『はめつのおうこく』の主人公の少年アドニス。
アドニスは魔法を使うことができない人間でありながらも、魔法で様々な能力が使えたことで脅威レベルSS指定永年幽閉指定人物として厳重に捕らえられていました。
そんなアドニスの魔法での能力とはどの様なものがあるのでしょうか?
この記事では、『はめつのおうこく』のアドニスの魔法・能力を一覧で解説し、クイルを創った人物についてもまとめていきます!
【はめつのおうこく】アドニスとは?
まずは、『はめつのおうこく』のアドニスというキャラクターについて解説していきます!
アドニスの基本情報
アドニスは、『はめつのおうこく』の主人公の少年です。
もともとは孤児でしたが、魔女のクロエ・モルガンに拾われて育てられました。
アドニスにとってクロエは親代わりであり、魔法の師匠でもあるとても大切な存在で、彼女のことを愛していたのです。
アドニスとクロエの過去
アドニスとクロエには辛い別れの過去があります。
物語開始時点よりも10年前、リディア帝国で魔女狩りが行われていた頃、アドニスとクロエは魔女に寛容な国を見つけるため国境を目指してソルサビア地方を旅していました。
しかし、国境警備隊に見つかってしまったアドニスとクロエは、遠距離間の物理転送術によってリディア帝国の皇帝ゲーテの元へと転送されてしまいます。
人間たちの前で抵抗するアドニスとクロエでしたが、アドニスは兵士に取り押さえられクロエは魔法光子抑制装置SDAM-2によって魔法を消滅させられてしまったのです。
その状況に氷の魔女として恐れられてきたクロエでさえも為す術がなく、そのままクロエはアドニスの目の前で頬を銃で撃たれた後に全身をズタズタに撃ち抜かれ、最後には首を切断されて殺されてしまいました。
このことがきっかけで、アドニスは人間に対して強い復讐心を抱くこととなったのです。
アドニスのクイルを創った人物は?
アドニスのクイル(羽根筆)を創った人物はクロエです。
このクイルはクロエの特別製で、クロエがアドニスのためだけに創ったものでした。
そのため、アドニスが持っていたクイルは世界に唯一のものであり、クロエが死亡した後には新たなクイルを作れる魔女は存在していません。
【はめつのおうこく】アドニスの魔法・能力一覧まとめ
ここからは、『はめつのおうこく』のアドニスがクイルを使って使うことのできる魔法・能力を一覧でまとめていきます!
アドニスの魔法は記述式召喚魔法
アドニスの魔法は、記述式召喚魔法(きじゅつしきしょうかんまほう)といいます。
記述式召喚魔法は、魔女ではない者が魔法を操ることができる唯一の術です。
アドニスが記述式召喚魔法を会得するには、魔法のメカニズムを理解し体系化し、特殊なクイルを用いて数式化する必要がありました。
そのため、本来、記述式召喚魔法の会得は用意ではなく、クロエという最高の魔法の師匠に恵まれたアドニスだからこそこの魔法を習得することができたのです。
『はめつのおうこく』の漫画原作8巻まででは、クイルもアドニス保有の1つしかないうえ、記述式召喚魔法を使える人間はアドニス以外に登場していません。
記述式召喚魔法の能力一覧
ここでは、アドニスが記述式召喚魔法で発動を可能とする能力について一覧でまとめていきます。
- 極大化(ガイン)
- 巨像兵(グランデ)
- バレットベル
- 反転(カインズ)
- 極大反転(ガインス)
- 記憶召喚
- 巨聖剣(カリバーン)
- 音声変換(パラボイス)
- 光源(エンライトン)
- 終の電磁波(ついのバルス)
- 銀細工師の剣(ネオ・レイピア)
- 鉄腕(メタ)
- 業魔の尾紐(グレイプニル)
- 狂弾(キャノンボール)
- 羽根筆刃(クインブレード)
- はめつの式 絶対零度
- 鎧化式(がいかしき)女神の鎧(ヴィーナスクロス)
アドニスが記述式召喚魔法として、作中で使用するそれぞれの能力の詳細については後述していきます。
【はめつのおうこく】アドニスの能力を一覧で解説
ここからは、『はめつのおうこく』のアドニスの能力を一覧で解説していきます!
