民間警備会社CGS(クリュセ・ガード・セキュリティ=後の鉄華団)の参番組リーダーであるオルガ・イツカを支える参謀的ポジションを担っているのがビスケット・グリフォンです。
リーダーとして仲間を引っ張っていくオルガにとってはとても重要な存在であるビスケットですが、最後は死亡してしまうのでしょうか?
この記事では、『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』のビスケット・グリフォンは最後死亡するのか解説し、兄・妹についてもまとめていきます!
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【鉄血のオルフェンズ】ビスケット・グリフォンとは?
ここからは、ビスケット・グリフォンの基本情報や過去についても解説していきます!
ビスケット・グリフォンの基本情報
ビスケット・グリフォンとは、CGSの参番組に所属する少年兵のひとりです。
年齢は16歳の穏やかな性格の少年で恰幅がよく、いつも帽子をかぶっているという特徴があります。
外部との交渉や戦闘時の作戦立案を務め、オルガの参謀役としてオルガが計画した作戦を的確に補佐するなど、オルガからとても信頼されていました。
そのためオルガが鉄華団を旗揚げた後もオルガを支えようと奔走しますが、そんな中オルガの行動が三日月からの期待に答えようと無理難題に立ち向かっていくことに対して不安も感じていたのです。
ビスケットは過去の経歴から、CGSに所属する少年兵のなかでは珍しく読み書きをすることができます。
ビスケット・グリフォンの過去
ビスケットには、ドルト2で暮らしていた過去がありました。
ドルト2とは労働者の居住区を兼ねる工業コロニーのひとつで、ビスケットはそのドルト2の貧民街出身です。
ドルト2では両親や妹たちとともに暮らし学校にも通っていましたが、両親の事故死をきっかけに火星で農場を営む祖母・桜・プレッツェルに妹たちと引き取られました。
しかし祖母の経営する農園は経営難であったため、援助するためにビスケットはCGSに入隊し稼いだ賃金の大半を祖母へと仕送りしていたのです。
【鉄オル】ビスケット・グリフォンは最後死亡する?
ここからは、ビスケット・グリフォンは最後死亡するのかについて解説していきます!
ビスケットの死亡シーンはアニメ1期21話
ビスケットの死亡シーンはアニメ1期・第21話です。
ボスケットは地球降下後、ミレニアム島でのギャラルホルンとの戦闘で死亡してしまいます。
死亡するまでの経緯や詳細については後述していきます。
ビスケットは最後カルタに襲撃される
ビスケットが死亡することとなったのは、カルタ・イシューに襲撃されたことが原因でした。
クーデリア・藍那・バーンスタインの依頼を果たすために地球へとたどりついた鉄華団は、クーデリアの交渉相手である蒔苗東護ノ介(まかないとうごのすけ)がいるオセアニア連邦内の太平洋に位置する絶海の孤島ミレニアム島に降り立ちます。
鉄華団が今後クーデリアの革命の手助けを続けるか、それとも火星へ戻るかを考える中で、ビスケットとオルガの意見は対立してしまいました。
そんな中ギャラルホルンの地球外縁軌道統制統合艦隊司令官のカルタ・イシューが、鉄華団に向けて投降勧告を突きつけてきたのです。
カルタの勧告に従わずに蒔苗とともに島から脱出することを決意した鉄華団は、勧告の期限を過ぎて襲いかかってくるギャラルホルンと戦うことになってしまいます。
ビスケットはオルガとのわだかまりを残しつつも、オルガが乗る指揮機のモビルワーカーを操縦してギャラルホルンとの戦いに参戦しました。
その戦いの中で、ビスケットが操縦する指揮機がカルタに発見されて襲撃されてしまうのです。
ビスケットは最後オルガをかばって死亡する
ビスケットは最後、オルガをかばって死亡します。
三日月・オーガスとの交戦中にモビルワーカーから指揮をしているオルガの存在に気がついたカルタは、三日月をすり抜けてモビルワーカーを狙いにいきました。
カルタはこれまでの戦いでたくさんの部下を鉄華団に殺されたため、鉄華団を指揮するオルガを殺し仇を取ろうと考えたのです。
モビルワーカーを操縦していたビスケットは、このままではモビルワーカーもろともオルガが殺されてしまうため鉄華団のためにもそれだけは回避しようと、乗っていたオルガを振り落としました。
その直後カルタの攻撃がビスケットが操縦していたモビルワーカーを直撃し、吹き飛ばされていたオルガが気がつくとそこには下半身がモビルワーカーの下敷きになっているビスケットの姿があったのです。
オルガが駆けつけた時ビスケットにはまだ意識がありましたが、火星に残してきた家族や鉄華団の未来を最後まで考えながら死んでいったのでした。
【鉄血のオルフェンズ】ビスケットの兄・妹について
ここからは、ビスケットの兄サヴァラン・カヌーレと妹クッキー・グリフォンとクラッカ・グリフォンについて解説していきます!
兄:サヴァラン・カヌーレ
ビスケットの兄は、サヴァラン・カヌーレという名前の男性です。
学業で優秀な成績を収めていたため、両親の死後は両親が働いていた工場の経営者一家に養子に迎えられ、成長後はドルトカンパニー本社の役員として会社と労働組合の調停役を担っていました。
鉄華団の一員となったビスケットと再会するものの、クーデリアが鉄華団を通じて労働者に兵器を渡そうとしていることを事前に知りビスケットとともにクーデリアと勘違いしたアトラ・ミクスタをギャラルホルンに引き渡してしまいます。
ビスケットとアトラは三日月によって救出されますが、サヴァランはこの行動によってビスケットから拒絶されてしまうのです。
サヴァランの計画が失敗に終わったことで労働者達のリーダーであるナボナ・ミンゴはデモを決行し、それをギャラルホルンによって鎮圧された際にナボナは死亡してしまい、武力衝突を止めらずにナボナ達労働者を死なせてしまったことに責任を感じたサヴァランは自殺してしまいます。
妹:クッキー・グリフォンとクラッカ・グリフォン
ビスケットの妹はクッキー・グリフォンとクラッカ・グリフォンという名前の双子の少女です。
年齢は9歳で、髪を左右にお下げにしているのがおっとりしていてのんびり屋な性格のクッキー、髪を後ろにひとまとめに束ねて知るのが気の強くて負けず嫌いな性格のクラッカですが、どちらが姉か妹かについては明らかになっていません。
2人もビスケットのことが大好きで、普段は祖母である桜・プレッツェルの営む農場を手伝っており時々農場を手伝いに来る鉄華団のメンバーとも顔なじみなうえ特に三日月とアトラにはよく懐いています。
ビスケットの死後は桜の仕事を手伝いながら鉄華団の支援によってクリュセ自治区幼年寄宿学校に入学することができたものの、鉄華団が世間で犯罪組織に仕立て上げられると学校内で陰口を言われるなど心に傷を抱えながら生活することとなってしまったのです。
まとめ
この記事では、『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』のビスケット・グリフォンは最後死亡するのか解説し、兄・妹についてもまとめてきました。
- ビスケット・グリフォンの死亡シーンはアニメ1期・第21話。
- ビスケットはカルタに襲撃されてオルガをかばい死亡する。
- ビスケットの兄の名前はサヴァラン・カヌーレ。
- ビスケットの妹の名前はクッキー・グリフォンとクラッカ・グリフォンで双子の姉妹。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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