天国大魔境マルの正体はクローンか考察!過去やミクラとの関係も

天国大魔境

『天国大魔境』の主人公のひとりである美少年のマルは、自身の出自についての記憶をまったく持っていません。

「天国」を目指しキルコとともに旅を続けているマルはヒルコを殺すことのできる特殊能力を持っているなどかなり謎めいた存在ですが、その正体とは一体何者なのか気になるところですね。

この記事では、『天国大魔境』のマルの正体とクローンかを考察して、過去やミクラとの関係についても解説していきます!

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『天国大魔境』の記事一覧

【天国大魔境】マルとは?

まずは、『天国大魔境』のマルというキャラクターについて解説していきます!

マルの基本情報

マルのプロフィール

名前:マル
推定年齢:15歳
身長:161cm

マルは、「天国」を目指してキルコとともに旅をしている少年です。

キルコとは本編の1ヶ月ほど前に出会いボディーガードとしてマルの旅に同行してもらっていて、マルはキルコのことを「お姉ちゃん」と呼び恋心を抱いています。

美少年な容姿とは裏腹に抜群の身体能力と武術の心得そして頑丈な身体を持っているため、ボディーガードのキルコを逆に守るなど頼りになる存在です。

物語の序盤から、高原学園の生徒のひとりであるトキオと同じ顔をしていることが明かされています。

マルタッチの能力

マルは、ヒルコを殺すことのできる特殊能力を持っています。

マルの能力は素手でヒルコに直接触れることでヒルコの体内に侵入して、体内に存在している核を破壊し死亡させることができるというものです。

この能力についてはキルコのひどいネーミングセンスで「マルタッチ」と名付けられましたが、マル自身は「フェイタル・ダイブ」というかっこいい名前を付けていたのでした。

結局どちらもビミョーなネーミングセンスであったため、マル自身はこの特殊能力の名前についてどちらもほとんど使っていません。

【天国大魔境】マルの正体はクローンか考察

ここからは、『天国大魔境』のマルの正体とクローンかオリジナルかについても考察していきます!

マルの正体はトキオとコナの子供

マルの正体は、高原学園の生徒であるトキオとコナの子供です。

作中ではマルの正体について明記はされていないものの、

  • 『天国大魔境』の漫画原作5巻30話でトキオとコナの子供が誕生している。(2024年)
  • マルとトキオの顔が同じ。
  • トキオの出産と現在のマルの年齢などから時系列が合っている。(本編は2024年の15年後)

上記のような理由から、マルの正体がトキオとコナの子供というのはほぼ確定だと考えられます。

ただ気になるのは、トキオの子供は最初1人しか登場しておらず出産した赤ちゃんは1名なはずなのに、漫画原作6巻35話では同じ姿形の赤ちゃんが2人登場していることです。

トキオとコナの赤ちゃんは2人

トキオとコナの赤ちゃんが2人存在している理由は、片方が人工的に作り出されたクローンだからだと考えられます。

これについて直接関わっていると思われる高原学園の青島裕子(あおしまゆうこ)は、他の職員の「トキオくんの子・・・双子だったんですか!?」の質問に対して「まぁそんな所です」と返答していました。

青島がそのような曖昧な言葉を使ったのは、実際は双子ではなく片方の赤ちゃんがクローンだったからでしょう。

ちなみにクローンを作った目的は、園長がトキオとコナの赤ちゃんを自身の次の「入れ物」として脳移植するつもりでいたのでその園長の野望を回避しつつオリジナルの赤ちゃんをトキオへ返すためです。

マルは足裏に○印をつけた赤ちゃん?

高原学園が襲撃を受けた際、トキオとコナの赤ちゃんとクローンが床に投げ出されてしまうというトラブルが発生してしまいます。

この時そばに赤ちゃんの管理を担当していた猿渡照彦(さわたりてるひこ)が居ましたが、どちらがオリジナルでどちらがクローンなのかわからなくなってしまったのです。

慌てた猿渡は片方の赤ちゃんの右足の裏に○印をつけて、後にシステムが復旧した時に検査して見分けるつもりでいました。

しかしシステムが復旧する前にオリジナルをトキオへ返し、クローンを職員が連れ出さなければならない事態が発生してしまいます。

その後2人の赤ちゃんがどうなったのかは漫画原作8巻まででは描かれていません。

しかし、「マル」という名前が右足の裏に○印があったことが由来という可能性は高いのではないでしょうか。

マルの正体はクローンかオリジナルか?