極大化(ガイン)
極大化(ガイン)は、存在しているものを限界点まで大きくする能力です。
アドニスが極大化(ガイン)の能力を発動させて拳銃を放つと、その放たれた銃弾は街に建っていたビスの幅と比較してやや小さい程度の大きさにまで極大化していました。
極大化(ガイン)では、元の物体の能力はそのままにサイズだけを極大化することが可能です。
巨像兵(グランデ)
巨像兵(グランデ)は、地中からビルをも超える巨大な兵士を召喚する能力です。
アドニスはこの巨大な兵士を自身が思うまま操ることができ、生身の人間に対してはほぼ無敵といえます。
しかし、巨像兵(グランデ)の身体を粉砕するほどの爆撃に対しては対抗するすべはなく、巨像兵(グランデ)の身体が粉砕すると同時にその能力は停止してしまうようです。
バレットベル
バレットベルは、ガトリングガンを召喚する能力です。
アドニスはバレットベルで両手に2丁のガトリングガンを同時に召喚し、人間たちに連続射撃を浴びせていました。
反転(カインズ)
反転(カインズ)は、銃弾の軌道を反転させる能力です。
反転(カインズ)では同時に複数の弾丸に対して軌道を反転させることができます。
そのため、アドニスは複数人から銃を向けられた際に反転(カインズ)発動させて、その銃弾を全て銃弾を放った人物の方向へと返していました。
また、反転する銃弾をアドニスが目視できているかどうかは無関係で、反転(カインズ)の発動中であればたとえ不意打ちでも軌道を反転させることができます。
極大反転(ガインス)
極大反転(ガインス)は、反転(カインズ)と極大化(ガイン)を同時に発動させる能力です。
アドニスは、極大反転(ガインス)を発動させることで自分に向けて飛んできた銃弾の軌道を反転させ、その直後にその銃弾を限界点まで大きくしてから放つことができます。
記憶召喚・切換(リブレイス)
記憶召喚は、記憶をはっきりした姿・形に具象する能力です。
本来記憶を他人が見ることはできませんが、記憶召喚によって召喚された記憶は映像のように見ることができます。
アドニスが記憶召喚で召喚できるのは自分の記憶だけでなく、他人の記憶もその人物の意志とは関係なく召喚させることが可能です。
また、記憶召喚の途中で切換(リブレイス)を発動させることで、継続されていた記憶召喚を一度切断して対象者を別の者に変えることもできます。
巨聖剣(カリバーン)
巨聖剣(カリバーン)は、巨大な聖剣を召喚する能力です。
巨大な聖剣は天より出現し、対象にそのまま突き刺さります。
巨聖剣(カリバーン)での攻撃可能時間は短く、攻撃後は自然に消滅してしまうようです。
音声変換(パラボイス)
音声変換(パラボイス)は、アドニスの声を他人の声色に変換する能力です。
この能力ではアドニスの声が魔法により変換されるため、声だけでは実際にはアドニスが話している声であることを認識することはできません。
これは機械に対しても同様で、音声変換(パラボイス)を使用すれば他人に成り代わって端末などの音声認識を突破することもできてしまいます。
光源(エンライトン)
光源(エンライトン)は、自ら光を発する蝶を召喚して光源とする能力です。
あくまでも暗闇などで光源と必要とする時に使用される能力で、戦闘に使用する能力ではありません。
終の電磁波(ついのバルス)
終の電磁波(ついのバルス)は、電磁波を発生させて機械の機能を永久に停止させる能力です。
アドニスは、電磁波によって機器を破壊(ショート)させたり、誤動作(ダウン)させる効果を利用して、自身が作った即席のEMPの機械を用いて終の電磁波(ついのバルス)を発動させていました。
