捕虜収容所に囚われる奴隷でありながらも、自分を犠牲にして思いやりを持って他人と接する少女ドロカ。
魔女の弟子であり脅威レベルSS指定永年幽閉指定人物であるアドニスを開放しながらも、アドニスの復讐行為について自分のせいだと責める心優しいドロカの目的とは、一体何なのでしょうか?
この記事では、『はめつのおうこく』のドロカの目的は何なのか、魔女はなぜクロエを生き返らせるのかについても解説していきます!
【はめつのおうこく】ドロカについて
まずは、『はめつのおうこく』のドロカという人物について解説していきます!
ドロカの正体は魔女の生き残り
ドロカの正体は、魔女の生き残りです。
ドロカは『はめつのおうこく』のヒロインの少女で、リディア帝国の第7管理地区メイヘム捕虜収容所に、奴隷の少女のひとりとして収容されていましたが、ドロカの正体を知る者は収容所にはいませんでした。
ドロカは心優しい人物で誰にでも手を差し伸べ、他人のために自己犠牲も厭わない純真無垢な性格の持ち主です。
無邪気で明るいドロカは、自分が生きるこの世界が平和になることを願っていますが、同じく奴隷として収容されていたアンナという少女に代わって監獄の外へ連れて行かれ、性奴隷にさせられるという自分の未来に絶望します。
しかし、このことがきっかけで、『はめつのおうこく』の主人公であるアドニスと出会うこととなったのです。
ドロカはリディア帝国に潜入していた
ドロカは奴隷となることで、自らリディア帝国に潜入していたのです。
『はめつのおうこく』の世界では10年前に魔女狩りが行われ、物語開始時点ではすでに皆殺しにされた魔女は存在していないことになっています。
そのため、ドロカを魔女だと疑う者はいませんでした。
ドロカは同じく魔女であるアンナとともに、とある目的のために魔女の国からリディア帝国へと送られてきたのです。
【はめつのおうこく】ドロカの目的を解説
ここからは、『はめつのおうこく』のドロカの目的について解説していきます!
ドロカの目的はアドニスを手に入れること
ドロカの目的は、アドニスを手に入れることです。
アドニスは、10年前に魔女狩りが行われた際にリディア帝国にクロエを殺され、その直後に捕らえられてしまっていたと思われます。
人間でありながら魔女の弟子であり魔法を使うことができたアドニスは、脅威レベルSS指定永年幽閉指定人物として特別な牢に厳重に監禁されていたのです。
ドロカたち魔女はアドニスが幽閉されている場所を把握していたと考えられ、同じ建物内に収容される奴隷となり潜入することで、アドニスの居る場所へ到達するタイミングを密かに狙っていたのでしょう。
そして、実際にドロカはアドニスと出会うことができ、その目的を達成することとなります。
魔女の目的はクロエの復活
ドロカたち魔女がアドニスを手に入れた先の目的は、魔女クロエを復活させることです。
クロエは10年前の魔女狩りで死亡していますが、そのクロエを蘇らせる唯一の方法がありました。
しかし、クロエの復活にはクロエにとって最愛の存在であったアドニスが必要だったのです。
単性(女性のみ)である魔女は人間のように番を持つのではなく、ミト(世界樹)と呼ばれる樹から誕生します。
ミト(世界樹)は、神の力を宿した果実として魔女を実らせ誕生させるだけでなく、魔女の再生も可能としており、絶滅寸前の魔女にとって非常に重要なものです。
しかし、失われた魔女の命を再生するためにはその魔女の記憶が必要で、クロエ復活のためにはクロエの記憶を持つアドニスが必要ということになります。
さらにアドニスには記述式召喚魔法によって、記憶をはっきりした姿・形に具象することが可能であるため、その記憶を果実である魔女に込めることによりクロエを確実に復活させられると魔女たちは考えていたようです。
魔女はなぜクロエを生き返らせるのか?
魔女がなぜクロエを生き返らせるのか、それはクロエを利用するためです。
魔女狩りで生き残っていた魔女たちは、月に新たな魔女の国・ルナミリア(月園)を築き暮らしていました。
しかし、その場所に運ぶことができたミト(世界樹)は一樹だけであり、魔女たちは数を増やすこともままならず、現状では人間との戦いに勝つことは困難な状況だったのです。
そこで魔女たちが考えたのが、人間の奴隷や子供を異層間搬送でルナミリアに拉致し、記述式召喚魔法を教え込ませて兵士を作り上げることでした。
しかし、記述式召喚魔法を使用するにはクロエが作ったクイル(羽根筆)が必要で、クイルはクロエがいなくては増産することはできません。
そのため、魔女たちはクロエを復活させてクロエの持つ能力や技術を利用し、クイルを作らせようと計画していたようです。
クロエの復活についての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!
【はめつのおうこく】ドロカの真の目的とその理由
ここからは、『はめつのおうこく』のドロカの真の目的について解説していきます!
ドロカの真の目的はアドニスとクロエを逃がすこと
アドニスを手に入れることを目的としていたドロカですが、ドロカ自身の真の目的はアドニスとクロエを逃がすことです。
ドロカは仲間である魔女たちが、クロエを復活させて利用しようとしていることを知ったうえでリディア帝国に潜入していました。
そして当初の目的であったアドニスに会うことができたわけですが、ドロカは魔女たちを裏切りその計画をアドニスに話して、クロエを蘇らせたらクロエと一緒に魔女の国から逃げるよう言ったのです。
ドロカが魔女たちを裏切った理由を考察
ドロカが魔女たちを裏切った理由については、作中では明らかになっていません。
物語が進んでドロカがアドニスに愛のスペル(魔法)をかける際に、クロエに対する謝罪の言葉を発していました。
このことから、クロエはドロカにとって大切な存在であり、その大切な存在のクロエが愛したアドニス、そのどちらのことも利用する行為は、心優しいドロカにはできなかったと考えられます。
ドロカの正体や能力・過去についての詳しい情報は、こちら↓の記事をご覧ください!
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まとめ
この記事では、『はめつのおうこく』のドロカの目的は何なのか、魔女はなぜクロエを生き返らせるのかについても解説してきました。
ドロカのリディア帝国潜入と目的
- ドロカはリディア帝国に潜入し、奴隷として収容所に送られた。
- 魔女狩りの影響で、彼女が魔女であることは疑われていなかった。
- ドロカの目的はアドニスを手に入れること。
- アドニスは魔女クロエを蘇らせるために必要な存在。
魔女の目的
- 魔女たちはクロエを復活させることを目的としていた。
- クロエの復活にはアドニスが必要であり、彼が魔女たちの計画の鍵。
- クロエは魔女たちが蘇らせたい魔女で、アドニスが彼女を蘇らせる手助けをする必要があった。
- アドニスの記述式召喚魔法によって、クロエを蘇らせるための記憶を具現化することが可能。
ドロカの真の目的と魔女裏切りの理由
- ドロカの真の目的はアドニスとクロエを救出すること。
- ドロカは魔女たちの計画を知り、アドニスとクロエを逃がすという真の目的のために行動していた。
- ドロカの裏切り理由は詳細には明かされていないが、クロエへの愛情と道徳的な理由からと考えられる。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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