マルの正体がクローンかオリジナルかについては、漫画原作8巻まででは明らかになっていません。

ただ、個人的にはマルはクローンなのではないかと考察しています。

その理由のひつとは、マルがトキオとコナのどちらの特殊能力も受け継いでいないことです。

マルにはマルタッチという特殊能力がありますが、その能力はトキオの身体を硬化させ仮死状態になる能力ともコナの未来視のような能力とも異なります。

高原学園の生徒たちは体内にヒルコの核を持っていると考えられるため、その核を破壊して殺すことのできるマルタッチは脅威です。

そんな危険な能力を持っているマルは、クローンだからこそヒルコの核を破壊できるという新たな能力をもって生まれたのかもしれません。

【天国大魔境】マルの過去やミクラとの関係を解説

ここからは、『天国大魔境』のマルの過去やミクラとの関係について解説していきます!

マルとミクラの出会いは不明

ミクラの本名は三倉まなかといいます。

マルは彼女を「ミクラさん」と呼び、ミクラはマルを引き取り保護者の役目をしていたようですが、どのようにしてマルとミクラが出会ったのかは漫画原作8巻まででは明かされていません。

ミクラの中には園長の脳が移植されており園長の人格が維持されているため、ミクラは何らかの目的のためにマルを探して見つけ出し手に入れたと考えられます。

しかしマルの方は、ミクラの正体についてなど彼女の詳細については全く知ってはいません。

マルは過去に孤児院で暮らしていた

マルは過去に孤児院のような場所で暮らしていました。

マルは自身の出生についても記憶はなく、周囲の大人たちからは大災害の年に生まれたと聞かされていただけだったのです。

7歳ころまでは同世代の子どもたちと孤児院のような場所で暮らしながら、そこで最低限の勉強をしていたことがわかっています。

その組織が解散して以降は成り行きで複数の集団を転々とした後に訪ねてきたミクラに引き取られ、キルコの元へと辿り着いたといった経緯があったのでした。

マルとミクラの目的について

マルとミクラの目的は、天国へ行ってマルと同じ顔をした人物に注射を打つことです。

しかし本編ではミクラは死亡しているため、天国とはどこを指しているのか、注射にはどんな効果があるのかなど、漫画原作8巻まででは一切わかっていません。

ただ高原学園の園長が目指していたのが「天国の時代」だったことを考えると、天国は高原学園で誕生した新人類ともいえる生徒たちが集う場所を意味している可能性も考えられます。

しかし漫画原作8巻までですでに高原学園の生徒の多くはヒルコ化しているようですので、新人類が集う場所があるとすればそれはヒルコが集う場所なのかもしれません。

そしてその中心にいるのが唯一ヒルコ化していないマルと同じ顔をした人物だとしたら、注射器はマルと同じ顔をした人物を神格化するための何らかの薬剤が仕込まれているのではないでしょうか。

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まとめ

この記事では、『天国大魔境』のマルの正体とクローンかを考察して、過去やミクラとの関係についても解説してきました。

  • マルの正体はトキオとコナの子供。
  • トキオとコナの赤ちゃんは2人存在していて片方はクローンだと考えられる。
  • 2名の赤ちゃんの一方には右足の裏にマル印が付けられていたが、どちらがマルでクローンかオリジナルなのかは不明。
  • 「マル」という名前が右足の裏に○印があったことが由来という可能性は高い。
  • 個人的にはマルはクローンなのではないかと考察。
  • どのようにしてマルとミクラが出会ったのかは不明。
  • マルは過去に孤児院のような場所で暮らした後にミクラに引き取られた。
  • 天国とはどこを指しているのか、注射にはどんな効果があるのかなど漫画原作8巻まででは一切わかっていない。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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