それにより、性的玩具として使われ放置された可哀想な亡国マムタの機械人形(マ―ドア)達を慈悲殺によって救ったのです。
銀細工師の剣(ネオ・レイピア)
銀細工師の剣(ネオ・レイピア)は、鋼鉄をも貫通するレイピアを召喚する能力です。
魔蝶(セファル)の数式を纏って召喚された銀細工師の剣(ネオ・レイピア)は、不壊(ふえ)の魔剣と称されています。
アドニスは、召喚した銀細工師の剣(ネオ・レイピア)をドロカに受け取らせて使用させていました。
鉄腕(メタ)
鉄腕(メタ)は、首から肩と手までを覆う鉄製の防具型武器を召喚する能力です。
見た目は鉄製の鎧の様な形状ですが、実際には着用したアドニスの手腕による攻撃を強化する役目を果たします。
業魔の尾紐(グレイプニル)
業魔の尾紐(グレイプニル)は、尾のような形状をした紐状のものを複数召喚する能力です。
アドニスはこの業魔の尾紐(グレイプニル)を自由に操ることができ、さらに応用形態・狂弾(キャノンボール)によって球場に変化させて対象を攻撃することも可能としています。
羽根筆刃(クインブレード)
羽根筆刃(クインブレード)は、クイルの筆先から刃を出現させる能力です。
その刃が届く範囲は非常に広く、建物でさえも切断できる鋭い切れ味をもっています。
はめつの式 絶対零度
はめつの式絶対零度は、地球上で最も低い温度によって絶対的な破壊に導く能力です。
はめつの式絶対零度では、術者さえも凍らせてしまうほどの超低温によって、建物などを含む発動させた周囲の全てのものを凍らせて破壊することができます。
絶対零度はかつて魔女クロエが百年の干ばつを鎮めた魔法であり、アドニスはこの魔法を使用するのは「誰かを守るとき」だとクロエと約束していたのでした。
鎧化式(がいかしき)女神の鎧(ヴィーナスクロス)
鎧化式(がいかしき)女神の鎧(ヴィーナスクロス)は、女性に対して鎧を纏わせる能力です。
アドニスははめつの式絶対零度を発動した直後に、鎧化式(がいかしき)女神の鎧(ヴィーナスクロス)をドロカを対象に使用しました。
これにより、ドロカは絶対零度が発動した状況においてあたたかい鎧を纏うことで、アドニスとともに戦闘で生き残ったのです。
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まとめ
この記事では、『はめつのおうこく』のアドニスの魔法・能力を一覧で解説し、クイルを創った人物についてもまとめてきました。
アドニスのクイルを創った人物はクロエ
- クロエがアドニスのために特別に作ったクイル(羽根筆)。
- クイルは世界に唯一のもので、クロエの死後に新たなクイルを作れる魔女は存在しない。
アドニスの魔法は記述式召喚魔法
- 記述式召喚魔法は魔女ではない者が魔法を操る唯一の術。
- アドニスはクロエの指導でこの魔法を習得。
アドニスの記述式召喚魔法の能力一覧
- 極大化(ガイン)
- 巨像兵(グランデ)
- バレットベル
- 反転(カインズ)
- 極大反転(ガインス)
- 記憶召喚
- 巨聖剣(カリバーン)
- 音声変換(パラボイス)
- 光源(エンライトン)
- 終の電磁波(ついのバルス)
- 銀細工師の剣(ネオ・レイピア)
- 鉄腕(メタ)
- 業魔の尾紐(グレイプニル)
- 狂弾(キャノンボール)
- 羽根筆刃(クインブレード)
- はめつの式 絶対零度
- 鎧化式(がいかしき)女神の鎧(ヴィーナスクロス)
アドニスの記述式召喚魔法は多彩で、それぞれの能力は独自の特徴を持つ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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