『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』のアニメ2期からギャラルホルンの新メンバーとして登場したのがイオク・クジャンです。
しかしイオクに対しては「うざい」「クズ」などのネガティブなイメージを持っている方も多いようですが、一体その理由とはどのようなものなのでしょうか?
この記事では、『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』のイオク・クジャンがうざいしクズといわれる理由について解説し、死亡や昭弘との戦いについても詳しくまとめていきます!
『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』のもっと詳しい情報はこちら↓から!
【鉄血のオルフェンズ】イオク・クジャンとは?
ここからは、イオク・クジャンの基本情報と機体についても解説してきます!
イオク・クジャンの基本情報
イオク・クジャンとは、ギャラルホルンのアリアンロッド第二艦隊の指揮官を務める男性です。
イオクはギャラルホルンの中枢を担う7つの家紋・セブンスターズの一家紋であるクジャン家の当主で、同じくセブンスターズの一人であるラスタル・エリオンとは親交があり期待を寄せられています。
古代エジプト人のような気品のある顔立ちに浅黒い肌と編み込んだ長い黒髪が特徴的な人物です。
セブンスターズとしての誇りを持ち、責任感が強く真面目で血気盛んなうえ部下に対する人柄の良さもあり部下達からはとても信頼されていますが、その一方で思慮が浅く短絡的な行動が多いという残念な部分もあります。
イオク自身の軍人としての能力やモビルスーツでの戦闘能力はお世辞にも高いとはいえませんが、生まれ持ったカリスマ性から人を惹きつけ行動させられる一面をラスタルに評価されていて、先代のクジャン公のような人格者になることを期待されていました。
ラスタルの直属の配下であるジュリエッタ・ジュリスとは犬猿の仲で、ラスタルを慕いモビルスーツパイロットとしての能力を認められているジュリエッタをイオクは「猿」と呼び見下していますが、ジュリエッタの方もイオクをバカにしたり邪険に扱っています。
イオクの機体
『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』でイオクが搭乗する機体は、レギンレイズ(イオク機)の1機のみです。
【鉄オル】イオクはうざいしクズな理由を解説
ここからは、イオク・クジャンはうざいしクズな理由について解説していきます!
イオクの無自覚がうざい
イオクはどんな時も無自覚に周囲に悪影響を及ぼしてしまうところがうざいと感じた方も多いのではないでしょうか。
基本的にイオクは自分の立場に誇りをもち、真面目で軍人として熱意をもって行動しています。
イオク自身はそのすべての行動が善意や正義のためで、例えそれが周囲にとっては必ずしも良いことではないような状況であったとしても一切の悪気はありません。
悪気がないけれど周囲に悪影響を及ぼしてしまうというイオクは、見る人によっては救いようのない悪役として映ってしまったのではないでしょうか。
しかもイオクのそういった行動は1度や2度だけでなく、何度も繰り返されたことが「うざい」と感じてしまった理由だと考えられます。
イオクは無能でクズ
イオクは無能でクズだと言われていることとなった出来事が2つあります。
- モビルアーマー「ハシュマル」覚醒
- 禁止兵器「ダインスレイヴ」の使用
それぞれの出来事についての詳細は後述していきます。
モビルアーマーを覚醒させたクズ
アニメ2期・第35話でイオクは、モビルアーマー「ハシュマル」を覚醒させたクズです。
モビルアーマーは鉄華団が火星のクリュセ領にあるハーフメタル採掘場で発掘されたもので、当初正体は不明で停止状態にありました。
しかしこれの正体がモビルアーマーだと気が付いたマクギリス・ファリドは、約300年前の厄祭戦を引き起こし数億人もの命を奪い文明を滅ぼした大型兵器であると言ったのです。
モビルアーマーはもともと対モビルスーツに開発されたものであるため、モビルスーツが近づくとエイハブ・リアクターに反応してモビルアーマーが再び甦ってしまう可能性があることもマクギリスは告げていました。
しかしそのことを知らず、マクギリスがモビルアーマーを倒した勇者にだけ与えられセブンスターズの席次を変えることのできる「七星勲章」(しちせいくんしょう)を狙っていると勘違いしたイオクは、それを阻止すべくマクギリスを追ってモビルアーマーのもとへとモビルスーツで降り立ちます。
その結果イオクのモビルスーツに反応したモビルアーマーは目覚めてしまい、モビルアーマーの攻撃を受けそうになったイオクを守ろうとした部下たちは死亡してしまいます。
