はめつのおうこくドロカの正体は?能力・過去やアンドロメダとの関係性も解説

はめつのおうこく

自分を犠牲にしてでも他人のことを優先する、心優しい少女のドロカ。

捕虜収容所に囚われながらも、明るく思いやりの気持ちをもって他人と接するドロカですが、その正体は一体何者なのでしょうか?

この記事では、『はめつのおうこく』のドロカの正体は何者なのか、能力・過去やアンドロメダとの関係性についても解説していきます!

『はめつのおうこく』の詳しい情報はこちら

【はめつのおうこく】ドロカとは?

まずは、『はめつのおうこく』のドロカというキャラクターについて解説していきます!

ドロカの基本情報

ドロカのプロフィール

名前:ドロカ
性別:女性
年齢:不明

ドロカは、『はめつのおうこく』のヒロインの少女です。

リディア帝国の第7管理地区メイヘム捕虜収容所に収容されている、奴隷の少女のひとりとして登場しました。

誰にでも手を差し伸べることのできる心優しい人物で、他人のために自分を犠牲にすることも厭わない清純な精神の持ち主です。

天真爛漫で世の中が平和になることを望んでいますが、同じ捕虜収容所に収容されていたアンナという奴隷の少女に代わって監獄の外へ連れて行かれてしまいます。

それにより、その先の自分の未来が性奴隷であることに一度は絶望しますが、このことがきっかけでドロカはアドニスと出会うことになるのです。

ドロカは奴隷ではない?

当初、奴隷の少女として登場したドロカですが、実は奴隷ではありません。

ドロカの正体は、皆殺しにされたはずの魔女だったのです。

ドロカは、アンナという名前の魔女と共に魔女クロエを蘇らせる計画のために、リディア帝国に潜入していたのでした。

『はめつのおうこく』物語は魔女狩りから10年後の世界が舞台になっていますが、10年前に死亡したクロエを復活させるためにはクロエにとって最愛の存在であったアドニスが必要だったのです。

そこで魔女たちはアドニスを手に入れるために、アドニスが幽閉されていたリディア帝国に潜入し、その時を密かに待っていたのでした。

【はめつのおうこく】ドロカの正体と能力を解説

ここからは、『はめつのおうこく』のドロカの正体と能力について解説していきます!

ドロカの正体はドロウズ(愛の魔女)

ドロカの正体は、ドロウズと呼ばれる愛の魔女です。

ドロカの正体については、竜の魔女であるセピア・モルガンと予言の継人であるコーネリアス・ハオウとの会話の中で明らかになりました。

魔女は本来、能力が重複する者はおらず、作中に登場した魔女の様子からそれぞれの魔女が異なる能力を持っていると考えられます。

そのため、『はめつのおうこく』での愛の魔女は、本来ドロカしか存在していないはずなのです。

ドロカの正体ドロウズとは?

ドロカの正体として名前が登場したドロウズですが、その詳細については漫画原作8巻まででは明らかになっていません。

ただ、「ドロウズ」という複数形で表現されていることから、複数人の愛の魔女を指していると考えられます。

『はめつのおうこく』では2人の愛の魔女が登場しており、さらに『はめつのおうこく』とつながりのある作品で、作者であるyoruhashi先生の前作『剣の王国』でも愛の魔女が登場していました。

そして『剣の王国』での愛の魔女は、同じ世界線のアンサンブルバース(多重奏宇宙)で繋がった「別の世界」(パラレルワールド)への移動を可能としていたのです。

このことから、作中の世界ではアンサンブルバースでつながる複数の「別の世界」が存在しており、それぞれの世界に愛の魔女が存在していると考えられます。

さらに『剣の王国』と『はめつのおうこく』の2作品に登場した愛の魔女の名前が、すべて「draw」に関連していることをyoruhashi先生がTwitterに投稿していました。

このことから、「ドロウズ」=「draws」を意味していると考察します。

ドロカの能力は愛のスペル(魔法)

ドロカの能力は、愛のスペル(魔法)です。

漫画原作8巻までで、ドロカは愛のスペルを使ってマンドラゴラ(束縛)ナイトフォール(騎士化)という、2つの魔法を使用できることがわかっています。

マンドラゴラ(束縛)

愛のスペル・マンドラゴラは、人間の男性を惚れさせて操ることができる能力です。
この能力の対象者は男性のみで、女性には一切通用しません。
ただ、男性に対してその効果は絶対的で、対象者を自ら死に追いやることも可能という恐ろしい能力です。

ナイトフォール(騎士化)

愛のスペル・ナイトフォールは、対象者を騎士と変え姫であるドロカを守らせる能力です。
騎士となった者は暗示により、ドロカを守れるよう傷ついた身体は修復され、重力を超えて動くことが可能となり、魔力さえも無限に引き上げることができます。
そしてドロカが願えば、肉体に灼熱の炎を帯びるという人間離れしたことまでできてしまうのです。

ドロカは愛のスペルが嫌い?

