他の雑用が主で、時には種豚として子供が欲しい女性の相手や精子の提供を行っていました。

ジューイチが壁の町で種豚として暮らしていた当時、一組の女性カップルから指名を受けることが続き、やがてカップルのうちのひとりが妊娠したという過去があったのです。

ジューイチを指名したカップルの正体を考察

ジューイチを指名したカップルの正体は、イワとナナキであると考えられます。

イワとナナキは高原学園で暮らしていた女子生徒で、高原学園にいた頃からお互いに好意を抱き女子同士のカップルとして生活をしていました。

高原学園では性の知識については一切与えられませんでしたが、当時から身体を密着させたりキスをするなどカップルとしての行動を発明していっていたのです。

その後、自衛隊に保護されてからどのように生活をしていたのかは作中では明かされていませんが、イワとナナキが非常に親しい間柄だったことから、外の世界でも行動をともにして壁の町にたどり着いたのではないでしょうか。

しかし愛し合いながらも女性同士では子供を授かることはできないと知ったイワとナナキは、気に入ったジューイチの男性としての能力を利用してどちらかが妊娠するに至ったと考えられます。

また、ジューイチを指名したカップルの正体がイワとナナキであると考察する理由は、ジューイチの子供である十五(ジューゴ)が持つ能力によってわかることとなったのです。

ジューイチの子供は十五(ジューゴ)

ジューイチを指名したカップルのひとりの女性から誕生した子供、言い換えればジューイチの子供は十五(ジューゴ)と言う名前です。

ジューイチの子供は男の子であったため、15番目の種豚で「十五」と名付けられたのでした。

壁の町では、誕生した赤ちゃんが女の子であれば人間として町に受け入れられますが、男の子なら母親から取り上げられて「種豚」として同じ種豚である男性たちが子育てをします。

その事実を受け入れられなかったイワとナナキと思われる女性カップルは、ジューイチと十五とともに壁の町からの脱走を試みたのです。

しかし悲しくも脱走の途中で見つかってしまい、壁の町の外にはジューイチしか出ることができませんでした。

そして翌日には、壁の外に惨殺されたイワとナナキと思われる女性の死体が吊るされており、その後の十五の安否についてはわかっていなかったのです。

ジューイチの息子・十五は生きてる

その後、安否が不明となっていたジューイチの息子の十五ですが、生きてることがわかり再会が叶います。

キルコとマルに十五の安否確認を依頼したジューイチでしたが、壁の町はすでに廃墟とかしておりそこにはジューイチの敵だった女たちも他の種豚たちもいませんでした。

壁の町は人食いヒルコの襲撃を受けていましたが、種豚たちはなんとか脱出して別の場所に引っ越して暮らしていたのです。

そこには十五も生きて暮らしていて、ジューイチは最愛の息子との再会を果たします。

そしてその十五が、その後に壁の町にいた人食いヒルコの能力と同じ周囲を凍結させる特殊能力を持っていることがわかりました。

そのことから、十五は特殊能力をもつヒルコ人間であったため、母親が高原学園の元生徒であるイワかナナキのどちらかである可能性は非常に高いでしょう。

【天国大魔境】ジューイチが復讐に殺した理由とその後

ここからは、『天国大魔境』のジューイチが復讐に種豚を殺した理由と十五とのその後についても解説していきます!

ジューイチが殺した理由は子供の母親の復讐

ジューイチは息子の十五と元種豚たちとの再会を喜んでいたかに思われましたが、元種豚の一人である黒髪ロン毛の男性(種豚9号?)を電気丸ノコで首を切って殺してしまいます。

ジューイチがこの男性を殺した理由は、死亡した十五の母親の復讐のためです。

前述していますが、十五の母親は脱走を試みて失敗した翌日には惨殺されて壁の外に吊るされていました。

その脱走が失敗することとなってしまったのには、ある種豚が壁の町の女たちに脱走を知らせるために叫んでいたことが原因だったのです。

その叫んでいた種豚こそ、ジューイチが殺した黒髪ロン毛の男性でした。

ジューイチ自身も自分の行動が正しいのかどうかはわからない様子でしたが、黒髪ロン毛の男性が十五の母親が死亡するきっかけになったことは間違いありません。

そのため、ジューイチは子供の母親の復讐を実行したのでした。

ジューイチと十五はその後どうなった?

元種豚だった黒髪ロン毛の男性を殺した後のジューイチと十五が、その後どうなったかについては漫画原作8巻まででは明らかになっていません。

作中では、ジューイチが復讐を実行した直後に十五を連れて元種豚たちが所有していた車で逃走したところまでが描かれていました。

その時も口癖の「シーユーバイバイ」を言い残したジューイチですが、その後の行き先やどうなったのかは不明です。

少なくとも十五はヒルコ人間であるため、今後もジューイチと十五が作中に登場する可能性が高いと思います。

ジューイチと十五がその後どうなったかについては、わかり次第追記していきます。

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まとめ

この記事では、『天国大魔境』のジューイチの正体は何者なのか、殺した理由とその後どうなったかについても解説してきました。

  • ジューイチの正体は種豚11号。
  • 種豚とは女性至上主義の壁の町で女性に飼われて、調理や雑用、時には種豚として子供が欲しい女性の相手や精子の提供を行っていた存在。
  • 11番目の種豚だから「種豚11号」で、女性のカップルに度々指名されていた。
  • ジューイチを指名したカップルの正体はイワとナナキであると考えられる。
  • ジューイチの子供は、指名したカップルのひとりの女性から誕生した十五(ジューゴ)。
  • 十五は元種豚のもとで生きてることがわかりジューイチと再会する。
  • ジューイチは死亡した十五の母親の復讐のために元種豚の一人である黒髪ロン毛の男性(種豚9号?)を殺す。
  • ジューイチと十五が、その後どうなったかについては漫画原作8巻まででは明らかになっていない。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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