その後火星の人々の命を助けようと行動した鉄華団とマクギリスの計画もイオクの攻撃によって失敗し、そのせいで農業プラントはモビルアーマーの攻撃を受けて炎上したくさんの死んでしまいました。
この一連の出来事がイオクがクズだといわれる原因のひとつとなったことは間違いないでしょう。
禁止兵器ダインスレイヴを使用したクズ
アニメ2期・40話でイオクは、禁止兵器の「ダインスレイヴ」を無断で使用したクズです。
ダインスレイヴの使用は禁止条約で制限されているため、本来はギャラルホルンのセブンスターズでさえも使用することはできません。
しかしイオクはダインスレイヴを使ってでもタービンズを排除することが、ラスタルの利益にもなり一石三鳥だと言い制止する部下の意見を全く聞き入れなかったのです。
イオクのこの行動をラスタルは気づきながらも黙認し、イオクはダインスレイヴを装備したモビルスーツを含む戦力をタービンズの前に配備します。
タービンズは停戦要請を出しますがイオクは停戦信号を見ていないからとダインスレイヴ隊を展開し、ダインスレイヴを使ってタービンズの無抵抗な人々を無惨にも殺しました。
その後もダインスレイヴを使い、この戦いでは名瀬・タービンとアミダ・アルカを含むタービンズの多くの人命が失われることとなったのです。
自分とラスタルの利益のために禁止兵器まで使って人間を無慈悲に殺すイオクの行動はクズとしか言いようがありません。
うざいしクズな理由はヘイトを溜められる役だったから
イオクがうざいしクズなキャラクターとなってしまったのは、ヘイトを溜められる役だったからという理由からです。
イオク・クジャンという人物についてシリーズ構成を担当した岡田麿里さんは、元々はハシュマル戦の時に「ヘイトを溜められる役」で出したいと監督が言っていたキャラクターだったことを雑誌のインタビューで語っていました。
実際にイオクは監督の考えていた通り、数々の無能なクズ行為を行った末にアニメファンのヘイトを集めるうざいキャラクターへとなってしまいます。
「うざい」「クズ」などと言われているイオクですが実は『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』の憎まれ役として作り込まれたキャラクターであり、イオク自身はただ真っ直ぐに正義のために行動していた仲間に愛される人物だったのでした。
【鉄血のオルフェンズ】イオクは最後死亡するのか?
ここからは、イオク・クジャンは最後死亡するのかについてイオクと昭弘の戦いも合わせて解説していきます!
イオクと昭弘の戦いについて
イオクと昭弘・アルトランドは最後に戦うこととなります。
イオクにとってはアニメ第47話で鉄華団の団員がマクギリス・ファリドの共犯者として指名手配されたことで、鉄華団を皆殺しにするための戦いでした。
また昭弘にとっては自ら囮となって鉄華団の団員を守るため、またアニメ2期・第41話でイオクとジャスレイ・ドノミコルスの共謀によってラフタが死亡したことの復讐の戦いでもあったのです。
イオクにとって昭弘は鉄華団の団員のひとりにすぎませんでしたが、昭弘にとってはイオクは仇ともいえる存在であったため最後の戦いは因縁の対決となったのでした。
イオクの死亡シーンはアニメ2期50話
イオクの死亡シーンはアニメ2期・第50話(最終回)です。
戦いの終盤にイオクが名乗ると、その名前にラフタの仇であることに気付いた昭弘は激昂しイオクに対して激しい怒りをぶつけてきます。
その結果イオクは昭弘から一方的な攻撃を受けることとなってしまったのです。
イオクは最後潰されて死亡する
イオクは最後、機体ごと潰されて死亡します。
イオクは昭弘に乗っていた機体もろともハサミ型の接近武器の攻撃を受け潰されそうになりました。
そこに部下が駆けつけすでに致命傷を負っていた昭弘にさらに攻撃を加えますが、昭弘の怒りはおさまらず最後の力を振り絞ってイオクを圧死させたのです。
まとめ
この記事では、『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』のイオク・クジャンがうざいしクズといわれる理由について解説し、死亡や昭弘との戦いについても詳しくまとめていきました。
- イオク・クジャンがうざいしクズな理由
イオクの無自覚がうざい
イオクは無能でクズ
モビルアーマーを覚醒させたくさんの人間を死に追いやったクズ
禁止兵器ダインスレイヴを使用し無抵抗なタービンズの人を殺したクズ - うざいしクズな理由はヘイトを溜められる役だったから
- イオクの死亡シーンはアニメ2期・第50話
- イオクは最後昭弘との戦いで潰されて死亡する。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント