『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』の主人公である三日月・オーガス(みかづき・おーがす)は、主人公であるにも関わらず「怖い」「クズ」「嫌い」などネガティブなイメージを持っている方も多いようです。
一体、三日月のどのようなところが視聴者をそう感じさせてしまっているのでしょうか?
この記事では、『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』の三日月・オーガスは怖いしクズで嫌いといいわれる理由を解説し、過去やオルガとの関係についても詳しくまとめていきます!
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【鉄オル】三日月・オーガスは怖いしクズで嫌い?
ここからは、『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』の主人公である三日月・オーガスは怖いしクズで嫌いといわれている要因についてまとめて解説していきます!
何を考えているのかわからないのが怖い
三日月は、何を考えているのかわからないのが怖いといわれています。
基本的に無表情で無口な三日月はまばたきが極端に少なく感情が読みづらいこともあり、普段から何を考えているのかわからない印象を受けますね。
三日月が自発的に行動することは少なく、オルガの命令に従うことを原動力としている様子も主人公としては異様です。
仲間との日常的な会話や行動ではおおらかな性格を感じさせますが、一方で敵に対しては非常に冷酷で無表情で敵を葬っていく残忍さがあります。
三日月の性格が常人とはかけ離れているのは、三日月にストリートチルドレンとして壮絶な過去が合ったことが影響しているとも考えられますが、それにしても視聴者が恐怖を感じる主人公であることは間違いありません。
自分勝手なキスがクズ
アニメ1期・第13話で、三日月がクーデリア・藍那・バーンスタインにいきなりキスをするシーンが登場します。
三日月にはクーデリアがかわいいと思ったからキスをしたという理由がありましたが、クーデリアの許可なく一方的に勝手にキスをした三日月に対してクズだと感じた方もいたようです。
キスの後も三日月の態度は普段と変わりませんでしたが、突然の出来事にクーデリアは動揺しその日の夜は眠ることができませんでした。
無責任なアトラとの関係がクズ
アニメ2期・第47話でアトラ・ミクスタとの間に子供ができたかもしれないということが明らかとなります。
三日月とアトラが関係をもったと思われるのは第44話で、三日月はこの時点ではすでに右半身付随の状態になっていてバルバトスとの阿頼耶識システムの接続がなければ自力で動くことができない身体でした。
しかもギャラルホルンとの戦いが続いていているという危険な状況で、無責任にアトラとの間に子供をもうけてその後はクーデリアにアトラと一緒に子供を育てさせようと考えていたのです。
そもそも『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』の世界は現代とは全く異なる世界観ですから、三日月の行動を現代のモラルに当てはめること自体がおかしなことなのかもしれませんが、どうしても共感できないクズ行為だと感じた方もいたかもしれません。
三日月・オーガスが嫌いな理由
三日月・オーガスが嫌いな理由は、感情移入できないからだと考えられます。
大抵のアニメや漫画作品の主人公といえば、感情移入できたり共感することで視聴者や読者が作品に夢中になっていきます。
しかし『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』の三日月に関していえば、これまでに解説してきた内容をふまえると「怖い」「クズ」など感情移入や共感とは程遠いようです。
また無表情で無口と非常にドライで少し人間らしさに欠けているようにも感じられ、一般的な人情があって葛藤を抱えながらも成長していく人間らしい主人公とは異なる部分も嫌いと感じる要因のひとつかもしれません。
ただ三日月には仲間思いな一面や、これまでの主人公にはないタイプの主人公としての魅力があるともいえるのではないでしょうか。
【鉄血のオルフェンズ】三日月・オーガスの過去
ここからは、三日月・オーガスの過去について解説していきます!
ミカヅキがストリートチルドレンだった過去
三日月にはストリートチルドレンだった過去がありました。
三日月の親や兄弟については作中では明かされておらず、オルガと出会うまではストリートチルドレンとして一人で生きていたようです。
ミカヅキが少年兵になったきっかけ
三日月が少年兵になったきっかけについても作中では語られていませんが、生きるために少年兵になるしかなかったということだと考えられます。
アニメ1期・第10話では幼い頃の三日月とアトラの出会いが描かれていますが、そこで三日月は「子供はどこも雇ってくれない」と話していました。
そして子供でも唯一働ける場所というのが、三日月が少年兵として働いていた民間警備会社CGS(クリュセ・ガード・セキュリティ=後の鉄華団)だったため、三日月は10歳の時点ではすでにCGSで働いていたのです。
ミカヅキの背中について
三日月の背中にある3つの突起は、阿頼耶識システムの手術によって埋め込まれた阿頼耶識デバイスです。
手術には非常に強い痛みや失敗する危険性もあるため現在では非人道的なシステムとして使用が禁止されていますが、火星や木星をはじめとする圏外圏では阿頼耶識システムの手術が横行しており、三日月は3回の手術によって3つの阿頼耶識デバイスが脊髄に埋め込まれています。
阿頼耶識システムとは約300年前に考案されたナノマシンを介して機械側のコンピューターと搭乗者の脳を直接リンクするシステムのことで、成人前の子供にしか定着させることができません。
そのため、子供がCGSで働くためには危険な阿頼耶識システムの手術を受けることが条件となっているのです。
【鉄血のオルフェンズ】三日月とオルガの関係
ここからは、三日月とオルガの関係について解説していきます!
三日月とオルガの出会いは?
三日月とオルガの出会いについては、年齢などの公式な情報はありません。
もともとは三日月もオルガもストリートチルドレンとして別々に浮浪生活をおくっていたようですが、まだ幼かった2人が出会い殺人をおかしながらも必死に生きていた回想シーンが作中では描かれています。
三日月がオルガに判断をゆだねている理由
三日月がオルガに判断をゆだねている理由は、三日月が「自分の命はオルガにもらったものだから、オルガのために使い切らないといけない」と考えているからです。
三日月がオルガと一緒にいた時に始めて人を殺したその経験は、三日月の人生に大きな影響を与えました。
その直後にオルガは「俺達の本当の居場所に行く」ことを三日月と約束していたのです。
オルガについていけば見たことがないものをいっぱい見られると生きる希望を見出した三日月はオルガのその言葉を信じ、それ以来強い信頼関係で結ばれたオルガからの命令が三日月の原動力となっていて、オルガの命令であればどんな仕事でも従います。
まとめ
この記事では、『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』の三日月・オーガスは怖いしクズで嫌いといいわれる理由を解説し、過去やオルガとの関係についても詳しくまとめていきました。
- 三日月は何を考えているのかわからないのが怖い。
- 三日月の自分勝手なキスがクズ。
- 三日月の無責任なアトラとの関係がクズ。
- 三日月が嫌いな理由は三日月に感情移入や共感ができないから。
- 三日月にはストリートチルドレンだった過去があった。
- オルガと出会ったきっかけについては明かされていないが、三日月は初めて人を殺したときからオルガからの命令を原動力としている。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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