ドロカは、自身の能力である愛のスペルを忌み嫌っています。

愛のスペルは対象者の感情や想いを無視して、その心を完全にドロカに向けさせてしまう魔法です。

そのため、アドニスに愛の魔法をかけたくはありませんでした。

ドロカは同じ魔女であったクロエがアドニスを愛し、アドニスもクロエに対して特別な感情を抱いており、その想いを大切にしていることを知っていました。

そのため、ドロカにとってアドニスに愛のスペルをかけることは、クロエとアドニスを裏切るような行為でありうしろめたさがあったのです。

【はめつのおうこく】ドロカの過去やアンドロメダとの関係性

ここからは、『はめつのおうこく』のドロカの過去やアンドロメダとの関係性についても解説していきます!

ドロカが愛の魔法を虐げられた過去

ドロカには、仲間である魔女たちに愛の魔法を虐げられた過去がありました。

魔法によって様々な能力を発揮できる魔女にとっては、人間の男性を操れる魔法など意味のないものだったのです。

そのため、ドロカは他の魔女たちから愛の魔法について、

  • 卑猥
  • 気持ち悪い
  • ヤリマン魔法
  • 不潔
  • 不純な魔法

などと虐げられていました。

ドロカの愛の魔法は魔女たちの間では卑しい魔法であり、人間たちにその魔法の存在さえも知られたくない魔女の汚点とまで言われていたのです。

そのような過去の経験から、ドロカは愛のスペルを使用することを躊躇し、常に必死で清くあろうとしていたのでした。

ドロカとアンドロメダは同じスペルを使う

漫画原作3巻16話でリディア帝国・23代皇帝の王妃アンドロメダが愛のスペル・マンドラゴラを使用したことで、ドロカとアンドロメダが同じ愛の魔法を使用することが明らかとなります。

前述しましたが、本来それぞれの魔女は異なる能力を持っていると考えられ、『はめつのおうこく』という同じ世界に同じ愛のスペルを使う魔女が2人以上存在するはずはないのです。

しかし、ドロカとアンドロメダの正体であるドロテーアが、同じ愛のスペルを使う愛の魔女であるのはなぜなのでしょうか?

ドロカとアンドロメダは同じ存在

ドロカとアンドロメダは、「別の世界」を生きる同じ存在です。

前述していますが、作中の世界にはアンサンブルバースでつながる複数の「別の世界」が存在しており、それぞれの「別の世界」には同じ存在がいてそれぞれの人生を歩んでいます。

そして、アンドロメダの正体であるドロテーアは、『剣の王国』からアンサンブルバースを越えて『はめつのおうこく』の世界に来た存在であると考察しています。

ドロテーアとドロカという2人の魔女が同じ愛のスペルを使えるのは、『剣の王国』のドロテーアと『はめつのおうこく』のドロカが「別の世界」を生きる同じ存在であるからです。

このことについては「別の世界」から来たドロテーアはもちろん知っていたことですが、『はめつのおうこく』の世界で魔女として誕生したドロカは、アンサンブルバースの存在やアンサンブルバースでつながる複数の「別の世界」の存在も知らないと思われます。

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まとめ

この記事では、『はめつのおうこく』のドロカの正体は何者なのか、能力・過去やアンドロメダとの関係性についても解説してきました。

『はめつのおうこく』のドロカとは?

  • ドロカは『はめつのおうこく』のヒロインで、リディア帝国の捕虜収容所で奴隷として収容されていた少女。
  • 彼女は他人のために自己犠牲を厭わない、心優しい性格を持っている。

ドロカの正体の謎

  • 最初は奴隷として登場したドロカですが、正体は皆殺しにされたはずの魔女である。
  • ドロカは魔女クロエを蘇らせる計画のためにリディア帝国に潜入していた。

ドロカの正体と能力

  • ドロカの正体は「ドロウズ」と呼ばれる愛の魔女で、愛のスペルを使用する能力を持つ。
  • ドロカの愛のスペルには「マンドラゴラ(束縛)」と「ナイトフォール(騎士化)」の2つの魔法がある。
  • ドロカは愛のスペルを使うことを嫌がり、アドニスに対しても躊躇していた。

ドロカとアンドロメダ(ドロテーア)の関係性

  • ドロカとアンドロメダは同じ愛のスペルを使用する魔女である。
  • 両者は「別の世界」を生きる同じ存在であり、アンドロメダの正体であるドロテーアが『剣の王国』からアンサンブルバースを越えて『はめつのおうこく』の世界に来た存在であると考察されている。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

コメント

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