はめつのおうこく魔女の正体は?その後どうなったか目的も解説

はめつのおうこく

『はめつのおうこく』の舞台であるリディア帝国では、ギア・エクスパンション(超産業革命)によって魔法が不要となり、魔女は人間の進歩を阻害する不要な種族として根絶しようとしていました。

人間とは異なり魔法を操る種族、魔女狩りによって滅ぼされた魔女の正体とは一体何者なのでしょうか?

この記事では、『はめつのおうこく』の魔女の正体は何者なのか、その後どうなったか目的についても解説していきます。

※こちらの記事はネタバレを含む可能性があります。

『はめつのおうこく』の詳しい情報はこちら

【はめつのおうこく】魔女とは?

まずは、『はめつのおうこく』の魔女という種族について解説していきます!

魔女の基本情報

魔女は、神様によって人間とともにつくられた人間とは異なる種族です。

魔女にはつくられた時に神様が自分の力を分け与え、「魔法」という力を授けました。

神様が魔女に魔法という力を与えたのは、神様に代わって非力な人間を導くためだったのです。

そして誕生した魔女たちは、神様の言葉にうなずき人間に寄り添うことを誓い人間とともに歩んできたのでした。

魔女は人間に寄り添っていた

もともと魔女は人間に寄り添い生活をしていました。

ギア・エクスパンション(超産業革命)が起こる以前は、人間たちは天災や疫病が起こるたびに魔女に頼り、感謝し、崇めていたといいます。

そうして人間は魔女に守られながらも、その魔女の持つ魔法という特別な力を畏怖してきたのでした。

そこで人間はギア・エクスパンションによって魔法を凌駕する科学文明を生み出すと、もはや魔女は不要の種族として人間たちは魔女を根絶し人間が世界を支配しようと考えたのです。

魔女が魔女狩りによって皆殺し

そうして行われたのが、魔女狩りです。

『はめつのおうこく』の現代よりも10年前、魔女の種族は魔女狩りによって皆殺しにされようとしていました。

たくさんの魔女が魔女狩りによって殺されていく中で、主人公の少年アドニスの親代わりとして彼を育てていた魔女クロエ・モルガンは、2人で魔女に寛容な国を見つけるため国境を超えることを目指して逃亡の旅をしていたのです。

しかし、その途中で国境警備隊に見つかってしまい、遠距離間の物理転送術によってリディア帝国の皇帝ゲーテの元へと転送されてクロエはアドニスの目の前で殺されてしまいます。

これにより、魔女狩りは終わりを迎えたのでした。

【はめつのおうこく】魔女の正体を解説

ここからは、『はめつのおうこく』の魔女の正体について解説していきます!

魔女の正体は神が作り出した存在

魔女の正体は、神が作り出した存在です。

それ以外の魔女の正体は、『はめつのおうこく』の漫画原作8巻まででは明らかになっていません。

ただ、魔女には同じ能力を持つ魔女は2人以上いないようで、それぞれの魔女の見た目が違うように持っている能力も違っているようです。

魔女は見た目こそ人間と変わりませんが、魔法という特別な能力を持っているだけでなく、宇宙などの酸素のない環境でも生きることができるという特徴があります。

そのため、普通に考えれば人間よりも神に近い上位の存在であり、人間たちが畏怖した理由もこのような点にあるのかもしれません。

魔女は単性で女性のみ

魔女は単性で女性のみです。

魔女の中に男性はいません。

そのため、魔女は人間のように番を番を持つことはなく、人間とは異なる手段で繁殖しているのです。

魔女はミト(世界樹)から誕生する

魔女は、ミト(世界樹)から誕生します。

ミト(世界樹)とは、神の力を宿した樹木で魔女を実らせ誕生させるだけでなく、魔女の再生も司っている特別な存在です。

新たな魔女はミト(世界樹)から誕生し、再生する場合には再生したい魔女の記憶を魔女の実に込める必要があります。

魔女にとっては種族の繁栄に必須であるミト(世界樹)ですが、魔女狩りと同時に地上にあったミト(世界樹)はすべて焼かれてしまったのです。

【はめつのおうこく】魔女狩りのその後どうなったか目的について

ここからは、『はめつのおうこく』の魔女は、魔女狩りのその後どうなったか目的についても解説していきます!

魔女狩りで生き残った魔女がいる

『はめつのおうこく』の現代には、魔女狩りで生き残った魔女が存在しています。

そして、作中で一番最初に登場した魔女がドロカでした。

魔女狩りから生き残った魔女たちは、その後ひっそりと身を寄せて魔女は絶滅したと人間たちに思い込ませていたのです。

その後月に新たな魔女の国を築いた

生き残った魔女たちは、その後、月に新たな魔女の国・ルナミリア(月園)を築きました。

もちろん、ルナミリア(月園)の存在にも魔女が生き残っていたことにも人間たちは気づいていません。

しかし、魔女たちがルナミリア(月園)に運べたミト(世界樹)は一樹のみで、魔女にとっては万全といえる状況ではありませんでした。

魔女たちのその後の目的

魔女たちのその後の目的は、人間と戦い勝利することだと考察します。

地球に住む場所を失い、新たに月という宇宙を超えた場所にルナミリア(月園)を築いた魔女たちは、そこで10年という年月をかけて少しずつ魔女を増やしていたようです。

しかし、一樹のミト(世界樹)だけでは数で人間に勝つことはできません。

そのため、魔女たちは異層間搬送で人間の奴隷や子供をルナミリア(月園)に拉致し、記述式召喚魔法を教え込ませて兵士を作り上げようと計画していたのです。

人間が魔女側の兵士になるには、魔法を扱えるようにする必要がありました。

そこで必要なのが、クロエがアドニスに作ったクイル(羽根筆)です。

クイル(羽根筆)なら、鍛錬することで人間でも魔女と同等レベルの魔法を使用することができるようになります。

魔女たちは、アドニスの記憶を使ってクロエを復活させ、クロエが持つ能力と技術を利用してクイル(羽根筆)をつくらせようと考えていたようです。

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まとめ

この記事では、『はめつのおうこく』の魔女の正体は何者なのか、その後どうなったか目的についても解説してきました。

魔女の正体

  • 魔女の正体は神によって創造された存在で、詳細は不明。
  • 同じ能力を持つ魔女は存在せず、見た目と能力が異なる。

魔女の性別と繁殖

  • 魔女は単性で女性のみで、男性の魔女は存在しない。
  • 魔女はミト(世界樹)から誕生し、再生させることも可能。

魔女たちのその後

  • 生き残った魔女たちは新たな魔女の国・ルナミリア(月園)を築いた。
  • ルナミリアの存在は人間に隠され、そこにあるミトは一樹のみ。

魔女たちの目的

  • 魔女たちの目的は人間との戦いで勝利すること。
  • ルナミリアで魔女を増やし、人間の兵士を訓練し魔法を扱えるようにする計画。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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